5.ダイヤモンドシティテラスの設備、アクセス

 テラスは、結構細かい心配りをしている。フロアは、全体的にカーペットが敷かれている。ショッピングモールを歩いていても、大抵は床タイルで、カーペットが敷かれているところはあまりない。これなら、家族連れで来ても、子供が転んで頭を打ったり、ケガをする心配がほとんどない。
 また、1Fには有料の託児所がある。ショッピングモールでは最近では珍しくなくなったが、子供を預けて安心して買い物をしたりするのには便利だ。
 ベンチも非常に多い。エスカレータの脇や通路沿いなど、ちょっとスペースになっているところは、すぐベンチになっている。それでも、訪れる人自体も多いので、混雑時にはあまり空いてなかったりするのだが。(^_^;)
 お金の出し入れも、イオンクレジットのほか、郵便局や銀行のATMもあり、とても便利だ。ただ、テラスの1Fの入口を出たところにあり、やや目立たない場所にある。
 
 エスカレータは外にも中にもあり、全部でなんと8基もある。しかも、一部は吹き抜けを貫くような形で設置されているので、テラスの巨大さを体感しながら周れるだろう。エレベーターは4箇所にそれぞれ配置されているので不便さはあまりないが、できればテラスデッキの脇にもあればと思った。
 新しいのでトイレはきれいだし、フロアも全体的にフラットだ。駅のホームからもエレベータを使って車イスでテラスにたどり着けるし、館内も周りやすいと思う。ただ、テラスと駅の間の連絡陸橋の脇にたまに自転車が止めてあったりして(台数は少ないが)、やや通行の邪魔であったりする。連絡陸橋は駐輪禁止だし、ちゃんとテラスのあちこちに自転車置き場が用意されているのだから、自転車でテラスに来る人は気をつけよう。

 あと、細かい部分を挙げると、食料品などが売っている1階部分だけでなく、雑貨店や飲食店が中心の3階部分にも冷蔵ロッカーが用意されているところ。これは、上の階に駐車しているお客が、3階以上のお店でも気軽に周れるよう配慮しているためと思われる。普通のショッピングモールであれば、大抵食料品店のある1階にしか冷蔵ロッカーはないから、そうだとすれば実に配慮がいいと言える。
 テラス自体は完全屋内型なので、雨でも安心だ。さすがに、駅からテラスに向かうときや、屋上駐車場で車から降りるときなどは、傘が必要だが。

 テラスの場合、都市型のショッピングモールの要素を持ちながら、郊外型の要素も兼ね備えている。というのは、駅に直結していると同時に、車でも気軽に来れるようになっているからだ。
 車では、テラス北側を南北に通る伊丹豊中線で来るルートと、南側の猪名川河川敷沿いの道路から来るルートと2種類ある。テラスの周囲まで来ると、いずれも片側1車線の道路に吸い込まれていく。テラスの車での入り口自体は3箇所あるが、テラスの周囲に限ってはこれらの道路を必ず通らなければならない。休日には、時間帯によってはかなり混雑することもある。

 とはいえ、これら片側1車線道路のいずれも、ほとんど全てテラスのお客様専用道路と化しているので、多方面への車が列に紛れこんでしまうことは少ない。車の流れは、どちらかというとスムーズなほうである。また、道路上は混雑していても、駐車場内は意外にすいていることも多い。これは、駐車場入口での駐車券の発券待ちによるところが大きいのかもしれない。
 ちなみに、Amaryは土曜の朝10時頃に、伊丹豊中線経由でテラスを訪れたことがあるが、快適に車を飛ばして全く並ぶことなく駐車場にたどり着いた。
 その駐車場だが、主に立体型として約2600台分確保され、しかも他のショッピングモールと比較しても立体駐車部分の天井が高めだ。駐車する車同士の間隔も広めに取られていて、狭苦しい間隔を感じることはほとんどなかった。(^_^)

 電車なら、JR宝塚線の伊丹駅と直結している。「直近」ではなく「直結」で、今流行の「駅ナカ」ではないから、駅を出て少し歩かねばならない。それでもJR伊丹駅からテラスまでは、連絡陸橋を比較的のんびり渡ったとしても、駅のホームから3分もあれば余裕で着いてしまうのだ。そのJR伊丹駅には、丹波路快速も停車するし、ここから宝塚や川西・尼崎・大阪・高槻・北新地・京橋以東の街にも乗り換えなしで行ける。
 運賃も、例えば大阪駅からJR伊丹駅までは230円しかかからない。大阪市営地下鉄の梅田〜なんば間の運賃と変わらないのだ。時間的にも、丹波路快速なら11分で、各停でも15分で着いてしまう。これはお手軽だろう。
 ただ、JR伊丹駅自体はJR宝塚線のみで、ターミナル駅ではない(バスターミナルではあるけれど)。伊丹市内を走るもう一つの電車、阪急電車を使うとなると、阪急伊丹駅からテラスまでは1キロ弱離れている。これはバスで行くにも近すぎるし、歩くと少し遠い感じで、微妙な距離ではある。

 バスなら、JR伊丹駅前まで伊丹市営バスか阪急バスに乗って行く。駅に向かうバスの出発地はそれぞれ異なれど、駅前にはほとんどひっきりなしにやってくる上に、JR伊丹駅前の停留場の真上が連絡陸橋なので、バスで来るのも有効な手段である。
 バイクや自転車でも、比較的便利。2500台分の駐輪場があり、特にジャスコ側の近くにスペースが多めに用意されている。猪名川を疾走してきたついでにテラスへ…なんて感じで寄るのもいいだろう。

 こうしてみると、テラスはなかなか交通便利、アクセスお手軽というのがわかるのではないだろうか。 

テラスのATM。テラスデッキの真下、1F入口脇にある。
駐車場へ向かう車の列。撮影時は休日で混雑していたが、流れはスムーズ。
駐車場の空間は広め。写真は4F屋上の駐車場。
JR伊丹駅の東側出入口。ここから連絡陸橋を渡るとすぐテラスだ。
JR伊丹駅には、JR宝塚線のほか、東海道線や東西線・学研都市線の電車も乗り入れている。写真は同志社前行き普通。