DREAMS COME TRUE.
10年後に何をしていたい?
28才のあたしはどうなっているんだろう。
未来の事は解らないし、もしかしたらこの世界にいないかも知れない。
でも最近、いくつかのビジョンが見えてきた。
誰もが小さい頃から抱いている、夢というビジョン。
SCENE1:
すごい歓声と熱気。
高まる緊張感と高揚を抑え、ステージに上がる。
身体を心地よいリズムの波にのせ、あたしは歌う。
会場はもはや一つの生き物になり、一晩中踊り狂うのだ。
一つの夢としてはLOVE☆FLAVORでデビュウすること。
Tすけと一緒にステージに上がる事はできなかったけど、
彼が巡り合わせてくれた今の大切な仲間と一緒に。
すごく努力しなくてはならないだろう。
でも、きっと彼はどこかで見ていてくれているよね。
世界を変えられる、そんなバンドになりたい。
SCENE2:
ディスプレイには美味しそうなケイク。
あちこちに置かれたあたし好みのテーブル、ソファ、照明...。
オーディオスペースにはデッドベアが並び、
ロックからクラシックまで時間帯によって様々な音楽が店内に流れる。
ガラス張りのブックシェルフには様々なジャンルの本が並べられ、
いつでも読むことができる。
キッチンからはチキンの香ばしい匂い、焼きたてのパンの香り、
泡立てミルクとキャラメルクリーム、チョコスティックを添えたコーヒーの匂い...。
野菜をたっぷり使ったヘルシーなイタリアンから、どこかほっとする和食まで、
スタッフが美味しいと思ったものは何でもメニューにある。
食器やインテリアもスタッフの感性でセレクトしてきた素敵なものばかり。
都会の忙しさからすこし抜け出して、一つの居場所として人々が集まる、
そんなカフェをオープンさせたいと思う。
SCENE:3
日当たりのいいアパート。ヴェランダには花やハーブが植えてある。
日曜の朝目を覚ますとまだ眠っている大好きな旦那さんと赤ちゃんが目に入ってくる。
炊きたてのご飯とお味噌汁と煮物の朝ご飯をすませてから、
3人で公園にお散歩をしに出掛け、のんびりと持参のサンドイッチでランチ。
帰りに夕食の買い物をしたついでに映画を借りてきて、
夕食のあと、子供が寝ついてから二人でそれを見て、おやすみのキスをする。
平日は仕事で忙しくてなかなかロマンチックにはなれないけれど、
休日だけはこうして愛を深める。
こんなドラマ仕立ての生活は難しいかもしれないけれど、
いつまでも恋人同士の気持ちを忘れないで旦那さんと家庭を築きたい。
目覚めると傍に好きな人がいるその瞬間が好き。
10年後に限らずもっともっと先の事でも理想はある。
旦那さんが仕事をしなくなって子供も自立したら、
夫婦で自然に近い所に小さな家を建てて住む。
庭で野菜を育ててそばを打ったり、写真を本格的に始めたり。
時には旅行に出掛けて世界を飛び回ったりもいいな。
あるいはごく近所の方や顔なじみが集まるちょっとしたスペースをつくって、
自慢のご飯やすいーつをごちそうするカフェを開いて、
自家製のジャムや焼きたてのパンやクッキーを売るのもいい。
いつまでも二人で仲良く、毎日に何らかの幸せをつくり、みつけて過ごしたい。
現実はきっともっとシビアで切ないものだろう。
そう言われるだろうし、本当にそうなのかも知れない。
でも、自分がやりたい事や理想を明確にしていくことで、
前を向いて進んでいく。小さな夢のかけらでも見つけられれば、
それを頼りに生きていく事ができると思う。
現実を見つめる事も大事だけど、
いくつになっても夢を持つということは、つまり生きることだと思う。
夢を叶えるには沢山の時間と努力が必要だけど、
きっとそれはその時にしか出来ないはず。
叶うか解らない夢の為に苦労するのは馬鹿らしい?
たとえ叶わなくても、それは自分の知識と経験になって残るもの。
その過程には沢山の人が関っている筈。
何も考えずにがむしゃらに生きるのは止めて、
自分の心を見つめ、その先にある何かを掴んでみると、
生きる意味が見いだせるのではないかと思う今日この頃である。