11/4 はちゃめちゃNY珍道中−その17−
このどちゃ降りの中、
たとえすぐそこと言っても、
傘なしでは、キツイものがある。
とりあえず、号令をかけ、
全員集合。
対策を練ることにした。
隊員は、全部で4人。
そのうち、ボクと母(実)が折りたたみ傘を持っている。
「人が4人で、傘が2本か…」
何だか川渡しのクイズみたいである。
問題。
ボク、兄(実)、母(実)、なっち(仮)の4人は、
どちゃ降りの中、交差点の向こうにある銀行に行きたいのです。
ところが、残念なことに折りたたみ傘は、大小2本しかありません。
ボクと兄(実)は、どちらも身体が大きいので、
2人で同じ傘には入れないし、
小さい傘には、1人で入るのがやっとです。
さらに、母(実)をどちら側かに、
1人で待たせることも、できません。
ふらふら〜っと、
どっかに行ってしまいます。
おぉ、第1問から、
なかなか難しいじゃねぇか。
○○大学△△研究室、
「倉庫番」チャンピョンのボクとしては、
この手の問題は、大得意。
さっそく、マヂソン・スクエアの壁に逆立ちして、
ハッチャク考え中のポーズをとる。
う〜ん…。
ヒラメイタ!
まず、兄(実)となっち(仮)が、
大きい傘を使って、向こう側に行く。
なっち(仮)を置いて、兄(実)が戻ってくる。
次ぎに、兄(実)と母(実)が、
大きい傘を使って、ボクが小さい傘を使って、
向こう側に行く。
めでたし、めでたし。
わーい、出来たぁ〜。
チョー感動ぉ〜。
『この喜びを、誰に伝えたいですか?』
もちろん、田舎にいる母です。
そう思って、その提案としようとすると、
母(実)は、こうのたまった。
お母さんは、なっち(仮)と行くから、
あんたら、2人で行きな。
ががーん。
そんなもんである。
ドラ息子2人、仲良く雨に濡れたとさ。
おしまい。