みかん

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日本からみかんがカナダに輸入されたのは、1880年代の終わり、100年以上も前の事です。カナダに移民してきた日本人が故郷の冬をしのぶために輸入されたようですが、以来、みかんは、クリスマスの風物としてカナダで親しまれています。
一般的には、マンダリンオレンジと呼ばれていますが、生産国によって、ジャパニーズマンダリンオレンジ、コリアンマンダリンオレンジ、チャイニーズマンダリンオレンジと・・ちょっと考えるとおかしくなってしまう名前がついています。

黄緑色の薄紙に一つずつ包まれて箱詰めされて売られているみかんは、ちょっとした高級品の呈があります。
夫が子供のころは、クリスマス前に、日本産の5ポンド(約2.2キロ)入りのみかんを一箱だけ買うのが習慣だったそうです。そんな理由で高いというイメージがあるらしく、韓国や中国産の9ポンド入りをちょくちょく私が買うのを見て、贅沢だ・・なんて言われる事がありました。

これはかなり時代錯誤(^^;)の発言で、韓国、中国産は、日本産のものに比べると、値段は半分、私が購入する約4キロ入りの箱は、一箱、7ドル前後、。この時期、果物は林檎を除いては高いので、カリフォルニア産のオレンジでも1キロ2ドルぐらいします。韓国や中国産のみかんは毎日ビタミンCの補給におやつ代わりに食べるには手ごろな値段。でも、子供のころの感覚は、なかなかぬけないものらしいです。
それは私も同様で、子供のころは、1日に何個も食べて、妹は手が黄色くなってしまったほど、冬の安い果物のイメージがあるので、日本産のみかんは「好きなだけ食べてもいいよ」・・と言える値段ではなくて、つい安い方に手が伸びてしまいます。

値段のほかに、味も微妙に違って、日本産のものは、皮が薄くて、甘く、果肉が柔らかくて口当たりはいいのですが、酸味が足りないなと思う私にとっては、韓国、中国産の方がおいしく感じるのです。
カナダでの消費量は、値段のせいか、中国産のみかんが、日本産のものの2倍と、群を抜いていますが、日本産のみかんの消費量だけを見てみると、日本を除けばカナダが一番だという事です。

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