にっきちょう3
7月30日 げつようび はれ
坂田くんとあそびました。
あいかわらずハナたらしてます。口も半開きです。
今日は公園で紙ひこうきを飛ばしてあそびます。
すべりだいの上に上がって作っては飛ばし作っては飛ばします。
いっぱいあそびました。すべりだいのまわりは紙ひこうきだらけです。
掃除のおバさんがやってきました。
「ちゃんと片付けてね。」
「はーい」
ちゃんと片付けて帰るしたくです。
片付けてるとき坂田くんが言いました。
「捨てるのもったいないねー。」・・たしかに。
坂田くんの家の前はちょっと広い庭みたいなものがあります。
「ほいじゃぁ、坂田んちで続きしようかー。」「ええねー。」紙ひこうき飛ばし続行です。
ふたりとも両手にいっぱい紙ひこうきを持って坂田くんちを目指します。
坂田くんちに着いて紙ひこうきを飛ばしてあそびました。
でも、すぐに暗くなってきました。帰らなきゃ。
「かっちゃん、暗くなってきたけぇ帰りんちゃい。」
「はーい」そっこうで帰りました。片付けるのめんどいもん。
片付けがんばってね。
8月1日 すいようび はれ
今日は少し雨がふっています。
お昼ゴハンが済んだあと外で遊べないので"おゆうぎ場"であそびます。
森先生も監視役でしょうか。いっしょにあそびます。
いつものシカエシするチャンスです。
そーっと後ろから近づいてパーンと叩いて逃げます。ささいなシカエシです。
叩いては逃げます。ほかの子とあそんでる時にまた近寄っては叩いて逃げ・・の繰り返しです。
何度かやったあとに先生が得意のマジギレを披露しました。
「かっちゃん!」
とっさにぼくは右手をつかまれました。
「この手が悪いことするんね!」
右手首をつかまれたまま背中に腕がまわされます。
ギリギリギリ…「痛い!いたい!イタイ!」うったえても先生は耳をかしません。
「せんせーいたいーーーーー!」半泣きです。
先生が「もう悪いコトせんね?」とか言ってます。まだぎりぎり絞めてきます。
痛すぎて返事なんかできません。「イタイイタイ!」と叫ぶだけです。
周りの子がどういう感じだったかなんて覚えてません。イタイばっかです。
「かっちゃん返事はっ!?」フウフウ鼻息を鳴らしながら先生がすごみます。
頭の中は痛いばっかで返事なんてできるワケないじゃないですか。
先生はなにかすごく興奮しています。
痛いっつっとるじゃろーがぁ!離せぇや!オラァ!心の中で叫びます。
大人にかなうわけがありません。ぎりぎり絞められます。
「なんで返事せんのね!まだ悪いコトするんね!」もう返事する気力なんてありません。
「ぅぅぅ・・ぁぁ・・いだ・・い・・ぅぁぅ・・」
その時ぼくの中でなにかがハジケる音がしました。確かに聞こえました。とても静かだけどすごくひびく音。
"ぷちっ"と・・。 (続きます)

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