5 『鋏』
ぱちん ぱちん
手のひらを
ぱちん ぱちん
切っていく
傷をみるたび あなたを想い出すように
傷の痛みで 心の痛みまぎらすように
ぱちん ぱちん
ぱちん ぱちん
11 『不思議』
ふとした瞬間に ジャスミンの薫りがした
周りには花もないのに
ふとした瞬間に あなたの声がした
あなたは居ないのに
14 『薄紅の想い』
嬉しさと
えもいわれぬ哀しさを
抱きしめていたあのころ
進むことが出来ず
済んでしまったことだけれど
昔に戻りたいと
初めて思った
あなたに巡り会ってから
哀しみを知りました
恐ろしいほどの自分の感情を引き出されました
ぎりぎりのバランスの取り方を教えて貰いました
赦すことを覚えました
綺麗なものの汚さを知りました
これだけ私を変えたのです あなたは
あのとき出逢っていなくても
いつかは巡り会ったはず
信じさせてくれて有り難う
衒いもなく言える
今なら
まだ巡り会わぬあなたに
すべてを捧げます
31 『ささやき』
ねぇあなた
刺してあげましょうか
苦しませないようにするから
幸せでしょう
私が居て
だから
幸せな時を止めてあげる
35
卒あも霞儚そ卒あ多多 卒
業なうのげの業なくく 業
た二よで後 たをの
か度う ろ か失こ
らと 姿 らっと
の帰 は のたを
る 美 学
こ し び
と く
の
な
い