|
: 爽魚 日付:10月18日(土)
1)月の句
(1) 月
8点句 穂薄の月光浄土となりにけり 倭子(爽魚、岬、香魚、さよ、せいこ、縞猫、織音、流水)
7点句 乳ふふむ吾子の瞳に月動く 秋心(岬、葉月、祐、さよ、展子、嵐子、流水)
月の輪を湿りとみたる齢かな 展子(葉月、空木、秋心、祐、せいこ、結子、美美)
6点句 自転車を漕いで満月渡りゆく 竈猫(爽魚、乙鳥、祐、遊、えり、結子)
5点句 月今宵海は金糸の帯を解く 岬(遊、展子、織音、美美、嵐子)
4点句 ためらひの長距離電話後の月 爽魚(乙鳥、葉月、沙羅、嵐子)
3点句 良き事の降って来そうな望の月 空木(さよ、えり、夏魚)
いも飯に命やしなう無月かな 結子(乙鳥、秋心、夏魚)
よるべなきよべのよぶりの月夜かな真子(岬、香魚、展子)
夜半の月涙とともに髪洗ふ 香魚(遊、せいこ、縞猫)
2点句 月今宵ほろほろ酔ひて病家族 えり(祐、織音)
月に雲まだ生きていると独りごち 實(香魚、沙羅)
夫逝きて月の宴もはるかなり さよ(えり、結子)
去りかける頃に恋する既望かな 露草(秋心、夏魚)
さわさわと芒の波や月に染む 美美(空木、沙羅)
十六夜のグラスきゅっきゅと磨きをり乙鳥(爽魚、倭子)
ガウディの塔に懸かりし月皓し 祐(縞猫、流水)
1点句 籠りの僧ことりともせず良夜かな 葉月(倭子)
影砕く波濤をなだめ今日の月 嵐子(美美)
満月の影に追はれる山野行 せいこ(空木)
2)音楽
(2) 音楽
6点句 反骨の太き指なりモダンジャズ 展子(爽魚、岬、遊、せいこ、えり、嵐子)
5点句 五十年謡い呆けて秋深む 實(乙鳥、空木、秋心、美美、夏魚)
太鼓打つひじ美しき秋の夜 結子(乙鳥、遊、さよ、展子、えり)
笛の音の屋島遥かに夢幻能 葉月(乙鳥、倭子、えり、美美、流水)
ソナチネの記憶譜面に恋のメモ 乙鳥(岬、香魚、秋心、流水、夏魚)
彷徨える砂漠に朽ちてゆく喇叭 岬 (香魚、倭子、秋心、結子、嵐子)
4点句 さざ波は穏やかな日のコンチェルトせいこ(葉月、祐、さよ、結子)
身の奥にボレロのリズム昂ぶりて 爽魚(香魚、祐、展子、結子)
3点句 ソリストの衣に映せり夜の空 嵐子(岬、倭子、美美)
聖堂にグレゴリア流れ一人旅 竈猫(爽魚、せいこ、沙羅)
常磐津の撥に残せし叔母の情 真子(遊、さよ、流水)
2点句 蘭蝶の語りに酔うやセピア色 美美(空木、嵐子)
水澄むやボ−イソプラノ切切と 倭子(沙羅、縞猫)
静寂にカデンツアの音冴へわたる 夢為(せいこ、縞猫)
オルゴール悪戯小人の鬼ごっこ 空木(爽魚、展子)
空白の五線紙煽る山の音 えり(沙羅、夏魚)
芒原ひと叢ごとにシンフォニー 沙羅(葉月、祐)
1点句 おほざつま三弦はげし土佐おとめ さよ(空木)
ゆっくりとシンバル鳴らす秋の蝶 香魚(葉月)
くねくねと菊坂界隈三味の音 夏魚(縞猫)
3) 蟲蝕
8点句 鈴振れば(水子の笑ふ)花野道 真子(爽魚、乙鳥、秋心、さよ、えり、縞猫、美美、流水)
7点句 鈴振れば(馬の幻)花野道 實 (空木、倭子、沙羅、えり、織音、美美、嵐子)
6点句 髭剃りは(命のあかし)秋彼岸 空木(乙鳥、葉月、秋心、さよ、せいこ、爽魚)
邯鄲の(声につまずく)峠かな 嵐子(岬、遊、空木、祐、展子、結子)
5点句 琉球の(珊瑚産まるる)良夜かな 葉月(香魚、さよ、せいこ、沙羅、嵐子)
3点句 望の夜(たましひふたつ)ゐたりけり 香魚(祐、せいこ、織音)
無伴奏(バッハ夜毎に)枇杷太る 倭子(秋心、祐、展子)
火のなかの( 煙る未練や)ちちろ虫 美美(えり、縞猫、嵐子)
いちじくを(宝珠のごとく)母を割る えり(岬、空木、展子)
秋薊(君亡き日々を )思ふべし 岬(乙鳥、香魚、夏魚)
鈴振れば(星ほろほろと)花野道 沙羅(岬、遊、倭子)
琉球の(たまゆらつつむ)良夜かな 結子(香魚、織音、夏魚)
2点句 コスモスの(抱かれしあとの)花の数 秋心(葉月、遊)
虫の夜の( 左見右見する/とみこうみする)地球かな 織音(縞猫、夏魚)
邯鄲の(しきりに鳴ける)峠かな 竈猫(爽魚、沙羅)
邯鄲の(夢辿りつく)峠かな 夏魚(美美、流水)
琉球の(戦渦の坂よ)良夜かな 祐(葉月、結子)
1点句 望の夜の(海鳴り消えて)ゐたりけり 乙鳥(倭子)
コスモスの(さみしさ色の)花の数 露草(流水)
火のなかの(火宅愉しむ)ちちろ虫 夢為(結子)
個人集計
爽魚 日付:10月18日(土)
14点 真子、實
13点 倭子、展子、岬
11点 竃猫、空木、結子、葉月
10点 嵐子
9点 秋心
8点 乙鳥、爽魚
7点 香魚、えり、美美
5点 せいこ、沙羅
4点 祐
3点 さよ、露草、夢為、夏魚
以上
|