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2000.7.8 〜 7.13 |
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2000年の夏は小笠原へ行ってドルフィンスイムをするつもりでしたが 台風3号の影響で小笠原丸の出航が2日も延期になってしまい 25時間かけて島に渡っても1泊したら帰ってこなければいけない という、とてもとても悲しい事態になってしまったので、今回の小笠原行きは あきらめて沖縄・渡嘉敷島へ行ってきました。もちろん目的はダイビングです! 沖縄本島へは学生の頃に行ったことがありましたが島へ渡るのは初めてでした。 渡嘉敷島は周囲約20q・人口約700人の慶良間諸島最大の島です。 |
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小笠原丸の出航延期が確定し、急きょ目的地を沖縄方面に変更。 安いツアーがあればそれを使って行けばいいや、と考えてたけど さすがに前日に申しこんでオッケーな格安ツアーはなかったので 飛行機と宿泊の予約をする。 今回お世話になったのは阿波連(アワレン)ビーチにある民宿「とみ乃」。 予約の電話をしてみると 「台風4号が近づいてきてるので海に出れるかどうかわかりませんが・・・」 「もしお休みの日が替えられるのであれば次の週とかはどうですか?」 との事・・・・ウッ、また台風!? 日程は変更できない、行き先も他に思いつかない、、 まぁ、いいやなんとかなるよって決めました。 とにかくどこかに出かけなきゃ!って意地だったね。 飛行機もなんとか安めのチケットが取れて一安心。 あとは台風3号がさっさと関東を通りすぎて飛行機が欠航に ならない事と台風4号が進路をかえてくれる事を祈るだけ。 |
台風3号は予想以上に早く関東から遠ざかり、午後には快晴になる。 とってもいいかんじ、旅気分が高まってくる。 20:30発の飛行機に乗るので、ちょっと早めに羽田に向かう。 小笠原へは私・私の友人"ニャ〜"・友人の友人"アキリン"で行く予定で、 私とアキリンは3泊、ニャ〜は帰りを1便遅らせて11泊する予定でした。 ※ダイバーはご存知と思いますが、小笠原丸は週に1便しかないので 帰りを1便遅らせると帰りが1週間後になるのです。 ニャ〜はそのまま出発の遅れた船で小笠原へ、私とアキリンは顔を合わせて 3回目・初対面から4日後に旅の道連れになったのです。 成り行きってオソロシイ。 飛行機は定刻どおり離陸、23:10無事に沖縄那覇空港へ到着、 そのままタクシーで、素泊まり3500円のビジネスホテルへ向かう。 ビジネスホテルと言ったけどとてもレトロな雰囲気が漂ってて良い、 なんだか昭和初期に迷いこんだ感じ。 不安のタネの台風4号はというと、ポツッポツッと雨が降ってるくらい。 この分だと大丈夫かもしれないなぁ、ちょっと期待し寝る事に。 この日はちょうど27時間テレビをやっていた。 |
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ザァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 外は暴風雨、一瞬でも期待した私が悪かった。 天気予報を見るためにテレビをつけるとまだ27時間テレビは続いてる。 渡嘉敷島へ行くには1時間10分かかるフェリーと30分で行ける高速艇 (2000年7月就航)とあるけれど高速艇はあっさり全便欠航、フェリーも 午前中の1便だけ。不幸中の幸いは前日那覇入りしたので10:00発の "フェリーけらま"に充分間にあうこと。 9:00にチェックアウトして那覇泊港"とまりん"へ、歩いて5分。 傘を一応さしてみたけど、5分歩くだけであっという間にビチョヌレ。 こんな嵐の日に島へ渡る人はやはり少なく"とまりん"も活気がなく寂しい。 10:00ギリギリに乗船しいよいよ出発! 雨風が激しいけれど船内にいると酔いそうなので、ビショビショになりつつも 渡嘉敷につくまで甲板にいる。そんな変わり者は我々二人だけだった。 島に近づくにつれて船のあげる波飛沫が青白くなってくる、うれしいなぁ。 渡嘉敷港に着いた時が風雨の最高潮。船を降りて目の前にある 待合所に行くだけで全身ズブヌレ。 フト見ると、私達が乗ってきた船で那覇に戻る人の大行列が! この船で戻らなければ今度はいつ戻れるかわからない、明日かもしれないし 1週間後かもしれないからね。島だねぇ。。 民宿の車で渡嘉敷港から20分ほどの阿波連ビーチにある民宿兼DS"とみ乃"へ。 入口を入るとすぐ食堂があり、個々の部屋は6畳で壁はベニヤ板っぽい。 全部で10部屋くらいある。 