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その ひかりのなかに 天人(てんにん)が あらわれました。
遺竜(いりょう)は びっくりして
「あなたは どなたですか?」
とよびかけると、その 天人(てんにん)は 遺竜のおとうさんでした。
「遺竜(いりょう)よ ありがとう」
おとうさんは こころから おれいを いうのでした。
法華経(ほけきょう)の わるくちを いった おとうさんは、
地獄(じごく)におち まいにち くるしんで いました。
そのとき じひぶかい ほとけさまが ひとり
地獄(じごく)に おりてきて いいました。
「おまえの こども 遺竜(いりょう)が たったいま
法華経(ほけきょう)の題字(だいじ)を かいた。
その もじ 一字(いちじ) 一字(いちじ)が ほとけと
なって みんなを すくっているのです」
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