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「どうしたのだね、おや おや、きみは」
 みすぼらしい すがたの ラールに、アルセルは びっくりして しまいました。
「しごとが みつからなくって」
 ラールは、しょんぼりと したを むいて いいました。
「きものの うらを みてごらんなさい。
ねがいの かなう たからの たまを、きちんと ぬいつけて おいたのに」
「しらなかった、しらなかった。こんな たまの あった ことを」
 きらきら かがやく たからの たまで、ラールは たいへん しあわせに なりました。
この おはなしは、なんみょうほうれんげきょうの ごほんぞんさまの すごい ちからと、それを 
わすれた ひとの ことを おしえて いるのです。

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