「説明」
(独り敬亭山に座す)
敬亭山は、安徽省宣城の北にある景勝の地。李白は53〜56歳のころ、しばしば宣城に遊んでいるので 、その間の作とみられる。
衆鳥 高く飛んで尽き
孤雲 独り去って閑なり。
相看て両つながら厭かざるは
只だ敬亭山有るのみ。
鳥たちは皆空高く飛んで行ってしまい、只一つ浮かんでいた雲も静かに流れ散った。いつまでも向き合っていて互いに 飽きないのは、敬亭山よ、おまえだけだ。