ブハラ (ウズベキスタン共和国)

駅につくとミニバスで市の中心部へ。
列車で知り合ったおじさんが熱心にうちに泊まれと言ってくれたが、
B&Bへ向かうと言って丁重にお断りする。
じゃお昼から町を案内するよと言ってくれたがやはりお断りした。
ずっとしゃべり続けるのも疲れるからさ・・・(--;

終点の広場で下りる。B&Bはすぐ見つかり、ここで両替もできた。
スペインはアンダルシア風の中庭の綺麗なB&Bで高くても納得。

シャワーを浴びて町へ繰り出す。
まずはラビハウズから。なんだか中央アジアって感じ。
やっとシルクロードっぽくなってきた。モスクもあるし!

ぼーっと見とれてると子供達が「ハロー」と挨拶してきた。
返事をすると、初めははにかんだふうに見えた少年だが、
「ペンちょうだい」
「はい???」
「ギブ・ミー・ア・ペン(ペンちょうだい)」
「???」
何度か聞き返して、本当に“字を書くペン”をくれと言ってることに気づく。

この脈絡のない会話は何なんだろう。
「こんにちは。ペンちょうだい」って・・・何なんだ???

たまたま1本、どっかのホテルでもらったボールペンがあったので与える。
すると他の子達がいっせいに「僕にもちょうだい」攻撃。
「ごめん、もうないんだよ」と言ったら去ったけど、
もらった少年ともらえなかった少年同士で取り合いが始まる。(^^;
・・・なんだかウズベキスタンは調子が狂うところだ。

気を取り直して砂に埋まっていたというマゴキ・アッタリ・モスク。
なんだかここの一区画だけ深く掘られていてぽつんとある感じ。
数層になって様々な寺院が建てられたものらしい。

続いてウルグベク・メドレセとアブドゥルアジズ・ハーン・メドレセ。
ウルグベク・メドレセは中央アジア現存の最古の神学校らしい。
やはり観光地。バスで次々に観光客がやってきます。
このときも欧州人系の一群。そして、それを狙うお土産売りの子供達。
この攻防はなかなか見物なんですよ。特にこの子達の英語が。
7〜8歳くらいはまだそうでもないんだけど、10歳くらいになるとかなり流暢。
ちゃんと交渉し、かつスマートなのだ!

黒髪の長髪が似合う男の子が、ふと私に気づき話しかけてきた。
日本人だとわかると今度は見事な日本語の発音で、
「こんにちは。お名前は?」「私は〜です。よろしく。」と握手。
うまいねーと驚いて褒めたんだけど、
「でも日本語はほんの少し、英語でいい?」と英語にスイッチ。

それにしても英語が見事だったので誰に習ったのかと聞くと、
「学校でも習ってるけどだいたい観光客かなー」
・・・うーむ、見事です。実践でここまでレベルアップするとは。
私が買わないのを悟ると、押し売りはせず(引き際が見事!)、
さらっと他の客に流れていく。商売上手だ。

そこからタキというバザールへ。
交差点にドームがあるおみやげ屋さん街の趣。
ここを抜けるとカラーン・ミナレットとカラーン・モスク、
ミル・アラブ・メドレセという有名な観光どころにつく。
このメドレセは美しく、モスクもスペインを思い出すような作り。
強い日差しを避けて、端を歩きながら中庭を見る。

ブハラのシンボルとも言えるミナレットは美しい模様のある塔だが、
その昔は罪人がこの塔から突き落とされたらしい・・・
中は上れるし、塔があれば上るのが信条の私なんだけど、
暑いっ! 無理! ここまで来ても私は上れませんでした。
モスクの日陰でミナレットや向かい合わせのメドレセを見ていると、
少年が近づいてきました。タキで私にみやげものとB&Bを勧めた子だ。

少年「どう? すてきでしょ? ミナレット登らないの?」
私 「うん、ブハラは見所が多いね。でも暑くて登れないよ。」
少年「この絵はがきどう? ほらこんなに写真があるし」
んー、どっちにしろ絵はがきはほしいなぁと思っていたし、
この少年の英語や商売への情熱も偉いと感心したので、
ついつい買ってしまった。
高かったけど、ま、観光地値段かなぁって。
暑くて値引き合戦するのもすでにめんどうになってたんだよね。

バイバイしたあと他の大人の商人に自慢げに報告してるのが見える。
やっぱ高く売りつけられたんだろうなぁ・・・値段は書かないけど高かった。
値段があってなきが如しの国はやっぱり疲れる。

それからアルク城、バラハウズ・モスクへ歩く。木造っぽい質感がいい。
人がたくさん集まって、お祈りのような声が聞こえる。現役モスクだ〜。

バラハウズ・モスク近くのオープンカフェでランチ。チャイハナ風?
映画で見ただけの木製ベッド状のものの上に絨毯がしいてあり、
そこに靴を脱いであがってテーブルの上の食事をとる。(わかる?)
まったりできてよさげ。私は普通のテーブル席に座ったんだけど。
お茶も中国風に急須ででてくるのがいいかんじ。
ついつい茶碗を洗ってしまう(笑)
ここではプロフ(ピラフ。ま、チャーハンかな)を頼む。

食後、また歩いて公園内のイスマイール・サマニ廟へ。
煉瓦で面白い文様に組み合わされた落ち着いたブハラ最古のイスラム建築。

同じく公園内にあるチャシュマ・アイユーブという泉。
ブハラの枯れない泉。オアシスにおいて非常に貴重だったという。
建物にはいると、ちょっとした説明の資料が展示されており、
奥には今も泉が湧いている。

ここの係員が「もしよければ少し説明しますよ」と話しかけてきた。
ヒアリングに自信はないが一応聞いた。私だけだったのに親切な人だ。
そして「水は今も飲めますよ。私は毎日飲んでいる。飲みますか?」
「え!? でもー」と戸惑っていたのだが、彼が喉が渇いたと飲むのを
見たらなんだか飲みたくなって、コップ1杯飲んじゃった! 
(大丈夫、お腹壊さなかったよ)

そしてラビハウズまで戻るのに近道しようとしたんだけど、見事迷った。
住宅地を通る。暑いせいもあって人通りもあまりない。クラクラしながら歩く。
この午後のぼーっとした時間って前も経験したような・・・
などと既視感に襲われつつ大通りへの道を探す。
学校の近くやら色々通って、結局バスに乗って戻った。
ひどい遠回りだ。

ラビハウズ近くの銀行派出所で両替を頼む。
が、仕事しない。。。世間話を止めない。。。なぜ??? 働けー。
結局埒があかないので、B&Bに戻って、再度両替を頼む。

ラビハウズにはレストランがあるので、夜はそこで食べることにした。
ライトアップされて雰囲気がいい。
シャシリクとビールを注文。パンも少々。
メニューがない(値段確認できず)のがいやだったけど。
結局は場所から行っても、ま、観光地値段で許せる範囲内だった。
もちろん昼間のランチのほうがいい感じだったかも、庶民値段で。

B&Bに戻る前に、屋台のおばさんから水を買う。
タシケントの駅よりも高い(値段表示がすでに)。
おばさん、興味を持ったらしく私にいろいろ質問する。
「どこから? 誰と来たの? 結婚してる?」

そう、ウズベキスタンはすぐに結婚してるかどうかを聞く。
はじめは面食らったけど、あれだけみんな聞くところからして、
「元気?」とかの普通の挨拶代わりのネタなのだろう。

さて今日は一日歩き通しだった・・・疲れた。
明日はバスターミナルへ朝のうちに向かう。ゆっくり寝ようっと。
2004年01月
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