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シリア

3月28日

ドバイの渋滞

14:10 ドバイ発のため、アブダビを10時半に出発。
ショッピングフェスティバルのためか、昼間のドバイは渋滞しているものなのか、WAFI あたりから Al Garhood Bridge の手前まで渋滞してしまい、1時間半でアブダビからドバイへたどり着くかと思ったのが、きっちり2時間かかってしまいました。そのうえ、背負子(リュックのように子供を背負うためのもの)と化粧ポーチを忘れたことに気が付き、空港で化粧品を一通りそろえるハメに。ランチは空港で、と思っていたのに、そんな時間はありませんでした。

Emirates の機内はガラガラ。添乗員がポラロイド写真を撮ってくれたり、おもちゃやお菓子をもらって、パルは大喜び。飛行機に乗るたびに大泣きしていたパルも、1歳半を過ぎた頃から気圧の変化とともに眠れるようになり、今では飛行機が大好きになりました。Emiratesの機内には、エコノミー席でも各席ごとにTVが付いていますが、なんと「はいからさんが通る(アニメ・アラビア語)」をやっていました。日本のアニメは、ほんとにたくさんアラビア語になっています。せめて英語でやってくれればいいのに。

シリア、ダマスカス、Fordoss Tower Hotel

15:20、ダマスカス着。
シリアは寒いと思っていたのに、アブダビと同じくらい(クーラーが効いていないので、それ以上に?)暑かった!冬物しか持ってきていないのに〜(でも後で役立ちました)。
荷物を乗せるカートが、50シリアポンド(=¥100)でした。

今日のホテル、Fordoss Tower Hotel は、HPがFLASHで作成されていて、見るからにかっこよさそうなホテルだったのに、思ったよりチンケなホテルでした(^^;
ダブルルームと値段に大差がなかったので、デラックスダブルルームにしてみましたが、違いは階が上なだけかな?って感じでした。シャワーのみ(バスタブなし)、部屋もそんなに広くなく、エアコンもあまり効いていません(←エアコン嫌いの私には良かったケド)。シリアは、タクシーは窓を開けて走っているし、ホテルもアブダビのようにエアコンギンギンではないので、私には良かった。ところが、これが大きな落とし穴でした。それは数日後に現れます。

エル ハミディエ スーク

少し休んでから、エル ハミディエ スークに行くことに。このダマスカスのスークは、アラブ世界でも特に大きく有名らしいです。シリア人曰く、ここで探して見つからないものは無い、そうで、ダマスカス最大のみどころのひとつ。

<スーク>
スーク

ホテルからタクシーで5分くらい、US$1。アブダビのスークと違い、歩いていると「ジャパニーズ?テーブルクロス安いよ、ちょっと見るだけ」と客引きの嵐。ちょっとこの積極性にひるんでしまった私たちでした。
スークの中は、洋服や下着、雑貨やみやげ物、鷹の剥製を売っている人もいます。途中のラクダ皮のカバン屋で、最初$30ちょっとだったものを$25で購入。そして、アイスクリーム屋へ。道行く人がアイスクリームをカップに入れて食べていたのを見て、ダマスカスのアイスを食べておいで、と言われていたのを思い出しました。中は結構広く、お客さんで混雑していて、みんながみんな、白いアイスクリームに砕いたピスタチオをかけた、同じアイスを食べています。作っているのはこの1種のみのようでした。このアイス、すごーく濃くて、ネバネバしています。でも、適度な甘さでしつこくない。主人は、牧場で食べるミルキーなアイスの方がおいしいと言いますが、私はかなり気に入りました。

<アイスクリーム>
アイスクリーム
<緑色の実>
緑色の実

スークの外で緑色の実を売っている人がたくさんいました。なんだろうと思って味見させてもらうと、すっぱーい。白いものをかけていたので、砂糖かと思い付けてもらうと塩でした。うーん。砂糖をかければおいしそうなのに。この実の名前を聞きたかったのですが、言葉が通じませんでした・・・・

スークをひと通り見て、タクシーでホテルへ。スーク前にたまっているタクシーの運ちゃんの一人は、ホテルまで遠いからと100シリアポンド($2)を要求、来る時は$1で来たから、というと75シリアポンドになり、他のタクシーを探すからいい、と断わると$1で行ってくれることになりました。ホテルでは、Max$1と言われていたので、これでもまだ高いのではないかと思います。

