
| '00.1.15 関東学院大学VS慶応義塾大学(大学選手権決勝) |
| 関東学院大学 7 | VS | 慶応義塾大学 27 |
試合前の気持ち
今年の大学ラグビーをリードしてきた2チームの戦い。3連覇を目指す関東学院と創部100周年というメモリアルな年を優勝で飾りたい慶応という決勝ということでかなり楽しみな試合、いい試合となる事を期待しつつ見に行ってきました。でも国立は席も狭いし、グラウンドからも離れているのでラグビーを見るのなら秩父宮の方がいいね。国立のいいところはスクリーンでリプレーが見れる事だけかな。
注目していたプレー(プレーヤー)
1.SO淵上を中心とし、組織力に優る関東学院の攻撃をいかに慶応が防げるか?
2.セットプレー(特にラインアウト)でどっちが優位に立つか?
3.四宮VS栗原のWTB対決。カウンターアタックを含めて。
4.慶応の核弾頭FL野沢のアタック及びディフェンス。
その結果
1.SO淵上を徹底マークした事、出足の早いディフェンスで関東学院が思うような攻撃が出来なかった。
2.セットプレーは両校とも安定していたと思う。獲得率は同じくらいだったでしょう。
3.関東学院が思うような攻撃が出来なかった為対決場面があまり見られなかったのが残念。カウンターの場面では四宮がことごとくファーストタックルで止められていた。
4.アタック、ディフェンス共に大切な役割となっていた。特に淵上へのプレッシャーは十分過ぎるほどだった。
試合の感想
試合開始から終わりまで個々の気迫、プレー内容ともに慶応が圧倒していた。慶応は終始関東学院のSO淵上を徹底したマークことにより、自慢のBKラインを生かせずに終わらせたのが勝因であろう。後は高田主将を中心とした安定したセットプレー、なんといってもミスが少なかった事が優勝という結果をもたらしたと思う。
慶応は今年の戦い方を象徴するような出来であった。特にディフェンスがすごかった。素早い出足と激しいタックルで相手にゲインラインを切らせなかった事が結果に現れていた。また試合運びの上手さが光っていた。自陣では確実にキックによる地域獲得。敵陣でも無理にBKに展開するのではなく、FWによる縦突進などのアクセントを加える事で確実にゲインラインを突破していた。ただいつもと違っていたのが相手陣でPKを得た時のプレー選択だった。タッチに蹴り出してトライを狙わずに確実にキックによる点数を取ってきた。見ている方としてはつまらないが、相手の力を理解した上での結果だろう。でもこの事が相手に見えないプレッシャーを与えたと思う。メモリアルな年に優勝という快挙を成し遂げた慶応は本当にすごいチームですね。2、3年生主体のチームだけに来年、再来年も優勝候補になる事は間違いないだろう。日本選手権での活躍を期待します。
関東学院はSO淵上が徹底的にマークされ思うようなプレーが出来なかったのが一番の敗因だろう。SHのパスに安定性や素早さがなかった事で淵上にプレッシャーがかなりかかっていたと思う。それによる自慢のBKラインが生きなかった事が残念です。走れるFWの集散の早さで球が出るもののゲインラインを切れなかった事が最後まで響いていたと思う。相手ディフェンスが崩れないならばキックを使うなど別の攻撃パターンを見せて欲しかったです。またチャンスの時に簡単なミスを犯し自滅したような感じがした。3連覇出来なかった事は残念だった。