喧嘩 


あの日、君を帰さなければよかった。
何で喧嘩なんてしちゃったんだろう。
突然、部屋を出て行った君は、突然姿を消した。
もう、僕がどう足掻いたって君を見ることはできない。
君の姿を見ることはできないんだ。

君を突然に失った、僕は自分を責めることしかできないよ。
君の世界からは、僕がどんな風に生活しているのか見えるよね?
そっか、僕は君に見られているのか。
僕が、どんな風に思い、どんな日々を送っているのかを。
でも、僕が君の毎日を見ることは決してできないんだ。
君ばかりずるいよ。
僕にも教えてよ。
君がどんな風に過ごしているのかを。

そっか。
僕が君のところへ行けばいいんだね?
そうすれば、僕も君も対等の立場になれる。
でも、きっと君は悲しむだろ?

だから、僕はそんなことはしないよ。
僕は君が見ていてくれると感じるだけで嬉しいよ。

だから、僕は君を忘れない。
大事にするよ。