8/3 Key West Vacation Vol.12

チェックインを済ませたボクたちは、

早速、部屋に向かった。

ピッ。

カードを差込み、鍵を開ける。

ガチャッ。

ドアを開けると、そこには、

南国チックな柄に身を包んだ、

小洒落たリビングが、

ででーん。

おぉ、すげぇ。

いいじゃん、いいじゃん、いい感じじゃん。

あれ?

なんかオカシイよ。

南国は、南国なんだけど、

素敵は、素敵なんだけど、

ベッドがないよ、この部屋。

文句言ってくるっ!

と、飛び出しそうになった

ボクの腕をガッチリ掴んだまる子。

「ベッドは隣の部屋にあるのっ!」

えぇ〜?隣なのぉ〜?

部屋を間違えたのかっ!

と、やっぱり飛び出しそうになった

ボクの腕をガッチリ掴んだまる子。

「部屋はあってるって!
ここには、リビングとベッドルームの
両方が付いてるのっ!」

「だって、スウィ〜トだもん。」

な、なにぃ〜!

そんな高級な部屋に泊れる訳がない。

ルームチェンジをっ!

と、またまた飛び出しそうになった

ボクの腕をガッチリ掴んだまる子。

「チェンジしたって無駄っ!
ここは、全室スウィ〜トだからっ!」

へっ?

全室スウィ〜ト?

おかしな話だ。

だって、ここにはいくつ部屋があると

思ってるんだ?

ざっと見ただけでも、

100室はユウにあるだろうよ。

それがよ、

それが全部、

最上階の部屋ってことは
ねーだろよ、オイ!

「最上階?」

「ここは一階だよ。」

だろっ?

だから、全室スウィ〜トなんてことは、

ありえんのだよ、チミ。

第一、全室最上階ってことは、

あれよ、いわゆる、

平屋って奴よ。

「何をこの人は言ってるのだろう…」

そうゆー目をしたまる子が、

くちゃくちゃの

ミニクイズを広げた。

「ねぇ、なんでスウィ〜トていうか知ってる?」

あたぼうよ。

最上階にあって、高級だから
(ほら、新婚さんとか、リッチなカップルとか、
甘いハッピィ〜な生活を送ってる人たち専用って感じのね。)

に決まってるジャン。

長い沈黙のあとのポツリ。

「本気で言ってる?」

はたぼうよ。

「あのね、居間と寝室が一続きになってるから、
スゥイート(Suite)なの。」

え?

 

 

甘いお部屋ではないのですカ?

「あたぼうよ。」

じゃあ、じゃあ、

スウィ〜ト・コーンってのは、

コーン in the 数珠順列

ってこと?

「そっちは、sweetだっちゅーのっ!」

 

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