ダマスカス市内は、タクシーの排気ガス、たばこの煙等で、すごーく空気が悪いです。最近調子良かったパルの喘息が、悪化しそうでちょっと気になりました。マスクを持参するんだったなー。

夕食は、疲れたのでルームサービスですませました。


3月29日

パルミラ、ゼノビアホテルへタクシーで移動

時差のため、7時前に起床。朝食は、アラビックのビュッフェでした。パルはオリーブだとかホブス(アラビックパン)が好きなので、この世界でも生きていけます。
今日はパルミラへ移動する日。ホテルにタクシーを頼むと、$75とのことでした。ずいぶん高いな、と思ったら、その辺のタクシーよりいい車だから、との答えでしたが、実際乗った車はそんなに変わらず、エアコンなし、窓全開。アブダビを出るときから風邪をひいていたパルは、時々咳をしてちょっと苦しそう。街中は本当に空気が悪いのです。

最初少しだけ走った高速道路は快適な道でしたが、高速をおりた後はちょっとガタガタしている舗装道路でした。タクシーはそこを120kmくらいですっ飛ばして行きます。途中バグダットカフェというレストハウスに寄りました。ここは、パルミラへ向う観光バスの休憩所にもなっているらしく、旅行者がたくさんいました。パルミラまで約2時間半。

<ゼノビアホテル>
ゼノビアホテル
   <バールシャミン神殿>
バールシャミン神殿

私たちが泊まるゼノビアホテルは、パルミラの遺跡の中に建っているホテルです。目の前に、バールシャミン神殿が建ち、ホテルのレストラン(外)に置いてあるテーブルも、遺跡の柱を切り取ったようなかんじ。このホテルの下にも、遺跡はつづいているそうです。よくこんなところにホテルが建てられたなー、と感心してしまいます。部屋は、ガイドブックに書いてあったとおり確かに広かったけれど、シャワーのみ、冷蔵庫なし。TVは持ってきてくれました(要求したわけではない)。

昼食をホテルのレストランで。ほとんどアラビア料理中心のメニューでした。私の好きな、ファットーシュ(揚げたアラビックパンが入っているサラダ)とクッベ(アラビア風ハンバーグ(?))があります。でもパルが好きなタッブーレ(イタリアンパセリやミント等をみじん切りにしたサラダ)がありません。

ミュージアム見学

昼食後、歩いて500m位のところにある、ミュージアムに行きました。パルがあまり歩きたがらず、歩かせるのに苦労しました。この先、パルミラやヨルダンのペトラの遺跡めぐりを控えているのに、ぜんぜん歩いてくれないんじゃ先が思いやられます。と、ミュージアムの前に公園発見。パルは大はしゃぎでブランコとすべり台を往復しました。みんなの休暇だもんね、パルにも楽しんでもらわなきゃ。

パルが疲れてそうだったのと、なんとなく館内が煙たかった(お香&たばこ)ので、ミュージアム内はぱっと見る程度で済ませました。入場料一人300シリアポンド。入り口でポストカードやガイドブック等が売られていますが、その中に日本語の本 「パルミラの遺跡」(アドナン=ブンニ、ハレド=アル=アサド著 小玉新次郎訳  東京新聞出版局)を発見!明日の遺跡巡りに備えようと購入(500シリアポンド)しました。

帰りがけにまた公園で遊び、なかなか歩きたがらないパルをなだめすかしてホテルへ。17時からアラブ城にサンセットを見に行く予定にしていたため、少し休憩することにしました。が、なんとなくパルの様子がおかしい。お昼寝し始めたのですが、息が荒く、ぐずっています。これはちょっと連れ出すのは無理かな、と判断し、アラブ城行きはキャンセルしました。

<アラブ城>
アラブ城

アラブ城とは、山の上に建っているお城で、そこからパルミラ全体が見渡せるらしいです。
このアラブ城行きは、私たちがホテルのレストランで食事をしている時に、タクシードライバーが誘ったもので、最初500シリアポンドと言ってきました。もともと行く予定も無かったし、地球の歩き方'96年版には往復100シリアポンドと出ていたので、200シリアポンドじゃなきゃ行かない、と言っていたら、500→400→350とついに200まで値下げしました。200でもまだ高かったのかもしれません。といういきさつで行くことになったアラブ城でしたが、17時のドタキャンだったので、200は支払いました。

