<TOPに戻る ≪解説≫ <前へ 〈1 〈2 〈3 〈4 《5》 6〉 7〉 次へ>

 インドは あつい くにです。おひさまが かんかん てりつけます。
ラールは あせを ふきながら、あちら こちらと たずねて いきました。
「ぼくを つかって くれませんか」
 みせや こうばを たずねて いっても、しらない ものを やとって くれる ところは ありません。
あせと ほこりで、まるで こじきのような すがたに なりました。
「やーい、やーい、おんぼろ こじきが いくぞ」
 わんぱくな こどもたちが いしを なげて いじめました。
「ああ なさけないなぁ」
 ラールは なみだを こぼしました。

<TOPに戻る ≪解説≫ <前へ 〈1 〈2 〈3 〈4 《5》 6〉 7〉 次へ>