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 遺竜(いりょう)は おどろきました。
「おとうさん、わたしは ゆいこせんを やぶって 
しまいました。それなのに どうして くるしみを 
のがれることが できたのですか?」
 おとうさんが はなしてくれました。
法華経
(ほけきょう)の ほとけさまは、わるくちを 
いった わたしのような ものでさえ たすけて 
くださる ありがたい ほとけさまです。
 なにもしらなくても、南無妙法蓮華経
(なんみょうほうれんげきょう)と となえれば かならず しあわせに なるのです」
と、にこやかに はなすのでした。
 遺竜
(いりょう)は びっくりしました。
そして ゆめからさめた 遺竜
(いりょう)は、
法華経
(ほけきょう)のちからをしんじ、はればれとした 
あしどりで うちへ かえりました。

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