しばらく入院しておりました。
15日深夜、突如下腹部に激痛が走り、病院へ。
とりあえず鎮痛剤(と思われるモノ)を打たれる。
その後、レントゲン、CTまで撮られる。
おいおいイイよそんな検査はっ!
俺はこの痛みが取れたらそれでいいんだからっ!
…むしろ肖像権侵害で訴えてやる!(痛みの為の錯乱)
そんなことを考えていたのかそうでも無かったのかはもう記憶に無いが、とにかく俺的には腹痛さえどうにかしてくれればいいのに盲腸の疑いが捨てきれないとか言われ、入院することになってしまった。
血液検査で、白血球の値が高く出たらしい。 (ちなみに白血球っつーのは炎症が起こると遊走するモンなので、この値が高いっつー事はどこかで炎症が起こっている可能性が高いって事。)
くーっ、がんばりすぎだぜ俺の白血球っ!
おいおいマジかよ? 俺の予想では、食事の不摂生が祟った急性胃腸炎だと思うんだけどな・・・。
そんな事を思いつつ、病衣を着せられ、ベッドに寝る俺はどこからどう見ても病人だった。 いや、実際病人なんだろうけど。
しかも次の日から食事が出てこない。 勘弁してくれよ〜。俺は病人じゃない〜!(病人の叫び)
朝になると外科に転科(?)となり、外科の主治医が回診に来た。
下腹部を押されると確かに痛い。
……しかしこれって昨日急患で罹った時に押され過ぎて痛いんじゃねーの?
しかし盲腸を押されると確かに痛いのは痛い。
それを医者に伝えると、
「あー、君これは盲腸だね、うん。盲腸。」
外科医のあっけない一言により、俺の枕元には「病名:急性虫垂炎(つまり盲腸)」の文字が掲げられることとなった。
ま、誰でも考えることだろうが、この時俺の頭の中には「剃毛」の二文字がよぎった。
どうでも良いことだが、現代医療において虫垂炎における剃毛を行っているのは日本だけだと言う。
剃毛の意義は、陰毛に多量に存在する雑菌由来の感染症を防ぐ、と言う事なのだが、剃毛には剃刀が使用されるから、どんなに丁寧に行っても小さな傷が付く。その傷が元となって起こる感染症の方が割合が高いと言うデータがあるのだ。
つまり剃毛と言う物は最早一種の虫垂炎の儀式的な物に過ぎず、臨床的意義はほとんどない。
盲腸で入院した。と言うと 剃毛した?と必ずや帰ってくる係り結びの法則の様な、もしくは枕詞の様な古き風習は一掃されるべきなのである!
でもこれで日記のネタが出来たな……
な〜んてアホな事を色々と思い巡らせるくらいしかやることのない病院での生活スタイルはマジで勘弁してくれ。
夜9時過ぎたら消灯。イヤホンを付けてこっそりテレビを見たのは何年ぶりか……。
消灯時間を過ぎても起きていて先生に殴られた修学旅行を思い出したよ(^_^;)。
……その後の検査により、盲腸に軽度の腫れが見られるっつー事になった。
手術するほどの腫れでは無いらしく、剃毛は…いや、手術は見送られることになった。
そんなわけで抗生物質と栄養素を点滴するだけの、おそらく今までの俺の人生の中でもワースト3には入るであろう無駄な日々を送ってきたわけだ。
普段忙しいからこの機会にゆっくり休めばいいじゃない、とみんな言ってくれるのだが、やはり人間生き甲斐が無いと生きている意味って無いんだなぁ、と感じる数日間だった。
いつも思うが、不自由になると当たり前にある健康の尊さをめちゃめちゃ感じた。
入院数日目。だんだんこの生活にも慣れてきて点滴のパックをゴロゴロ転がしながら病院の外まで行って友達に入院したぜ〜とかメールなんぞ打ってみた。
いやぁ、それを聞いて飛んできてくれた友達には感謝しとるよ。
恥ずかしいところを見られちまったぜぃ って気もするけどね。
いやホント、君らの骨はちゃんと俺が拾ってやる(おい)。
しかし今回の入院、絶食からほとんど水ばっかの粥なんぞ食わされ、そんなことだけでちょっと尊厳死について考えたりするブルーな数日間だったけど、
入院の知らせ(俺が出したんだけど)を聞いて飛んできてくれた友達を初めとして
掲示板に暖かいご声援を載せてくれた友達、
そして病み上がりでそいつらと遊んでしまった俺にバーボンを無理矢理飲ませてくれた友達(^_^;)
・・・の優しさはありがたかったよ。いやマジで。
未だに思ってる事なんだけど、入院初日、腹が痛かったのは絶対盲腸のせいじゃないと思うんだよね。(しつこい)
俺は病人じゃないんだぁ〜!(しつこい病人の叫び)。
まぁ確かに盲腸も少しは腫れてたのかも知れないけどさ。
腹が痛くなったのはギョーザとラーメンの食い過ぎだっ!
俺(と一緒にラーメン食いに行った愚か者たち)には断言して言える結論である。
ま、早期発見出来て良かったじゃない。 誰かさんのように、膵臓には異常は無かったし!
それともう一つ。今回、薬でいわゆる「散らす」って奴だった訳だけど、散らした場合って再発率高いんだよね。
それを知ってる友人が
「どうせなら切っちゃえば良かったのに。」
いや、別にムリして切らなくても…と思った俺に
「何で切らなかったの?」
…そんなこと言われましても。