| 国際結婚私の場合 その1 シンガポール人編 | ||||
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第2話 夫婦別姓 (文:幸恵) |
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結婚するって名前が変わること.....なんて幼い頃には単純に考えていた。女の子はゆくゆく名前が変わるから親の苗字と余りにもマッチしていてもお嫁に行けなくなるなんて事を聞いたことも有る.....。 私は結構結婚するのが遅かった方である。おまけに苗字は結婚後も変えていない。親のつけてくれた名前が余りにもぴったりとしていたからだろうか...?? 結婚登録所で証明書を貰った後、私は日本大使館を訪れた。結婚届を出し、名前を改め、私の戸籍を両親のもとから離す手続きをするためである。 シンガポールに来る前は、シンガポールサイドで結婚はしても、日本大使館には届を出さないで、もしもの時には戸籍が汚れていない状態で日本に戻れる様に、日本の戸籍は独身でいようかとちょっと姑息な事も考えていた。しかしである.....私は結婚するのが遅かったのだ(何度も言わなくたっていい??)。もしもの場合にはバツマークがついた方がハクがあるというものだ(と考えるのは私だけだろーか?)。という訳で、一大決心(と言う程のことは無いが)をし、結婚届を出し、名前も変えるつもりでいた。 窓口で用件を伝え書類を貰い書き方の説明を受ける....。そして後の台に移ってその用紙を書き始めてから気がついた。旦那様の名前は中国系なので漢字と英文の両方があるのだが、戸籍に載せる名前は外国名の場合、漢字は受け付けてくれないのだ。彼の苗字は黄(WONG)である。私は戸籍に黄幸恵と載せたかったのだが、漢字がだめなのでカタカナで「ウォン幸恵」となってしまうのである。WONGと黄は名前らしいが、カタカナにすると途端に名前らしくない気がする。もう1度窓口に行き漢字での表記はだめか聞いてみると、逆に「何で変えたいの?」との質問...!あらっ!目から鱗♪♪名前を変えるとクレジットカード、パスポート、etc. 変更しないといけない書類がいっぱい。わあーい!面倒だ!このままで行っちゃおう!! 旦那様に言うとあっさり「いいよ〜」。それもそのはず、こちらでは名前を変えない人もいるらしい。そしてあっさりと決心を覆し、今までの名前を一生使うことに決めた。私はこの決定に大満足しています。..........が、先日母からe-mailが届き、その内容は私の卒業高校が卒業生名簿を作るために住所や名前を聞いてきたとのこと。横文字の住所を電話で説明するのを即座にあきらめた母は、実家の住所を伝えたそうです。多分今頃出来あがった卒業名簿を見て私の旧クラスメート達は「幸恵って未だ結婚しないで実家で親のスネかじっているのね。」と言っているに違いない。ちょっと悔しい.....。 . |
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