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3月31日
7時前起床。アブダビとの時差2時間は、私をめずらしく早起きにしてくれます。
今日は、ダマスカスへの移動の日。朝食時、他にもたくさんお客さんがいてびっくり。昨日は2組しかいなかったのに。キャンピングカーも続々と到着、みんなどこからやってくるのでしょう。オーストラリアから、シンガポールに渡ってやってきた、という人たちもいました。このままヨーロッパまで行くのでしょうか?いったいいくつ国境を越えてきたんでしょうね。
ダマスカスまでの道のり、直線で200km強、途中またバグダッドカフェで休憩してから、今日の宿泊先、ウマイヤドホテル(Omayad Hotel)へ。
ダマスカス初日に泊まったFardoss Tower Hotel も、Omayad Hotel も共に4つ星ホテルで、両ホテル間歩いて1分もかからないほど近所にあるのですが、Omayad Hotel の方が部屋も広く、バスタブも付いています。インターネット予約だと少し安くなって、105$→95$でした。エレベーターのドアが手開きだったり、レストランの入り口が外だったりちょっと?な点もありますが、おススメホテルだと思います。
さて、この日は昼食をホテルのレストランでとってから、そのまま部屋に戻り、夕食はシュワルマを買ってきて食べました。シリアのシュワルマは、アブダビのものと少し違い、最初にホブス(アラビックパン)に焦げ目が付くくらい焼いてから、肉や野菜を巻き、その後肉からしたたりおちた油をシュワルマに付けます。濃厚な味で美味しいのですが、油っこくてたくさんは食べられませんでした。大きさもシリアのものの方が大きかったです。1個35シリアポンド(=\70)。
4月1日
7:30に朝食を食べにエレベーターに乗ったら、今日からサマータイムと書いてありました。早起きしたつもりが既に8:30になっているということ。なんか1時間損した気分。パルは昨日も少し調子悪そうだったため、この先旅行を続けてもいいのかの確認も兼ねて、病院に行くことにしました。
ホテルのレセプションに小児科を紹介してもらいに行くと、「今日は日曜日だから・・・」とのこと。どうもクリスチャンのドクターを紹介してくれるつもりらしく、今日は休日だと言います。アブダビと違い、日曜が休日の人もいると知って、ちょっとびっくりでした。イスラムのドクターなら今日は平日だから、そちらを紹介してくれればいいのに、英語が通じないのかな、などと思っていると、先程のドクターに電話をしてくれて、11時に行くように言われました。
タクシーに降ろされたところにはお目当てのドクターの診療所が見あたらなかったので、道を歩いていた女性に聞くと、次のブロックまで連れて行ってくれました。どうもありがとう。シリア人は親切だ、と聞いていましたが、本当です。
さて、中に入ってみると個人の診療所といったかんじで、待合室に6、7組の親子が既に待っていました。11時にアポイントを取ったもの、と勝手に思っていた私はちょっとびっくり。アラビア語しか通じない受付でしたが、待っている人の中に英語が話せる女性がいて助けてくれました。
ところが、10分待っても20分待っても、治療が進んでいるようにはみえません。ドクターはまだ来ていないのかな?と、先ほどの英語が話せる女性に聞いてみると、ドクターはまだ来ていなくて、これから2時間程待たなければならないとのこと!みんな、病気の子供をかかえて今からそんなに待つつもりなんだ!ととても驚きました。時間があまり無いので帰ります、と受付の女性に告げて、私たちは一度ホテルに戻り、在シリア日本大使館医務官あてに電話をさせていただきました。大使館員のための医務官に私たち旅行者が電話をかけるのはちょっとためらわれましたが、海外生活していると大使館の医務官なら病院を紹介してくれるに違いない、と思い付いてしまうのです。
そして、Al Shammey Hospital を紹介していただきました。24時間の私立救急病院で、金額は高いけど見てもらえるとのこと。時刻は12時少し前だったけれど、ちょっと見てもらって吸入させてもらえれば、と思い、出かけました。
Al Shammey Hospital は、シェラトンホテルを山側に登ったところにあります。行ってみると、とても立派な病院で、受付も英語が通じました。パルが見てもらったドクターは、女性で、きれいな英語を話していました。そして、パルは喘息のためそのまま夜まで半日入院することになったのです。
