小話−タクシー

バンコクのタクシー編。

あんまり使いたくない。地下鉄やバスがないなら歩きたい。
が、暑かったし。遠いし。どのバスに乗っていいかわからない。
いいや、タクっちゃえと手を挙げると早速タクシー停車。

行き先を告げて乗り込み走り出す。一応メーターをチェック。
すると運ちゃんおもむろに、「メーター壊れてるんだよ。いい?」
「え?」「壊れてるんだよ。降りる? 行くなら100バーツだけど」

今思えば降りればよかったんだが、暑さで思考が止まってる。
タクシーに乗るのが初めてなので、相場がわからない。

「100だね?」「うん、ワンハンドレッド・バーツ」「わかった」
というわけで、まあ軽快に車は走る。5分程度で着いた気がする。

料金支払う段になって、「ワンサウザンド?」といいやがった。
「はっ?ワンハンドレッドっていったじゃん」と怒って言うと、
「うん、ワンハンドレッド・・・ワンハンドレッド・ドラー?」
「何!?!? ワンハンドレッドバーツっていったじゃん!」
「ははは、OK、OK。ハンワンドレッド・バーツ」

100バーツ渡すとバイバイと明るく帰っていく。
言ってみただけなんだろうなぁと思いつつもむかつく。


そして、ムエタイの帰り。もう11時過ぎていた。
バスもどれに乗ればいいかわからない。さすがに人も少なく、
やっとの思いでつかまえた人たちは英語がわからなかった。
私を助けたいという思いは彼らから伝わるものの、
コミュニケーションができない(涙)。

しょうがないからタクシー。
ホテルの名前をつげて走る。今度はちゃんとメーターあり。
20〜30分は走った。メーターを見ると100バーツ未満。
夜なのに。。。あー、昼間の100バーツやっぱぼったくりだ。
再び怒り。

・・・あれ、今の私のホテルの通りだよな。通り過ぎたぞ?
気のせい? ぼったくられるのか・・・どこまで走るんだ?

さすがにこの車止めようと思ったら、やっとあるホテルで泊まった。
「ついたよー」と笑顔。

違うホテルじゃん!!!
「私が行ったのは○○ホテル、ここじゃない。ちゃんと言った!
早く戻って。タクシー料金はここまでの分しか出さないからね。
あなたのミスだ!」と怒って主張。
彼は「でも・・・」と叱られた犬のような表情で車を出す。

ホテルにつく。やっぱりさっきの通り過ぎたとこだった。
メーター止めなかったのでさっきより料金がかさんでいたが、
「さっきの額までしか出さないって言ったよね」とぴったり渡す。
それでもより遠い間違いホテルの分まで出したのだ。

今思えば、私の発音もかなり悪かったのだろう。
ホテルのカードを素直に渡してここへ行ってくれといえば、
彼もまっすぐホテルへ来ただろう。
あんな困った笑顔を浮かべずにすんだのかもしれない。

昼間のタクシーがひどすぎたので過剰反応しちゃったなぁ。
ほんと、「メーター壊れてる」といけしゃーしゃーと言われた時点
でタクシー降りればよかったよ・・・反省反省。
2003年07月4日
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