| 1.Dew阪急山田の外観、1Fの様子
2003年の11月20日にオープンしたばかりのデュー阪急山田。まず、簡単に位置を見てみよう。
大阪のベッドタウンで有名な吹田市には、あの有名な万博記念公園がある。そこから大阪モノレールで大阪空港方面に1駅行ったところに、モノレールの山田駅があり、すぐ近くに阪急千里線の山田駅も存在する。デュー阪急山田は、この2つの山田駅の間に挟まれるように建っている。
山田駅の周辺は、千里ニュータウンが広がる。このあたりは、ちょうど1970年の万国博覧会開催と前後して急速に区画整理され発展した街で、道路も街並みも非常に綺麗だ。山田駅は比較的新しい駅で、昭和48年に誕生した。駅が出来た当時から、駅周辺に店があまりなく、駅前はどちらかというと閑散としていた。駅近くに目立つものと言えば、ガスタンクしかなかったんである。(-_-;) その状態が、つい最近まで続いていたのだ。
今、デュー阪急山田が建っているところも、数年前は空き地で、モノレールと阪急を連絡する長い長い通路があった。その通路沿いには、アズナスという阪急系列のコンビニがポツンと1軒、プレハブの形で建っているだけで、非常に寂しい感じだった。
そこに、山田駅前の再開発計画が作られ、その目玉として、ダイエーを誘致しようという話が持ち上がった。しかし、ダイエーはその話が出たあとで経営が悪化、出店の余裕もなくなり、再開発は白紙に戻った。
新たに練り直された計画で、駅ビルにKOHYOやユニクロなどを誘致することになり、プレハブのアズナスも早々につぶして、本格的な駅ビルが建てられた。
完成した外観だが…うーん、真新しいからまだいいけど、駅ビルとして実に平均的な感じだ。(-_-;) 一言で言えば、可もなく不可もなく。これでもいいとは思うんだけど、山田駅のランドマークにもなるわけだから、外観にはもう少しこだわって欲しかった。エスカレータ横がガラス張り、建物の壁に何の店舗が入っているか一目でわかるロゴ、均一的なディテール。これらを眺めていると、はっきり機能性を優先させていることがわかる。
壁の色使いも普通だが、写真を見てもらうとわかるように、通路でつながっている阪急山田駅の外観色はホワイト。できれば、ビルか駅か、どちらかの色で統一感を出してもよかったのでは、と思う。
駅ビルから伸びる通路は、平均的。しかし、通路に沿って壁があるので、寒々とした感じはしない。
陸橋になると(特にモノレールのところ)、どこか無機質な印象。住民感情や予算的問題もあったかもしれないが、もう少し温かみを出してもよかったかも。
ただ、駅周辺は、現在再開発の真っ最中だ。駅を降りてすぐ西側には、「ジオ阪急千里山田」という中層マンションが誕生。駅の東側はまだ更地が多いが、今、「ジオタワー千里山田」という高層マンションが建設中だ。「ジオ」というのは、阪急不動産が手がけるマンションシリーズの名称なのだが、マンションによる居住人口の増加で、今後も新たな施設の建設がなされる可能性がある。一応、現時点では未定だが、山田駅の東側に、10階建ての公共施設が建てられる計画があるそうだ。
それでは、デュー阪急山田に入ってみよう。中に入ると、フロアの中は、Dew≠フロゴの旗が至る所に翻り、中央部分がズド〜ンッと吹き抜けになっている。駅ビルにありがちな圧迫感をここで開放しているかのような感じがして、これはポイントになるかもしれない。天井も結構高い。吹き抜けの下のところは、丸いテーブルとイスが所々並べられた休憩場所になっていて、フロア内の何店舗かあるフードコーナーで買ったモノを食べながら、たくさんの人がくつろいでいた。簡単なベンチもあり、休憩スペースとしてはいい感じだ。(^_^)
1Fにはいろいろな店が入っているが、その中でメインになっているのが、食料品スーパーのKOHYO。KOHYOは大阪と兵庫でよく見られるが、この山田のKOHYOほどハイソな雰囲気を持っているところはないんじゃないだろうか。行った日(11月22日)には、当日限りとして関物特集(関アジ・関サバなど)の大安売りをしていた。また、芦屋に本店のある「ビゴの店」のパンのコーナーがあって、芦屋本店から直送されたものを店内で販売していたりした。
特に、あの高級スーパーの成城石井が、イシイ・ストリートとして自社プライベート商品のコーナーをKOHYO内に設けていたのには驚いた。成城石井は食材も調理法もこだわりを持って世界中から一流の食品を集めて売っているので、食にうるさい人にも人気が高い。
KOHYO内は品数も豊富で雰囲気もよく、デュー阪急山田内での存在感はバツグンだ。チラシを見て、安売り情報もチェックだ。
他に1Fには、惣菜や和菓子、ドラッグストアや美容院などが入店していて、生活感が漂ってくる。中でも、手羽先からあげの「鳥屋」には、結構行列が出来ていた。ちょっと食べてみたかったな〜(^^)
あと、すっかりお馴染みではあるが、神戸屋のカフェも入っていた。買い物帰りにちょっと友達とかとしゃべって…というのには便利だ。少なくとも、無難な作り・店舗の構成の中にも、少しゆっくり出来る空間が確保されているのはよかったと思う。
※KOHYOのホームページは、こちら。
http://www.kohyo.co.jp/
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