少年易老学難成

〔説明〕

この漢詩は、若者へもっと向上心を持てとの思いを詩に詠んだもので 朱子学の祖、朱熹が作った「偶成」という七言絶句の詩の一節です。

少年老い易く、学成り難し
一寸の光陰、軽んずべからず
未だ覚めず、池塘春草の夢
階前のご葉すでに秋声(ご葉;アオギリの葉)

前半の句は引用度の高い有名な言葉です。後半の句の意味は、池のほとりの春草の上でうつらうつらと夢を むさぼっていると、早くも秋風が吹き始めるように、いつまでも若いと油断していたら、たちまち老齢になってしまうという 人生への戒めです。