とっても簡単な作りで全然豪華でもなんでもないけど気に入った。オーナーは比嘉さん。 今日は確実に海には出れないので、雨の中ビーチとか近所をブラブラしてみる。 ビーチは白い砂浜が続き、パイナップルのような黄色い実をつけたアダンの木が とても甘くて心地よい香をあたりに漂わせている。 家々の塀の角に「石富○」(←最後の一文字なんだったっけかな・・・)という 表札のようなものがついてる、最初は「石富○」さんの家かな?と思ったけど、 ちょっと違うみたい。帰って聞いてみると家のお守りみたいなものだそうだ。 ブラブラしてたら一日が終った。とても美味しい夕飯を食べたあと、泡盛を少し ご馳走になって、波の音(荒れた海の音)を聞きながら寝ることに。 |
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目が覚めると昨日の嵐がウソのような晴天!でも、まだ波が高いので海には 出られないそうだ。しかたがないのでビーチや近所を散歩する。 ゴハン食べて昼寝して、おやつ食べてまたウツラウツラして・・・・ まるでおばぁちゃんちに行ったときみたいにとってものんびりした一日。 近くに漁港があるので行ってみた、小さな魚が泳いでいるのが見える。 海に飢えた私にはとてもきれいに見えてシュノーケリングがしたくなる。 比嘉さんに話すと 「あそこでシュノーケリング?!みんな汚いって言ってるさぁ〜」と笑われる。 あれで汚いの??海への思いが一段と募ります。 明日の海に期待しておやすみなさい。 |
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良い天気。朝食前にビーチに行くと、浮輪貸しのオバちゃんが開店準備をはじめてるっ! 今日は海に出れる!?うれしい。午後から海に出るとのことなので、はやる気持ちを押さえつつ 午前中はビーチでシュノーケリング。 台風で舞上がった砂はまだ落着いてないので多少にごってはいるけれどキレイ! 浅いところにいきなりクマノミやカラフルな魚がいるのに感激。 "水にぬれても写るんです"でバシャバシャとりまくる。 魚はモチロン私のためにじっとしてくれないから、今だ!と思ってシャッターを 切ってもヒュッっとどっかに行ってしまう、水中写真はムツカシイんですね。 お昼ご飯を食べていよいよ出発!今日のポイントは海人(ウミンチュウ)。 とみ乃の船の中で一番大きな"七星丸"に乗って20分くらいだったかな・・? このボートがまた気持ちいい、空・海・太陽!気分爽快!もぉっサイッコ〜生きてて良かった。 台風4号のおかげか今日はわれら二人と体験ダイビングのお客さんの3人しかいないので ボートは貸しきり状態、ファンダイビングも1本目はガイドさんと 私のマンツーマン。なんて贅沢なんでしょう!! アキリンはダイバーになるため講習を受けるので海の中では別行動、それにしても こんなスバラシイ海で講習受けるなんて、とても贅沢だ。
2本目が終りシュノーケリングしたりして水面でプカプカしていると、 講習を受け持っていたイントラのあやさんが突然「ウミヘビッ!」と叫んだ、 見てみるとホントに下の方に細長いのが泳いでる。 あっというまにあやさんは潜って行ってしまい、何するのかと思ったら ウミヘビの尻尾をつかもうとするじゃん、驚いたウミヘビはいきなり方向を変えて 私の方に向かってくるじゃないっ、ひょえぇぇぇぇ〜〜〜〜!やめてけれぇぇぇ!! ウミヘビはそのまま一目散に逃げていったけど心臓が止まるかと思った・・・・。 民宿に帰ると、お客さんが増えており夕食は賑やかだった。 2週間くらい沖縄本島や宮古島を旅してる男の人、飛行機の手配だけして あとはゆきあたりばったりの旅をしてる人、首里城に出口から入って 警察につかまった人・・・。いろんな人がいるね。面白いね。 ちょうど"ガチンコファイトクラブ"をしていてその話で盛り上がった 「何かが起こるっ!って見せてひっぱるだけひっぱっておいて、 次週に続いちゃうんだよねぇ〜」ウンウン、みんなやっぱりそう思ってたのね。 |
今朝は6時に起きて展望台に行ってみる、朝日が水面に反射して美しい。 今日も天気が良い。残念に思ったのは、昨日の夜誰かがビーチで酒盛りをしたんだろうけど ビールの空き缶が4つも転がっていたこと。この海を見ていたら絶対そんなことできないと 自然に思うのだけど、そうは思わない、思えない人達もいるんだなぁ、悲しい。 朝ゴハンを食べて、ビーチで少しシュノーケリング。 今日は午前中1本・午後2本
