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爽魚:11月6日(木) 13時30分
【1】
9点句
秋惜しむゆるりと海へ最上川 葉月(爽魚、秋心、ちりから、祐、笹舟、倭子、結子、香魚、カンナ)
7点句
アナウンスの訛冬めく上野駅 露草(夏魚、倭子、乙鳥、展子、沙羅、カンナ、縞猫)
6点句
冬めいてなにやら赤が好きになり 香魚(爽魚、秋心、公子、結子、美美、縞猫)
冬めくや主なき家を閉ざし来て 倭子(楓子、せいこ、遊、乙鳥、露草、美美)
5点句
秋惜しむ酒に友あり連句有り 實(爽魚、祐、笹舟、倭子、乙鳥)
豊穣に酔いし刻き去り秋惜しむ 美美(楓子、遊、空木、嵐子、縞猫)
4点句
秋惜しむ車椅子押す坂の道 縞猫(公子、香魚、流水、嵐子)
冬めくや眠りに落ちるまでのチェロ 岬(ちりから、祐、空木、展子)
冬めいて園児の囲む紙芝居 沙羅(秋心、公子、展子、葉月)
3点句
墨の香の凛と写経や秋惜しむ 乙鳥(岬、せいこ、美美)
ブラウスのブルーを仕舞ひ秋惜しむ 空木(葉月、カンナ、流水)
深山を味わいつくして秋惜しむ せいこ(夏魚、結子、沙羅)
冬めくや天井の染み壁の染み 祐(楓子、笹舟、流水)
冬めくや朝選びゐぬ路地野菜 結子(岬、せいこ、嵐子)
2点句
秋惜しむ伊万里の皿の帆掛船 ちりから(岬、空木)
秋惜しむ羽州の果てに水巡る 楓子(ちりから、露草)
秋惜しむ万葉音読相聞歌 展子(夏魚、遊)
冬めくや肩にくひこむ子守帯 笹舟(香魚、葉月)
1点句
星型のクッキー焼いて秋惜しむ 爽魚(露草)
暮れ六つの駅降りてより冬めけり 夏魚(沙羅)
【2】
10点句
歳事記や虜囚たりしは語らざる ちりから(夏魚、祐、岬、笹舟、遊、乙鳥、展子、沙羅、カンナ、縞猫)
9点句
歳時記やひとり遊びの夜の隙 倭子(夏魚、祐、岬、せいこ、結子、展子、沙羅、嵐子、縞猫)
8点句
歳時記に触れぬ日もあり波の音 夏魚(爽魚、秋心、せいこ、笹舟、沙羅、露草、流水、嵐子)
7点句
傍線の今年も使ふ好きな季語 沙羅(ちりから、公子、結子、乙鳥、葉月、露草、美美)
6点句
季寄せひとつ母の記憶のほぐれをり 葉月(爽魚、秋心、岬、空木、展子、縞猫)
4点句
歳時記の余白に拙句記しけり 笹舟(爽魚、倭子、カンナ、流水)
季語いつもぐるぐる回り熔解す 香魚(楓子、ちりから、倭子、カンナ)
歳時記に欲しき言葉にテロリスト 祐(結子、乙鳥、香魚、流水)
3点句
石ころをダイヤに変へる季語のあり 空木(夏魚、露草、美美)
2点句
潮しみる部屋の文机季寄せ置く 楓子(公子、空木)
歳時記を繰る指先や紅に染め 美美(笹舟、嵐子)
歳時記を枕にブルートレインゆく 岬(秋心、祐)
苦吟なお歳時記すがる昨日今日 遊(せいこ、空木)
歳時記をめくれば四季の溢れ出づ 爽魚(葉月、美美)
歳時記を友とし渡る余生かな 實(倭子、遊)
歳時記や明治生まれの母に随ひ 露草(楓子、葉月)
歳時記の中に遊ぶや湯にのぼせ 嵐子(遊、香魚)
1点句
歳時記に祖父の句発見うれしき日 縞猫(楓子)
歳時記もひらかぬまゝに小豆炊く 結子(公子)
くらき世に母の歳時記おばんざい 展子(香魚)
歳時記に挟むみしハーブ香の消えて 乙鳥(ちりから)
【3】
10点句
鰻食ふ(置き薬屋の)旅鞄 笹舟(爽魚、夏魚、ちりから、祐、公子、遊、乙鳥、展子、露草、縞猫)
9点句
草枯れて(親子自転車)通りけり 空木(秋心、ちりから、笹舟、倭子、結子、乙鳥、展子、カンナ、流水)
8点句
枯木山(影長くして)人に添ふ 嵐子(楓子、祐、岬、公子、笹舟、香魚、露草、美美)
7点句
雁がねの(列正しくて)猶さびし 露草(ちりから、岬、公子、笹舟、遊、乙鳥、香魚)
6点句
芒挿す(妻の横顔)美しき距離 夏魚(せいこ、倭子、結子、露草、カンナ、流水)
5点句
梨食ふと(なほみずみずし)この乙女 葉月(岬、せいこ、結子、展子、縞猫)
4点句
秋風に(ほてる酔顔)吹かれゐむ 實(遊、葉月、嵐子、美美)
秋風に(汝が望郷も)吹かれゐむ 倭子(楓子、祐、せいこ、空木)
はつふゆの(手水の水や)澄みにけり せいこ(爽魚、夏魚、流水、美美)
3点句
なによりも(勝る甘露の)寝酒かな 美美(倭子、葉月、嵐子)
2点句
柿喰ふて(五目並べの)合はずをり 結子(秋心、香魚)
なによりも(天下を嘗める)寝酒かな 遊(空木、カンナ)
なによりも(仮面を外し)寝酒かな 沙羅(楓子、縞猫)
(夕立の後)わが墓を洗ひけり 縞猫(秋心、沙羅)
芒挿す(姑と嫁との)美しき距離 祐(夏魚、沙羅)
雁がねの(縺れて追ふも)猶さびし 楓子(空木、嵐子)
1点句
枯木山(空の色より)人に添ふ 乙鳥 (沙羅)
芒挿す(御髪に触れず)美しき距離 岬(葉月)
鰻食ふ(コンビ別れの)旅鞄 ちりから(爽魚)
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