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病室もこぎれいで、トイレ付きの個室。病室の窓から山が見えて眺めは良かったです。パルはお昼寝時以外はずっと吸入させられて、注射も打たれて、ちょっとぐずり気味。結局ランチは食べそこないましたが、夕方には食事を出してもらって食べました。入院手続き時に、デポジットとして10,000シリアポンドを要求されたので、トータルでいったいいくら請求されるのかちょっとドキドキしましたが(シリアポンドの手持ちが無かったので、ドルで支払いました。クレジットカードも使用可のようです)、最後に4,000ポンド戻ってきました。よって、6,000ポンド(=1万2千円=400DHSくらい)。アブダビで2回病院に通ったと思えば、こんなものでしょうか。
さて、この半日入院の間に、3時間もパルのお昼寝タイムがあったので、私はちょっと観光させていただきました。海外旅行中に一人で行動するのはこれが初めてだったのでちょっとドキドキでした。まず、病院前からタクシーに乗り、ウマイヤドモスクへ。「ツーリスト用チケットはこちら」という案内に従って行き、50シリアポンドでチケットを購入して、アバヤの代わりになるコート(これを着ると、ねずみ男のようになる)を借ります。こんなんなら、アバヤを買えば良かったなーとちょっと思いました。でも、女性の観光客は皆、このねずみ男着(色は茶色)を着ています。
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ウマイヤドモスクは、イスラム第4の聖地で、地元民も来ているでしょうけれど、イスラム諸国からはるばる来ている人も多そうでした。とても広く、寝ている人あり、お祈りしている人あり、そんな中をうろうろ歩き写真を撮ります。入り口でポリスらしき人に確認したらどこでも写真を撮っていいということでした。でも、ガイドブックにも書いてあったので、フラッシュは控えました(出来上がった写真は、真っ黒なものが多かった(^^; )。やっぱりイスラムの国って写真に気を使います。私はとにかく、いろいろな観光地でいちいち写真を撮っていいか確認していました。
その後、スーク ハミディエでオリーブ石鹸を購入。オリーブ石鹸はアブダビでも手にはいりますが、シリアのアレッポのものは質がいいとのこと。このスークで売られているのは果たしてアレッポのものと同じかどうか、おじさんはそうだ、といいますが本当かなぁ。そしてスークを抜けたところからホテルまで15〜20分くらい歩いて帰りました。アブダビとは全然違う街ですが、歩いている人たちに馴染みがあるので1人歩きしていてもあまり違和感がありません。そういえば、スークやパルミラ遺跡ではことごとく日本人と見破られさんざん日本語で話し掛けられたのに、シリア滞在中、一人も日本人に会いませんでした。
結局、ダマスカス観光はあまり出来ませんでしたが、私はこの一人歩きで満足できました。ホテルでパルに必要なもの(絵本や着替え等)をそろえ、タクシーで病院へ。最初ドクターは10時間入院と言っていたけれど、8時間ほどで退院できました。また、これからヨルダンに行くことを告げると、行っていいとのことでした。
ウマイヤドホテルは、お部屋はかなり良いですが、ホテルのサービスとしては今イチな気がします。たまたまだったのかもしれませんが、ドクターの紹介も今イチだったし、ドアマンが常に居るわけではないのか、タクシーは全部自分で捕まえたり、荷物も自分達で運んだりしました。アラビア語しか話せないタクシードライバーがいるので、タクシーに乗るときは常に行き先をホテルの人に英語とアラビア語で書いてもらっていました。
排気ガスとたばこの煙がただようダマスカスの街。翌日空港に行った時も、禁煙マークがついているにも関わらず空港職員が率先して(?)喫煙していました。
考えてみたら、パルは旅行先でいつも体調をくずしがちなのに、こういう場所を旅行先に選んでしまったことを後悔しました。もちろんシリアには見所が多いとは思いますが、体調を崩してホテルと病院の往復では意味がありません。こんな結果になってしまって、とても残念です。
喘息もちのお子さん連れには、ダマスカスの街中はおすすめできません。
また、シリア入国は荷物検査が厳しそうで、特に粉末は疑われると聞いていたので、日本で処方してもらった喘息予防薬(粉)はアブダビに置いてきてしまったのも敗因でした。実際は、「日本人?観光?行っていいよ」と荷物のチェックはされなかったので、持参するべきだったと思います。喘息発作時に飲む薬等持参したものはアブダビで購入した液体の薬です。
4月2日
8:30のフライトのため、6時にホテルを出発。ホテル側からは、6時半ホテル発でも間に合うよ、と言われていましたが、リコンファメーション時にロイヤルヨルダン航空側から2時間前に来るように言われていたため、ちゃんと早く出発したのに、空港についてもチェックインのカウンターがまだ決まっていませんでした。結局30分以上待たされ、出発1時間ちょっと前にはすでにボーディング開始し、15分くらい早く飛び立ちました。機内はガラガラ。40分くらいのフライト中に、軽食も配られました。
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