国際結婚私の場合   その1 シンガポール人編

第3話 National Serviceナショナルサービス (文:幸恵)

私は雨季が明けたので、ダイビングを再開しようかと思っています。まずは今週末、ティオマン島へ行く予定!半年ぶりなのでちょっぴり不安(一番不安なのは、ウェットスーツがまだ着れるかどうかなんですが.....)

 

 結婚登録も済ませ、結婚届も提出し取り合えず急遽やるべき事は終わったので、私のシンガポールライフが本当の意味で始まりました。

 誰にとっても海外の生活は最初は大変ですよね。普段は能天気な私ですが、色々の場面でナーバスになること度々(それは今でも続いていますが.....)。

 でもなによりも苦労しているのは家事(な〜んだ。そんなことかと言われそうですが.....)。シンガポールに来る1週間前まで働いていた私は、ずっと両親の家でおんぶに抱っこの生活をしていました。気の良い母は、洗濯、アイロン、掃除(私の部屋は別!当たり前っか...)まで面倒見てくれていたのです。

 偉大な母がいないシンガポールでの私の一番の重大事は、何と言っても家事なのです。でも!!!私は何てLUCKYなんでしょう。私のダンナ様はSingaporean、National Serviceのある国の人なのです。

 彼の元々の性格もありますが、N Sで鍛えられた彼は家事一般も鍛えられたようです。不慣れな手つきで、大しておいしくない私の作る夕食が3日も続くと、翌日はダンナ様が登場します。(Singaporeanは外食をすることが多いようですが、日本贔屓の彼は、仕事から帰ってくると奥様のおいしい手料理が待っている生活を夢見ていたみたいです。奥さん選びを間違ったかもしれないと私のほうが気の毒になっちゃいます、ハイ。

 もちろん外食もしますが、回数にするとSingaporean家庭以下、日本人家庭以上というところでしょうか....)。魚、鶏はフライしたり、蒸したり、野菜、魚介類の炒め物、ビーフン、やきそば...etc. 上手ですね、私の10倍くらい(比べるものが低すぎると言う意見もありますが...)。

 お料理だけじゃないです。他の日には長袖のシャツのアイロンが日に日に溜まっていくのを見ないフリしていると、籠いっぱいになってしまい頭を抱え込んでいたら、その前をダンナは鼻歌混じりでアイロン台とアイロンを運び出し、テレビを見ながらあっという間に仕上げてしまいました。その外にも洗濯物を干したり、採り入れてたたんだり、掃除をしてモップをかけたりと、立派な主夫(しゅふ)しています。

 家事においては、主婦としての私の価値はこれっぽっちもありません。「どうして何でも出来るの?」と聞くと、「N.S.では何でも自分でしないといけないよ〜。」とのお答え。N.S.のある国の人と結婚するって、こんな特典ついていますよ。

 日が経つにつれ、私も少しは料理が作れるようになり、3日毎の彼の登場も4日毎、5日毎と間隔が延びてきましたが、未だ魚だけは彼の分野です。良い事づくめですが、難を1つ言わせて頂きますと、私の作ったものに注文とコメントが多いことです。「これ塩が効いていない。」「ごま油最初に使ってないから臭みが残ってるよ。」等々。毎日試されているようでちょっぴりドキドキ。今日も夕食の時間が近付いてくる......。「今日は外食にしよう」って言ってくれないかな

 

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