7.あとがき
私は元来無感動にできていて、もし日本にいてこの旅日記を読まされても、何も心に感じずに読み飛ばしていたことでしょう。ただ言えるのは、実際に体で体験したことを完全に文字化することは、今の僕の文章力では叶わないと言うことです。現地で思ったことを取り留めもなく綴ったこの旅日記は、ホームページという媒体に載せる以上、人に見せるに恥じない一般性をとどめていなければなりませんが、一人の目から通した文であるため、どうしても客観視を徹底させることすらできません。しかし、質は伴わなくとも、ロシアを多角的に覗けたという自信は、大学ノート一冊という量に込められています。今自分でざっと見ただけでも、東から西への緩やかな変化が感じ取れます。そして、時折辛さが思い出されるものの、最終的には幸福感と懐かしさが甦ってきます。・・・という文をただ見たら、私は一笑に付すだけだったでしょう。是非皆さんも一度、旅をしてみて下さい。私は・・・これからどうするのでしょうか?