2/12 想像してください

この日ボクは、むちゃくちゃアメリカンであった。

どのくらいアメリカンかというと、

斎藤洋美くらい。

仕事から帰ってきて、

ス〜パ〜に買い物に行く途中、

すれ違う若者に、

Hey, guys!

身体にワルそぅ〜な缶詰たちと、

賞味期限が、

ジュラ紀ぐらいに切れてしまっている、

冷凍食品の山。

さらには、コレでもかっ!

って感じのジャンクフードたち。

コレがアメリカだ。

と言わんばかりの買いっぷり。

それを、むりやり紙袋に詰められて、

ほらよっ。

Woops。

めちゃ重。

いつもは車で行くのだが、

この日に限って、歩いて来ていたボク。

紙袋を抱えてノシノシ歩き、

てっぺんからは、

ポテトチップスが顔を覗かせている。

すっかりアメリカかぶれー。

っもう、ノリノリである。

途中、駐車場に停めてあるオンボロ車からは、

Hip Hopが流れてくる。

乗ってるアンチャン達は、

チョーごきげん。

EAST END × YURIのように、

両手ぶらり&ユッサしている。

ボクもつられて、リズムをとるのだが、

両手は、買い物袋であいにく塞がっている。

それでも、HipでHopなソゥルは押さえられない。

自然と、音楽に合わせ、

うなずくように首を振って、

リズムを刻んでいる。

そんなボクに気が付いたのか、

車のアンチャン達が、

ボクを指差し笑っている。

「ヘィ、ブラザー。みて見ろよ。
あの日本人、なんかノッてねぇ?」

『あはは、ホントだ
でも、なんだあのノリは?
あれで、ノッてるつもりか?
アゴを突き出してるだけじゃねぇか。』

「でも、本人はだいぶ成りきってる感じだぜ。」

『俺、日本に行ったことあるから
ああゆうの、何てゆーか知ってるぜ。』

「何てんだ?」

はとサブレー。

 

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