2009年 映画館に行きました!3月
 
【28】アンダーワールド ビギンズ

すべてはここから始まった―
SF、ホラー、アクション、ゴシック・ロマン、ラブ・ロマンス、歴史スペクタクルなどのあらゆる映画の魅力を兼ね備えた新しいアンダーワールド。1000年の時を超え、美しさと運命が酷似する2人の女戦士。数世紀もの間、我々の知らない闇の世界では、ヴァンパイア(吸血鬼族)とライカン(狼男族)が人知を超えた闘いを繰り広げていた。その闘いは1人の美しき女処刑人セリーンを誕生させることに。家族をライカンに虐殺された復讐のため、血で血を洗う抗争の中に身を投じたセリーン。しかし、なぜ彼女は過酷な運命を背負わなければならなかったのか…。そこにはもう一人の女戦士の存在があった。「アンダーワールド」前2作では語られることのなかった美しき女処刑人セリーン誕生の秘密がいま、明かされる。遠い昔、ライカンがヴァンパイアの奴隷だった時代―セリーンに生き写しの女戦士ソーニャがいた。ヴァンパイア族の長老ビクターの娘でもあるソーニャと、ライカンのルシアンは密かに許されない恋に落ちていた。種族を超えたこの愛が、闇の世界を血闘の渦に巻き込んでいく…
3月20日・TOHOシネマズ宇都宮5 
ケイト・ベッキンセール主演の吸血鬼一族と狼一族の長きにわたる抗争の物語の、最近流行の序章にあたる部分を映画化した作品…なんですが、前2作を見てから何年も経っているのに、まぁ何とか話にはついていけるだろうって踏んで、事前に前作をおさらいするなく観にいきました〜。でも、いざ物語が始まり、色んなキャラクターで出てくるんですが、前作とのつながり…というより前作がどんな内容だったか思い出せない。前作とのつながりを意識した意味ありげな台詞もあるんですが、何となくイメージが残っているだけで、ルシアン、ヴィクター…聞き覚えのある名前ではあるんですが、誰だっけ?善玉だったか、悪玉だったか?強かったのか、弱かったのか?った感じでした。全く初めて見る人よりは、多少、覚えがある程度で、実際は大差なかったかもしれません。加えてエピソード0に当たる本作は、狼男と吸血鬼の娘の許されざる恋、狼一族の隸属からの解放の戦い。を主軸に作られてるんですが…現代を舞台にした派手な前作に比べ、迫力や新鮮味は劣るし、スケール感も小さめ肝心の…しかもヒロインが微妙…(苦笑)前作のケイト・ベッキンセールも出番は一瞬(前作での静止画ショット流用)…まぁCGはそれなりにがんばってるし、無難にまとまってはいるので、決してつまらないことはないし、退屈する訳でもないですが…
【27】ワルキューレ

