乾徳山 再訪 1999.12.26

Compact Flash の耐候性

錦晶水

前回(11/14)に乾徳山に来た時に、どうも Compact Flash を落としたらしいので、救出の淡い望みを持っていた。
本当はもっと早くに訪れたかったのだが、冬になるにつれて、夜型に生活リズムが戻ってしまい、どうしても山を訪れるに十分な早起きができなかった。

乾徳山で CF を落としたという確信があるわけでは無かったし、もし本当に落としたとしても1ヶ月以上が過ぎており、誰かに拾われてしまった可能性も高いし、あったとしても風雪に曝されて壊れていたとしても何の不思議も無いのだ。

でも、無事な状態で拾える可能性が極めて低くとも、それを確認しないでほったらかしにしておくのは、何となく気持ちが落ち着かない(こういうのを、喉の奥に小骨の刺さった気分というのか ^_^;)。
まぁ、それに1999年度最後の山歩きという事で、気合いを入れなおして、乾徳山に再訪する事にした。

今年の冬は暖かいとはいえ、流石に12月末だ。登山口の徳和に流れている徳和川も、流れの緩いところは凍りついている。
麓から見る限りは乾徳山には雪は着いて無さそうだが大丈夫だろうか。
まあ、山頂には行けなくても、扇平までなら大丈夫だろうと思い、前回のコースを辿る事にした。

ゴージャス3段霜柱

登山道は、所々凍結しており、特に銀晶水の辺りはガチガチに凍っており、足を滑らせないように緊張しながら歩いた。
うーん、これは錦晶水の水場も使えないかもしれないなぁ。
地下水が凍結しているところでは、大きな岩を持ち上げる程の霜柱もある。
天気も何だか曇ってきて、雪もほんの少しちらついている。
取り敢えず、扇平までは登って見ようと、自分を励ましながら錦晶水に到着すると、ちゃんと水が流れていた。

自宅から持ってきた水道水を錦晶水の水に入れ替えて、扇平へと向かう。
扇平は CF を落としたと思われる最有力地だ。
前回、ここで多数のテスト撮影を行ったのだ。
一通り、探索してみたが、CF は見当たらない。
ゴミが落ちてるのが哀しい。(これは、CF が無かったからでは無く、山歩きをしている者の中にゴミを放置していく輩がいることがだ)

天気も悪化する気配は無いので、山頂へと向かう。
1ヶ月あまり、まともな山歩きをしていないせいか、アキレス腱が痛みだした。
前回よりも30分ほど早い時間に登り始め、今回は日が暮れる前に下山するつもりなのだが、故障しないようにステップ幅を狭めて登っていった。

塩山市街の先に微かに富士山

CF 落下予想地点第二候補の山頂でも見つける事はできなかった。
ワイドコンバージョン レンズとテレコンバージョン レンズのテスト撮影を行う事にする。
日が出ている事もあり、気温はそれほど低くないと思われるが、突風が吹きはじめると恐ろしく寒い。
山頂で昼食をとるのは止めて、扇平まで下ってから昼食をとることにしよう。

下山しているうちに、塩山市街、富士山の見晴しが良く、日当たりも良い広場があったので、そこで昼食の準備を始める。
最初は風が無く良かったが、そのうち強い風が吹き出し、お湯が完全に湧かない状態でカップヌードルの昼食を流し込んだ。
やはり、扇平まで下りた方が良かった。

CF を落とした候補地は後は扇平から道満尾根へと向かうすすき野原と、道満山くらいだ。
すすき野原を横切る登山道の地面を探しながら下っていくと、有りました!SanDisk の鮮やかな赤いパッケージの Compact Flash 30M がぁ!!
いやぁ、登ってきた甲斐がありました。

多少、土埃にまみれているが外見上には問題ない。
でも、その場で確認してデジカメが壊れたりすると嫌なので、自宅に持ち帰って確認してみた。
撮影データはまったく無かったが(撮影して無かったから当然)、フォーマット時に作成されたディレクトリもちゃんと見えるので、まったく電気的にも問題なかった。
流石に SanDisk が1000万枚の撮影回数保証を付けるだけの事はあるなぁ。

心ならずも CompactFlash の耐候性を確認する事ができたけど、皆は真似しないようにね。
(って、誰が真似するかい!)