コア日記
2/12/2001 月曜日ってよぉ:
前から薄々気が付いていたケド、月曜日に日記かくのが圧倒的に多い。
そんなのどうでも良くて、最近やけっぱちに忙しい、というのはウソじゃ無いですが、なんか、また、何ていうか、オレ、決めました、今世紀中に、エヴェレストの単独無酸素登頂します。出来れば北側から攻める。しかも、極地法じゃ無いヤツです。全部一人でやります。1から10まで。
っつ〜か、最近マジで山登りたくて登りたくて登りたくて登りたくてしょうがねぇ。二つのおっぱいじゃなくて、エヴェレストとK2を征服したい。おっぱいは、もうイイです、というワケじゃ無くて、肌色とかピンク色じゃなくて、白色とか灰色とかの頂を制覇してぇ。肌色もイイケド。
メンズノソノを立ち読みしたケド、野口さんは25才で7大陸制覇を果たしたそうで、それが世界最年少。オレはまだ20才だし、バンドやってるし大学受験もあるし、服はあんま持ってないケド、でもなんかやれそうな気がする、っていうかやりてぇよ。っつ〜ワケで、オレはやります。オレはやるぜ。
とりあえづ、受験終わったら、養老渓谷でウォーミングアップでもしときゃOKでしょ。んで、クライミングジムに通って、壁登りまくって、そのうち谷川とか穂高とか剣岳とか登攀して、でもな〜、今、けっこうメジャーになりつつあるもんな、クライミング。オレよか若くて、猿みてぇにスルスル登れるヤツ、たくさんいると思うし。オレバンドマンで、大学受験もあるし、服もあんま持って無いし。まぁでもイイや、バンドも受験も服も関係無いだろ、ようは登りゃイイんだろ、壁をよ。オレ、ガキん頃から木登り上手だったし、多分才能あると思う。猿とリスだったら、猿に似てると思うし。それに体重軽いワリに、けっこう握力と筋力あるし。持久力あるし、根性と気合いもあるし、愛情を注がれて育ってきたし、部屋は汚いケド、プラモデル作るのそこそこ上手だし、ゼビウスも上手だし、ピンボールは面白いし、まぁ、そんな感じで、エヴェレスト、単独無酸素登頂しかも極地法じゃ無いヤツ、やります、マジです、マジです、コレはマジです。普通、クライミングって二人一組でやるらしいケド、オレ友達少ないから一人でやるし。まぁ、そんな感じで、ちょっくら行ってきます、ネパール。
っつ〜ワケで、スポンサー募集。なんか、やっぱ海外はメチャクチャ金がかかるらしい。なんであんな必要なのか。だって、結局登るのは自分でしょ、なんで金払わねぇといけねぇんだよ、なんかムカつく。ビジネスにしてんじゃねぇよ、って感じ。
まぁ、とりあえづ、登山メーカーの方でも、マスコミの方でも、どっかの青年実業家でも、オレに親切にしたい、っていう人は、とりあえづメールくれ、メール。
オレはやるぜ。

2/9/2001 人間:
人は忘れながら生きていく、そんなコトを以前聞いたコトがある。誰だったか、何かの歌詞か。
初めて聞いた時は、そんなコト無いよな、忘れながら生きていくなんて、哀しいじゃないか、と思っていたが、でも、最近はやっぱり人間って忘れながら生きているのかなぁ、とか思ったりした。何かとても切ない。
オレはもう、あと1ヶ月で今の学校を卒業だ。5年間、人生の四分の一を、この学校で過ごしたコトになる。クラス替えも無いまま、40人近い同じ人間と丸5年、というのはこれまでに無い。これからもあるかどうか。
今までは、学校がキライでキライで、やめたくて、行きたくなくてしょうがなかった。でも、残り1ヶ月、って時になった今、すごい学校が恋しい、というか、卒業が名残惜しい。今まで、卒業後のコトなんてそんな考えて無かったんだ。でも、実際はみんな散り散りになって、もう二度と会わない人も中にはいるだろうな。
そんなコトを考えると、涙が出てくる。5年ぶりの感情だから。
人間は、やっぱり忘れながら生きているのかもしれない。実際、忘れてることはたくさんある。でも、時々、そんな感情が、ふっ、と思い出される。始めて小学校に入った日のコト、まだ覚えてる。中学の時もだ。今の学校の最初の日も、良く覚えている。でも、普段は忘れている。普段からそんなコト、滅多に考えないだろうケド。
中には思い出せない記憶もあるだろう。完全に忘れてしまっているもの。その中にも、きっと大切な出来事や、その時は絶対に忘れないぞ、とか思ったようなコトもあったのかもしれない。哀しいケド、やっぱり人は忘れながら生きているのかもしれない。
今のオレは、3月には卒業で、去っていくものしか無いのだろうか。記憶だけが残って、いつかまた、その記憶も無くなるのかな。新しい学校(予定)や、新しい生活が待ってるケド、5年間の歳月を共にした友達を失っていくのは哀しすぎる。
そして、忘れていくのだろうか。
思い返せば、本当に素晴らしい5年間だった。オレは今の学校に入ってシアワセだと思う。何にも代え難い、貴重な時間、宝物だ。本当にそう思ってる。
あと5年したら、今日の日記を読もう。そして、この記憶だけは忘れまい。
そう、心に誓った、そんな1日だった。