| チェルニゴフ(ウクライナ) |
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チェルニゴフといったらビールと思ってしまう私だが、 歴史の古いキエフ近郊の静かできれいな町である。 GWの黒海ツアー改め、ウクライナの旅になったので、 チェルニゴフまで行くことにした。 メンバーは我がウクライナの母(笑)とナージャさん、運転手さん。 ナージャさんとは日本でも会ったことがあるので3カ月ぶり。 運転手さんは噂はかねがねで、今回お初。 2時間ほど走らせるとチェルニゴフにつく。 今回は我が母が友達にガイドをお願いしてるってことで、 まずは待ち合わせ場所の劇場へ向かわなければいけない。 みんなキエフ人なので道がわからない。 運転手さんが車を路肩に乗り上げて距離を縮めて通行人に聞く。 その通りつきあたりまで進んでも見つからなかったので、 また聞こうと車のスピードを緩めた。 ・・・するとナージャさん、いきなり窓から大声で叫んだ。 「す・み・ま・せーーん、ここの劇場ってどこにあるのー?」 同乗の私達も驚いたが、聞かれた人達もかなり困惑気味。 それでも指さしで教えてくれた。 「わかったわ。あ・り・が・とー!」と窓を閉めるナージャさん。 んー、らしいね。とにかく元気いっぱい(笑) 私と我が母はその様子を思い出してはしばらく笑い転げる。 劇場について、中年のご婦人が乗り込む。彼女がガイドさん。 1年ぶりくらいに我が母と会うらしく二人で楽しくおしゃべり。 まずスパソ・プレオブラジェンスキー教会、ボリス・フリブ寺院へ。 11世紀、12世紀に建てられ、ウクライナ国内最古のもののひとつ。 キエフより古い教会がここにあるなんてね、知らなかったー。 寺院のほうはイコン博物館になっていて、とても興味深い。 3本の手のイコンとか、ウクライナ風のイコンとか。 素朴なイコンが多いのは、このあたりでは職業画家ではなく 農民がかいていたからなんだって。なんかそいういうのっていい。 この日は非常に寒く、キエフより北に位置するせいか、 私だけじゃなくキエフから来た彼らも寒がっていた。 特にナージャさん薄着だったし(私も震えてたけど)。 5月なのに吐く息が白かったような?みんなでくっついて歩いた(笑) 教会を背に歩く。高台になった公園からの眺めはいい。 ←キャノン砲
そして一番の名所、聖三位一体・イリヤ教会へ車で向かう。 ここはキエフのペチェルスカ大修道院と同様、地下洞窟があります。 そしてそこには白骨があります。。。(キエフはミイラ) 自分的にどうリアクションとっていいものか迷う。 やっぱ骨を見るって、日本人はあんまりしないもんね。 お待ちかねの遅いランチに町中のレストランへ行く。 時間を外したせいか入った時はそれほど人がいない。 寒いから熱いお茶と、それにワインもちょっと飲もうってことで、 運転手さんには悪いけど乾杯。生き返るね〜。 我が母、ガイドさん、ナージャさんは盛り上がって笑い転げてる。 仕事の話やら家族の話、最近の若い子達の恋愛事情などなど。 フランス人らしき団体ご一行様が入ってきて豪勢に食べだした。 それからまた10人程度の団体さんも。 あれ、ガイドさんが合図を送ってる人がいる。息子らしい。 医者(医学生?)なんだけど、バイトで英語のガイドをしてるんだって。 団体客が食べ終わった頃、私達の席に息子さんが少し顔を出した。 なかなかの好青年である。いいかんじ。 私を紹介すると、ガイドさんったらいきなり「ジニースィ」だって! 息子も驚くが私も驚く。冗談なのはわかってるけど(笑) ここでじゃぁ後は若い者に任せてと言ってくれればありえたかもね〜 彼は仕事に戻り、私達はコーヒーで締める。 さて次はどこ行こうか。 また教会巡りの予定だったんだけど(私的には興味あったし)、 ナージャさんが「教会はいい加減飽きたわ。美術館とかないの?」 と言い放ち、美術館へ行くことに(笑) 町の美術館は小さかったし、それほど点数はなかったんだけど。 でも特別展はキャンバスにいろんな素材も組み合わせる作品で なかなか面白かった。ぱっと見た感じは普通の絵なのにね。 それからギャラリーへ。おみやげやさん兼ギャラリー、かな? ウクライナっぽい小物やいろんなアーティストの作品があった。 ナージャさんは絵を漁り、私はみやげものを物色。 日本のほんとの母へみやげを購入(笑) それから猫のかわいい置物があった。座ってるのと寝てるの。 柔らかく素朴な風合いでついひとつ買ってしまった。めちゃ安! 絵に飽きたナージャさんが小物売り場へやってくると、 「あれ、猫は?座ってる猫がここにいたのにないわ!」と騒ぐ。 他の人が「ここにいるでしょ?」と笑ってる。 「違うの。寝てるのじゃなくて座ってるやつがあったの! 買おうと思ってたのに。座ってるほうがかわいいのよ」 「・・・もしかしてこれ?」袋に入れた購入済の猫を見せる。 「あー」とみんな。(^^) 結局早い者勝ちで、ナージャさんは寝てる猫を買うこととした。 が、オーナーが売りものじゃないと言っている。 なんと、この2匹の猫の作者はなくなっていて、 その思い出のためにこの店に1匹は残しておきたいとのこと。 でもそこはナージャさん。ごねまくって買ったんだけど(笑) 猫好きの私達は彼らを大事にしますから。 ガイドさんに別れを言って(息子にもよろしく)帰途へつく。 寒かったねーって言いながら。途中、街道沿いの店で休憩。 またビールを頼む(笑) ←個室でまったり。
運転手さんがしみじみ「こんな笑ったのはじめてだよ」 ・・・やはりナージャさんパワーというべきでしょう。 彼らも初対面だったんだけどね。 友達にたばこのお土産を頼まれていたので、 スモーカーの運転手さんにアドバイスを求める。 お店の奥のカウンターに並ぶのをさして、 ウクライナものなら青いパッケージのプリマだとのこと。 これでお土産対策はばっちり。 さてキエフへ戻りましょう! |
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2004年7月
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