1/2 はちゃめちゃNY珍道中−その34−
ふぅ〜。
20部屋くらいを、ぐるぐる廻って、
ようやく、最初のエリアを見終わった。
一部屋につき、10点ぐらい展示してあったから、
ざっと考えても、200点近く鑑賞したことになる。
各部屋の中央には、
休憩用の長椅子が用意されていたのだが、
ボクは、殆ど立ちっぱなしであった。
この状況では、目がショボショボ、
足がボーになっても全然おかしくないのだが、
何故か、耳が一番疲れた。
なぜだろう?
なぜかしら?
何はともあれ、ランチを兼ねて休憩しよう。
もちろん、反対する人は居ないので、
ダッシュでレストランへ向かった。
時計は、もうすぐ2時を指そうとしている。
さすがに、この時間なら込んでないだろうと思って行ったら、
大名行列。
したぁ〜にぃ〜、したぁ〜にぃ〜。
20分くらいして、
やっとこさメニューが読める位置に。
はて、何にする?
『何があるの?』と、母(実)。
入り口のメニューを見てみると、
ナントカのグリルだの、
カントカのソテーだの。
『えー、そんなの食べたくない。』
…。
そ、そうでございますか。
パ、パスタもあるよ。
などと、言ってる間に列が流れて、
粋のイイお兄ちゃんが目の前に。
ヤ、ヤバッ。
母(実)の注文が決まってないまま、
真っ青になりながら、オーダーをする。
まぁ、目の前に料理が並んでるから、
この間に、決まるだろう。
え〜っと。
じゃぁ、「本日のパスタ」で。
(どうか、注文が決まってますように。)
ハイ、パスタ。
じゃあ、お次の人は?
「ち、注文、決まった?」
『う〜んと、お母さんねぇ、』
『パンと牛乳でいいや。』
は?
パ、パンと、ぎゅ、牛乳?
早弁しちゃった、高校生じゃないんだから…。
そこはデリ形式で、目の前にイロイロ料理がある。
ボクは、てっきり、目の前のどれかを
指差してくれると思いこんでいた。
華麗なる、裏切り。
予想もつかない回答に、
頭真っ白な、ボク。
「早くしてよ」って顔してたアンチャンに、
…そのまま伝えてしまった。
みるみるうちに、アンチャンの顔が曇ってくる。
トレーの上に、パンがひとつ。
なんとも言えない、オ〜ラが漂っている。
そこに偶然、なっち(仮)が頼んだ、
おいしそ〜なスープが、
母(実)の目の前を通り過ぎて行った。
「そのスープ、もう一つ!」
やっぱ、スープぐらいないとネ。