さて、夕食をレストランに食べに行くのが面倒だったのと、メニューは昼間と同じだと分かっていたので、ご飯を炊くことにしました。SANYOのラーメンポット、\7000くらい、去年日本に一時帰国したときに秋葉原で購入してきたものです。リゾート休暇でホテルの食事に飽きちゃった時とか、時差で寝過ごしてレストランが閉まっちゃった時とか、疲れていたり病気だったりする時に、1食分のラーメンあるいは、1合のご飯が炊けるすぐれもの。ゼノビアホテル滞在中、2日とも夕食は、ラーメンポットで炊いたご飯でした。

パルミラのドクター事情

さて、食事後、さらにパルの様子がおかしくなりました。自分で苦しーよーと言っているし、息遣いも荒い。以前喘息と診断されてから、聴診器を持ち歩いているのですが、胸の音を聞いてみると、大きな雑音が聞こえました。・・・・う、これはやばい。ここ数ヶ月調子良かったのに、出発前に風邪をひいていたところに、旅の疲れとダマスカスの空気の悪さが重なって、喘息発作を起こしているようです。木曜日20:30頃だったので、医者に見せに行くなら今かな(金曜日はイスラムの休日)、とホテルのレセプションに聞いてみると、すぐにタクシーを呼んでくれました。

パルミラの遺跡があるタドモルという町の中、スークらしき野菜を売っているところのそばにタクシーは停まりました。病院が無くダマスカスに戻る事態も予想していただけに、小さな診療所でしたがとってもありがたく、ドクターが一人いるだけでしたが、一通り設備も揃っていそうでした。ほとんど待たずに診察してもらうことができ、やはり喘息とのこと、吸入をしました。ドクターがタクシードライバーに指示して薬(抗生物質)を買ってきてくれました。喘息の薬は持参したものがあったので、それを使うよう指示されました。ドクターの診療代、300シリアポンド。本当にありがたかったので、すこし余計に払おうとしましたが、受け取りませんでした。タクシーの往復と薬代で750シリアポンド。これは高かったのか、相応の値段だったのか分かりません。


3月30日

パルミラ遺跡観光

翌日。パルミラ遺跡見物予定の日でしたが、パルを連れ回す訳にはいかないので、主人と交替で出かけることにしました。遺跡の真中にあるホテルだったので、気軽に出かけられてよかったです。先に出た主人は、アラブ人の頭(布+輪)になって帰ってきました。帽子を被っていかなかったため、ベル神殿前で100シリアポンドで購入したらしいです。すっかりお気に入りの様子。普段アラブ人と一緒に仕事しているんだから、そんなにめずらしいものでもないでしょうに、実は前から被ってみたかったのね、きっと。

<記念門>
記念門

さて、交替で私の番。歩き出すと、いろんな人が寄ってきます。「らくだのりませんかー」と日本語で話し掛けてくる人がたくさん!「日本人、友達、らくだ、ただだよ」だって。ほんとにただなのー?アブダビでたまにラクダに乗るから(その時はミーハーな旅行者と化すのだ)、ラクダ珍しく無い!と断わってやりました。「ラクダはラクダー(楽だー)」と言ってくるおじさんもたくさんいました。

まず、ベル神殿へ。入場料、300シリアポンド。事前の勉強不足で何を見るべきかよく分かって無かったので、適当に歩き回りました。20cmくらいはありそうなトカゲが何匹もいました。ベル神殿の向かいにある記念門をとおり、ローマ劇場、四面門を見て、バールシャミン神殿へ抜けてホテルへ戻ります。帽子は被っていたけど水を持参しなかったので(ホテルからすぐそこだったので、ほとんど手ぶらで出かけた)、クラクラしそうでした。

昼食はまたホテルのレストランでとり、お昼寝をして、気が付いたら夜でした(笑)。この夜もパルは苦しそうでしたが、金曜夜10時くらいだったこと、薬を飲ませていることから医者には連れて行きませんでした。


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