COMICS


個人的な趣味と独断と偏見で 成り立っている紹介のページです。
記念すべき 特集の第一番目・・・ 

鳥図 明児 (とと あける)

私の記憶が 正しければ・・・・
富山県出身で 1980年代を中心に活躍。(多分当時 奈良の大学院で哲学を専攻中だった)
頭脳の中が 核反応炉のごとく 常に哲学と数式が脳みそを掻き回しているような漫画家。
当時の掲載誌もちょっと変わっていて『奇想天外』や『グレープフルーツ』『SFアドベンチャー』だったのです。
画風は 独創的で 決してお上手!とか 原稿が美しい〜とか には 多分無縁。
で−もー そのストーリーはとても独特で ノスタルジックなSFものが多く 
トト・ワールドを築き多くのFANを えていました。
カラーイラストの色使いも どこか壊古的・・・


詳しい情報を お持ちの方は 是非お知らせください♪



〜 作品集 〜

 夢庭園


 (奇想天外社) 
短編集
『夢庭園』 どこかファンタジィーな世界にニジンスキーの「牧神の午後」
       的ストーリーを 思わせる。。。
『銀想世界で』『星の群れ草の群れ』『獣たちの影』『銀波流夜』
       幻想獣が登場したり設定が近未来 だったり 世界を楽しめる
       短編集 です。

 虹神殿


 (新書館)
全3巻(ハード・カバー本)
どこか華僑とインドが 合わさったような設定で 架空の神々や遺跡の設定と
白人占領下のアジア時代を 思わせる設定がノスタルジック。
天才的頭脳の持ち主である主人公サーナンが 成長するにつれてお家騒動から
自分の荘園と 国の行く末を案じているというようなストーリーなのですが やっぱり
どこか数式的な哲学を感じさせる政治的な背景も濃いトトワールドな作品。
「空神は何も出来ないと嘆くが、人である私は たとえ高みには 至れずとも
何かする事が出来るのだ・・・」 という最後のセリフが印象的。
読むと 世界に嵌ります・・・
 

 睡蓮運河


  (新書館)
全4巻
イギリス領統治下のインドを 思わせるような背景とプラス近未来的技術背景。
政治的な後景は いつの時代も変わらないのだろうか!?
この時代こんな形でなければ 家族を愛し守れないのだろうか!?とも 考えさせ
られますが 当人だったら そうだったのかも知れない。と、妙にリアルに納得。
主人公の能力を持つ東河 と 怪しい医師・デビィットの 関係もどこか人間臭い。
かなり 気に入っている作品です。 


もっと 沢山他にも著書があったはずなのですが、、、
自分の手元に残した作品は これだけでした。



森川 久美 


 当時 金沢在中の漫画家。東京女子大卒業で その著書多数・・・
 中々緻密な原稿と カラーイラストの中国的色彩感覚が 華やかな持ち主。


そう言えば サラッと読み流してしまっていたので DATAが少ないかも;
一番好きな作品の3部作 全6巻 かな!?(多分)を 取り合えずご紹介です。

蘇州夜曲
 (花とゆめ)
第2次世界大戦前の支那を 舞台に 本国から追われたジャーナリストの本郷と
日本人と中国人のハーフである黄子満(ワンツーマン)が 奇妙な(?)友情で
シンジケートと 闘うお話。
本郷のほのかな恋心と 黄の自分は祖国を選んだのに もう一つの血が邪魔をし
て やりきれない想いを抱えたまま と 言う背景が何だか悲しい。
南京路に花吹雪
 (花とゆめ)
全4巻
なんとしても戦争を避けたい小此木大佐と 軍に協力するのに抵抗の在る本郷、
そして中国人になり切れない黄が 巨大外国シンジケート(黒商人)と上海の
疎外区域内で 戦争阻止のために54号を組織して暗躍するお話。
微妙に黄に絡んでくる過去と 延安(中国共産党活動家たち)が 余りにも在り
そうでちょっと切ない作品です。
Shang-hai1945
 (プチフラワー)
全2巻
あれから5年後、、、再び2年ぶりに南国から上海に 戻された本郷が敗戦濃い
軍部の中のシンジケートから 昔の恋しい人を守ることで生きる道を見出して体
をはるお話・・・
実際 こんな事をしたらとっくに消されてしまっているのでは???
とは 思うのですが、この作品の集大成的お話です。


今思えば こんな重い作品を女子高生の頃から読んでいたのかぁ〜
と 思わず過去の自分に 感心してしまいました。