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この雨に溶けて流れていきたい わたしの全てが無になってしまえばいいのに どうしてこのからだは雨に流れずに こんなにも現実にしがみついているのだろう ふと思った放課後 |
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駅のプラットホーム なかなか来ない電車を一人待ってる かすかに流れたクラシック この軽やかな音にのって闇空に舞上がって行きたい 愛しい人が手をとって |
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雲もなくて 月も出てない夜 いつもよりたくさんの星たちが歌っている 今からどこかに向かって落ちるかのように 星の氷粒が散らばっている夜空 冷たい夜空 地面も冷たい 一つの星が今すばやく動いた |
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少しおしゃれして電車に乗った 何もすることはない ふと見上げた向かい窓 白いだけの雪が降り積もっていく 横には空席 誰も座る予定はない 電車は止まり 人々は去っていってしまった |
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極寒の大地に名も知らぬ草の葉がカサカサと音をたてる 上弦の月が光々としている 寒空の中、行くか帰るか問いた 彼女は帰ると言った わたしは帰り道を歩いた 彼女はついてこなかった わたしはその場で立ち止まった |
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いつもは夜中に帰っていた道を 今日は早めに帰っていた まだ4時なのに まだ日が出ているのに 身を刺すような寒い風がふいている もっとあったかいと思っていたのにな |
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熱い 周りは人混み 人の喋り声さえ暑苦しく感じる アイスを持った人がいる アイスはいいが人は削除したくなる 全ての人という存在が暑苦しい 息苦しくなる わたしを救い出してくれるのは、何? |