小笠原ではウミガメの刺身を出すお店があり、なかなか美味しいと聞いたので 比嘉さんにそのことを話したら「このへんの人、特に漁をする人はウミガメは 自分たちを守ってくれる存在と思っているからから食べることはモチロン、 殺したり傷つけたりは絶対にしない」って。 昔一度だけ船のモーターでウミガメを巻きこみ殺してしまったことがあったらしく その船は縁起が悪いのですぐに手放した。その船の次の持ち主になった人が 漁に出て嵐にあい、そのまま行方がわからなくなってしまったそうです。 嵐に遭って行方知れずになったこととウミガメを殺した船に乗っていたことに 関係があるかどうかはわからない、単なる偶然かもしれない。 でも、そういうことを根っこに持って生活しているってステキなことだと思った。 自分がそういう生活とは無縁の生活をしてるから余計にそう思うんだろうな。 ポイントまで行くボートから遠くにうっすら見える島があるのだけど、 その中に"渡名喜島"というのがあって、その島は今でも道路が舗装されてなくて 白い砂の道が続き、家の石垣も大きな珊瑚を組んでいたり、昔ながらの作りの 家が残っていて、とても雰囲気が良いそうで、比嘉さんも「自分が小さかった 頃は渡嘉敷も、今のトナキみたいな風景だったんだよ。ブロック塀にしたり 道路を舗装することはとても簡単なことだけど、一度してしまったものを もとに戻すのはとっても難しい、できればずっとあのままで残して欲しい。」 と絶賛していた。私も次回沖縄に行くことになったらぜひ足を伸ばしてみよう。 比嘉さんの子供の頃の話しは聞いててとても楽しいし、話す比嘉さんもとっても ウレシそうに話す。タイムマシーンにのって今以上に自然がいっぱいだったころの 渡嘉敷に来てみたいと思う。 |
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今朝もいい天気!早めに起きて散歩する。渡嘉敷に来てからとても規則正しい生活をしてる。 美味しいもの(それはけっして贅沢なものではなく普通のものがとても美味しい) を食べて海漬けの生活をして、アァ〜シアワセェ〜。 今日は夜、飛行機に乗るので午前中に1本だけ潜る。
ダイビングはあっという間に終ってしまう。民宿に帰ってきて比嘉さんに車で郵便局に 連れて行ってもらう、その途中に白い家があったんだけど作家の灰谷健次郎さんの 別荘なんだそうだ、私は彼の「太陽の子」読んだけれどとても良かった。渡嘉敷に 住んでいると聞いたことがあったけれどここだったのねぇ。 緑があふれ畑があり、花が咲き、車も東京では考えられないくらいにノンビリと走る 島の道は狭く追い越しなんかできないけど、後ろに車がいても知り合いにあえば平気で 車をとめて世間話をする、後ろの車の人もしょうがないなぁ〜って待ってあげる。 郵便局で無事お金を手にして帰ってくる、青い空が広がっている、渡嘉敷に着いた 日のあの嵐がウソみたい、晴れて本当に良かった。渡嘉敷に来て本当によかった。 16:00発の"フェリーけらま"に乗るため渡嘉敷港へ。待っている間にあきりんが 自分のTシャツを買うついでに私のも買ってくれた、ラッキー! 那覇に戻ってみて車の多さに驚いた。人も多い。 暑さの種類も違うように思える、こんなんで東京に帰れるのかと少し心配。 国際通りで早めの夕飯を食べる、私が食べたのはアダンソバ、上にラフテーが のっていて美味しかった、国際通りは渋谷とかと変わらない。 島に渡ってのんびり過ごして良かったとあらためて思う。タクシーで空港へ向かう。 このタクシーのオジチャンがまた面白い人だった、休みの日は仲間と バーベキューをしたりサンシンをひいたりして島唄をうたうのよぉ〜と 一生懸命に自分の話しをしてくれる。実際に島唄も歌ってくれた。 JALのカウンターに行ってみると、鳥が飛行機のエンジンに入りこんでしまった ために予約していた飛行機が欠航になってしまったそうだ・・・えっ!?そうなの! 最後の最後、安心しきってたところにそんなどんでん返しがあったなんて。 だけどJASの飛行機に乗れるそうで、予定より30分くらい早めに出発する ことができた。まぁラッキーだったかな。 東京に無事着きました。モノレールに乗っている間に見えるコンクリートだらけの光景は 自然豊かな渡嘉敷から戻ってきた私にはとても生活する場所には思えず、またすぐにでも 島に帰りたいと思った。 |
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渡嘉敷島での出来事を書いてみました。 書いてるうちに"あぁ、あれもあった、これもあった"と いろんなことを思い出して、ダラダラと長くなってしまいましたが、 最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。 他の慶良間の島に行ったことはないので比較はできませんが、渡嘉敷は自然も人も 本当にステキなところです。自然と田舎が好きな方はぜひ行ってみてください。 私は絶対にまた行きます! |