小話−飲みくらべ

地下鉄駅を出てフレシチャク大通りから出発。
キエフ大学、オペラ劇場、黄金の門、ソフィア大聖堂、ミハイロフスキー教会。

パパさんと別れて、今度はペーチャ&ヴォーヴィクと散策。
普段どのあたりで遊ぶのか教えてよってことで。

とりあえずキオスクでビールを購入。もちろんチェルニゴフのbile。
ろ過してない、その名の通り白っぽいビールなんだけどうまい!
←なぜかまともに撮れてる写真がなくて・・・

飲みながら歩く。もちろん瓶からそのまま。
「日本ではこんな風に歩きながら飲まないんでしょ?」
「そうだねぇ、あんまりみかけないかもね」
「こっちでは普通。みんな飲んでるよ。ほら」とほかの人を指す。
「うん、いいよねー。こういう感じのほうが好きー」
日差しの強い今日にぴったり。気持ちがいい。

公園を登るとドニプロ川が見下ろせる。
彼らは飲み終えるとビール瓶を足下に置いた。
きっと私が不思議な顔をしていたんだろう。
「ここに置いとけばいいんだよ。集める人がいるからさ」
「そうなの?」
「うん。瓶を回収して換金できるからね」
「あ、なるほど、いい具合にリサイクルなんだ」
「その通り(^^)」

ぶらぶらとフィルハーモニーのほうへ降りる。
実はここ、ヴォーヴィクの職場。オーケストラの一員。
記念写真をとって、フレシチャク大通りに面したカフェで休憩。
ここにはチェルニゴフがなかったので、スラブチッチのvaisを注文。
どうせならろ過してないビールを飲みくらべちゃえ。
・・・お、結構いける! おつまみのスナックも辛くておいしい。


休憩終わり。通りを上っていく(坂なので)。
最高会議やマリンスキー、それに続く公園を抜けて大修道院の裏手へ。
途中、水博物館っていう建物があったけど入らずに通り過ぎる。

ヴォーヴィクは歩きながらいろいろ説明してくれる。
地方出身なので、彼自身がキエフを観光したんだそうだ。
歩いてるうちにとうとう川辺まで来ちゃった。川沿いに歩くか。
しかしすごい距離歩いちゃったね。さすがに日も傾き加減。
   ←危ないっ! 落ちちゃうよっ!

ペーチャは友達との約束があるとかでそろそろ別行動だという。
トラムを待つしばしの間にもう一本ビール(笑)。
その店にはチェルニゴフもスラブチッチもなく、オボロンのみ。
オボロンも有名なメーカーだが、最近ちょっと評判が落ちてる。
まぁ仕方ないのでオボロンのbileを注文。ろ過してないビール3種類め!

う゛っ、まず。変に甘ったるい。。。
結局、二人で1本飲みきれず。
ペーチャはホットドックも注文(なんと昼抜きだったらしい)。

トラムが来て、ペーチャとバイバイ。
私とヴォーヴィクは違うトラムに乗って終点へ。広場につく。
はじめて来たと言ったものの、歩いてるうちに思い出した。
ナージャさんと来たじゃん(^^; 昼と夜は雰囲気違うな・・・

足がぱんぱん。地下鉄に乗ってうちへ帰ろう。

地下鉄からバスに乗りつぐ。
後方の2席があいていたので、私は入口から近い方へ、彼は最後尾へ。
ヴォーヴィクの話は続くので、後ろを振り向くと、隣の人が手を振ってる。
「ん・・・あれ!?」ヤナだ! なんという偶然?
私の驚きを見て、怪訝そうにヴォーヴィクも自分の隣を見ると、
「あ、ヤナ!全然気づかなかったよ!今、帰り?」
「ふふふ、全然気づかないんだもん、面白い〜」とヤナ。
オーケストラからヤナもちょうど帰ってきたところだった。

ってことで、3人そろって帰宅(笑)
家に帰ればパパさんの料理が待っているし!

あ、飲みくらべ結果は、チェルニゴフのbileが圧倒的な勝利!!!
2004年7月
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