
| '01.1.21 神戸製鋼VSトヨタ自動車(社会人選手権決勝) |
| 神戸製鋼 29 | VS | トヨタ自動車 26 |
大学選手権に続き試合巧者チームが勝ちましたね。両チームともに日本代表を大勢揃えているチームであり、組織力の差が出た結果だと思いました。
神戸製鋼のディフェンス力はさる事ながら勝負所での集中力が優れていました。
攻めるべきタイミングではラックを小人数でキープし、密集サイドに行くか素早く展開するかの判断がチーム全体で出来るところ、
またDFではスペースを埋めていくという考え方が徹底しており、常に穴が出ないようできる集中力はさすがだなと思いました。
この試合はSOミラーが攻守ともに光っていました。特にディフェンスは去年とは見違えるほど良くなっていました。FWの縦突進を見事にとめ、速いテンポで球だしをさせなかった事にあるでしょう。
また攻撃面でも相手の守備陣形を判断し、スペースを狙ったキックをしたり、早い球だしからよこにふったり、密集サイドを立て突破はかったりと。
ただ残念だったのは大畑がCTBだった事である。チーム事情と言うのも分かるが広いスペースを与え自由に走る姿を見たかった。日本の翼であるのだから。
トヨタは今年から攻撃を継続していくというコンセプトのもとキックを使わずに極力展開していくスタイルに変更。 その為に神戸の分厚いDFを前にしてもボールを広く展開する事にこだわった事が敗因である。 こういうチームはDFが堅いチームの前では自滅しやすいです。だってキックを使わないと言う事は相手にとっては後ろを守る必要が無くなるからです。 もっとチームとして柔軟な考え方が必要であると思います。状況によってはキックを使っても良かったのでは?そうするアクセントをつけることが継続ラグビーが成功する方法だと思います。
日本選手権ではこの2チーム+サントリーのどれかが優勝するでしょう。残念ながらNECは攻撃の面で3チームには見劣りすると思います。
ただ出場する社会人チームの実力差はあまり無いので、勝負どころでの判断力が鍵になるでしょう。