にっきちょう4


8月7日 かようび はれ (続き)

"ぷちっ"っとイヤな音がぼくの中でひびきます。
なんだかわからないけど力が抜けて行きました。その場に沈み込む様に座り込むぼく。
森先生は急に顔が青ざめます。
「かっちゃん?どうしたん?ねぇ、かっちゃん!」
ふしぎと痛みは消えていました。ただ力だけが入りません。
雰囲気をさっしてかみんなが集まります。「どしたん?かっちゃん!」
いつのまにか周りはギャラリーだらけです。視線が集まります。ちゅうもくのマトです。
ちょっぴりうれしいです。・・・・なんて考えるヒマはありません。
森先生がいつも見せない顔で心配そうに言ってきます。
「かっちゃん!だいじょうぶ?ねぇ?どこか痛い?!」
あんたがやったんやんけ!!
ふしぎと痛みはまったくありません。すぐに起きあがりだいじょぶそうな顔でこたえます。
「せんせー痛かったよぉ。もー!」
先生はまだおろおろした感じの顔です。先生が言いました。
「ホントに大丈夫?痛くない?」
「だいじょうぶじゃー。全然痛とうないけぇー。」
ぼくがこたえると、森先生はなんだかほっとした顔をしています。
「よかった・・」先生がぼそりと言いました。なにがよかったんだだろう・・。
「じゃー 時間じゃし、教室に帰ろうね。」森先生が言います。
「はーい」みんな従います。もちろんぼくも。
その時ある事に気が付きました。その事を森先生にすぐ言いました。
「せんせぇー」
「なに?かっちゃん。どうしたの?」
「手がうごかん。」
「え?」
かたまる森先生。




もどる/つぎのぺーじ