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| そして、ほかの なんにんもの かきてに かかせましたが、ひとつも きにいるものが ありませんでした。 そこで また 遺竜(いりょう)が よびだされました。 天子(てんし)さまは やさしく 「それでは 法華経(ほけきょう)の題字(だいじ)だけでもよい。なんとか かいて くれまいか」 と、たのみました。 遺竜(いりょう)は ゆかに あたまを すりつけたまま だまって いました。 ついに たまりかねた 天子(てんし)さまは、おおごえで どなりました。 「遺竜(いりょう)、おまえは おやの おんを しって くにの おんを しらぬ おおばかものか。 |
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天子(てんし)の めいれいである! 題字(だいじ)だけでなく 法華経(ほけきょう)ぜんぶを かきうつしてもらう。 いやというなら すぐに おまえの くびをきる!」 遺竜(いりょう)は どうしても 法華経(ほけきょう)のもんを かかないわけには いきません。 そこで なきなき ふでを とりました。 |
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