外国で暮らしてみれば・・・

「昔サンリオ、今ケンドーン」の巻き その2

(文:キョウコ・オーキーフ)

働く人たち・・・

サンリオの社長はすっごいワンマン。社内は絶対君主制。

気に入らない男性社員は即左遷されてしまうとういう、その外見からはちょっと想像のできない恐怖面のある会社だった。

子供のお客様には、自ら「いちごの王様」と名のり、当時の社長室は、家具がすべてイチゴの形、イチゴのパターンとうありさま。

その上、社長の机はすっぽりと巨大なイチゴの中に入っていた!!!

社員は、若い女性がすごく多いので、みんなおしゃれで社内結婚が多い、がしかし、社内不倫も多い(!)

加えて、社長の息子が、漫画に出てくるような、「親の七光り」のもとに、権力を振りかざすタイプ。

サンリオは、そのイメージと社内の実情に天と地ほどのひらきのある会社だったわけデアル。

一方のケンドーン。

ケンドーンの社長はもちろんKen Done。とってもパワフル。でも超庶民的で、フレンドリー。自分の方から社員に挨拶してくれるし、ユーモアもある。

本社の一番上の階にアトリエのスタジオがあり、4−5点の大きな絵を動じ進行でこなす、その集中力はすごい!!!

普段は絵の具だらけのTシャツに、ショーツだが、色々なところへ出かける用事があるので、突然スーツに着替えていたりする。

社長の雰囲気に合わせてか、社員の服装も、とってもカジュアル!

ケンドーンはファミリー会社で、「いとこ」とか「はとこ」なんていうのもけっこーいたりする。

ケンドーンには娘と息子がいるが、二人ともとっても賢く、スーパー謙虚。

性格もよく、頭もよく、どうしてこんな大金持ちの環境の元で、こんなに甘やかされずに育ったのかがとっても不思議・・・・。

 

サンリオとケンドーンのこの大きな差は、会社の差なのか、国民性の差なのか・・・・・・?

今日もシドニーで元気に働きながら、日本での会社員生活をふと思う今日この頃・・・。

 

つづく・・・