小話−猫交遊記

猫と遊んでもらった思い出を少しばかり

“アイルランド”
レンタサイクルで軽快に飛ばし、時々おおざっぱな地図で
大体の方向を確認してと、そんなある四つ角に猫がいました。
毛はちょい長め、茶系のしましまでしたか。
「この四つ角は俺が見張ってるんやねん」との面構え。
こんちは! と挨拶してその場は通り過ぎました。
数時間してまたその道を通ると彼がいるではありませんか。
今度は自転車を降りてちゃんとごあいさつ。
さすがこの四つ角の主、逃げないじゃないか。
手を出すと寄ってきた。ゴロゴロいってる。かわいいじゃん。
記念撮影をして思う存分なでなでしてバイバイ。
ちゃんと自分の位置(石垣の上)に戻る彼。かっこいい。

“ウクライナ”
朝の散歩をしているとき。
太陽の光と朝靄が美しい幻想的な朝、猫をたくさん見かけました。
ただ塀の中や家の中で、私が遊べる位置にいるヤツがいない。
そんなメインストリートに面した歩道を歩いてると、
家の塀にちょこんとのってる猫発見! 
手を伸ばすと自分から寄って来るくらい愛想がいい。
毛足の長い黒と白のブチ猫くん。塀の上なので私と顔の高さが同じ。
うーん、アイコンタクトまでできちゃう。額スリスリもできちゃう。
怪しい人が家の前でなんかしてるぞ、と通報される前に名残惜しいがさようなら。
彼の写真もちゃんと撮ったのだ。うふふふふふ。
2000年10月24日
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