作戦は「10分」一線を越えたミッションに世界が委ねられた。
実話を基に、非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱き反乱分子となったドイツ将校が同志と手を組み、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を緊迫感溢れるタッチで描く。作戦コードは「ワルキューレ」。偉大な作曲家ワーグナーの代表曲から名付けられた計画は、世界の未来を左右する重要なカギを握っていた。左目をアイパッチで覆った実在の将校、シュタウフェンベルク大佐を演じるのはトム・クルーズ。これまで彼が演じてきた正義のヒーローとは一線を画す。誰よりも祖国を愛するがために、自分の命だけでなく、家族の命をも危険にさらす可能性があるヒトラー暗殺計画のリーダーの崇高な信念を体現。歴史が震撼する瞬間をスリリングに描きあげたサスペンス・アクション。第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たしたシュタウフェンベルク大佐。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターを反乱を起こした際に予備軍によって鎮圧する“ワルキューレ作戦”を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、という壮大なものだった。同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る運命の日がやって来るのだが…
3月20日・TOHOシネマズ宇都宮9 
事実に基づいたフィクション作品ということですが、ほとんど予備知識も持っていませんでしたが、ヒトラー暗殺は40回以上も企てられていたとか…あれだけの酷い事をしたナチス内部に、少しでも、疑問を感じた良心のある人々が存在していたんですね。もっと歴史を勉強しないと…。この映画を観て、かつて天皇陛下の側近にあった"君側の奸"を討伐するために決起した青年将校を描いた「226」を思い出しました。この映画同様、決起は悲劇で終わるけれど、日本も ドイツも、国家にとって貴重な人材、高い志を持つ愛国者を失ってしまったんですね。ナチス独裁下での暗殺計画実行、その緊張感は圧巻でした。史実を映画化した作品には、間延びしたり、物足りなさを感じるモノもありますが、この作品は観て損はないと思います。暗殺計画実行に至るまでを、緊張感持続して一気に見せてくれました。ヒトラーの最期を知ってるから、作戦の結末も…それでも、ドキドキして見れました。オペレーション・ワルキューレ、 本当に紙一重で失敗してたんだなぁって 思いました。でも、ヒトラーの強運もここまでで使い果たしちゃったんですね。かつて「蒼き狼」って作品がが全編日本語になっていて色々揶揄されてましたが、本作も全編、ドイツ語ではなく英語になってました、この手法ありなんですね。過去40回以上も失敗してきた困難なミッションに、トム・クルーズが挑む…これだけ読むと「M:I:4」ですね。『お早う、ハント君、ヒトラーは世界を恐怖に震えあがらせている独裁者である。戦争をこのまま続ければ、ドイツは滅亡の危機に立たせられる。そこで、今回の君の使命だが、このヒトラーを抹殺することにある。例によって、君若しくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで…成功を祈る」(笑)
【26】ヤッターマン

ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない!ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!!
伝説のアニメーションがついに本気の実写映画化!「ヤッターマン」の実写映画化―それは多くの人間の度肝を抜くニュースだった。1977年「タイムボカン」シリーズ第2弾として放映スタート。同シリーズ史上最長の全108話が2年間にわたって放映され、数々の流行語も生み出した国民的人気TVアニメ、それがヤッターマン」だ。きっちりとパターンを踏襲した期待を裏切らないストーリー展開とマンネリを超えたお約束の笑い。そんなヤッターマンが、超ハイパーなエンターテインメント大作として実写映画化されるなんて誰が想像しただろう?ヤッターマン1号・2号はもちろん、お色気たっぷりのドロンジョや、メカの天才で女子高生好きなボヤッキー、怪力自慢のトンズラーというインパクト大なキャラ。その中でも最も気になるのがドロンジョ、健康的なお色気と意外に純な乙女心、そんなアニメとは異なるキャラクターを完璧に作り上げた深田恭子は、女優として新たな領域に足を踏み入れた。ボヤッキーの生瀬勝久はまさにハマリ役。他にも豪華多彩なキャストが勢ぞろい。『日本で映画監督をやる限り、ヤッターマンを映画化するまでは死ねない』と言い切る三池崇史監督の本気ぶりは完成した映画を見れば明らか。とにかく驚きの連続なのだ。格好良さに貫かれたビジュアル、スケール感のあるストーリーと奥行きのある人間ドラマ。これは大人の観客の心にもズバっと切り込む真剣勝負の大作なのだ。泥棒の神様ドクロベエvsヤッターマンの死闘、ドクロストーンを巡る白熱の攻防、アニメにはなかったヤッターマン1号を巡るドロンジョの恋…そして、ついに明らかになるドクロベエの驚くべき正体とは?!TVサイズには到底収まりきらないスケールだからこそ、映画での実写化の意味はある。この映画は事件だ。過去に似たような作品はないし、未来にこれを超える映画はそう簡単に現れそうもない。映画「ヤッターマン」がついに発進する…
3月13日・TOHOシネマズ宇都宮9 
待ちに待っていた「ヤッターマン」話題の深田恭子演じるドロンジョ様のセクシー衣装を最大の楽しみに並々ならぬ期待を胸に観にいきました〜。期待通り!深キョン最高!瞬きするのも惜しいくらいスクリーンに釘付け!谷間全開で、歌って踊って、ボロボロになって…すごーく魅力的でした。そして、深キョンに負けじとヤッターマン2号の福田沙紀も精一杯のセクシー&キュート。『弱点はのどちんこよ』とか『"二号さん"じゃなくて2号よ』って際どい台詞も…メインキャストは7人しかいないけど、みなハマリ役って感じでしたが、中でもボヤッキーの生瀬さん見ていて気持ち良いくらいノリノリで、この映画での最大級の功労賞モノ。あと翔子ちゃん、そこまでやられるかって感じで、殴られたりひどい格好させられてました。そして阿部サダヲは何かに憑かれたような怪演。さらにアニメ版のドロンボー一味の声優さんたちもカメオ出演してました。出来れば最新の技術で故・富山敬さんのナレーションも再現してほしかったな〜。キャスト以外も何かと盛りだくさん。大巨獣ガッパのポスター、ハチ公ならぬハッチ像、ヤッターキング、ヤッターペリカンまで見れた(さすがにヤッターアンコウは見れなかったけど…)トンズラの妄想に出てきたタイガーマスクのミスターノーならぬミスターイエス。とにかく色んな小ネタが随所に散りばめられてます。そしてあの名曲主題歌もオリジナルの歌声で復活!しかもアニメ版後期のオープニング曲まで劇場で聴けるとは…おまけに次回予告まで…もうサービス精神旺盛過ぎ。いい意味でおバカすぎるオトナの映画!よくもまぁ実写化したものだと感心します、しかも20億ものお金をかけて…三池崇史監督のアニメ「ヤッターマン」へのリスペクトがヒシヒシと感じられます。こだわりが感じられるアニメ的な実写表現が画的に見事に決まっている、三池監督だったから、あそこまで作り込めたんでしょうね。でも三池監督だから当然下ネタ多いんで、子連れの方は、ご注意を!とにかく「楽しい」です。ワクワクします、たくさん笑えます。続編期待してしまいます、なんなら「タイムボカン・シリーズ」を一通り実写化してみるとか…夢は広がります。日本でこれだけアニメの実写化する力があるんだから、「ドラゴンボール」も日本で作ればよかったのに(苦笑)
【25】パッセンジャーズ

その真相を追ってはいけない─
飛行機事故で、奇跡的に生き残った5人の乗客。彼らを担当するセラピストのクレア。生存者の証言の謎と、相次ぐ失踪。クレアの日常に忍び寄る影。飛行機事故は劇的な物語の序章に過ぎなかった。次々と消えていく生存者たち。その真相はどこに眠るのか?スリルと謎が交錯する心理サスペンス!生存者たちのカウンセリングにあたる若きセラピストのクレアが陥る、スリルあふれる心理サスペンス。飛行機事故で生き残った5人の患者たちの心の傷を癒そうと、事故の真実を追求し始めるクレア。しかし、事故に関する新事実を口にした患者たちが次々と姿を消していく。さらに、クレアは航空会社の人間に尾行され、大事故の後だというのに不気味なほど落ち着きはらっている男性生存者には大胆に言い寄られる。自宅へ帰れば謎めいた隣人が現れ、生活に口を挟んでくる。真相を追えば追うほど深みに引き込まれ、錯綜する現実に自分を見失うクレア。これは偶然なのか仕組まれた罠なのか?そして、彼女だけが知らなかった驚愕の真相とは。始終蔓延するナゼの嵐と、ジワジワとクレアを襲うスリル感にハラハラさせられながら辿りつく結末には、誰もが予想を裏切られること間違いなし。絡みあうキャラクターの妙と、トリックが冴えわたる衝撃の展開から一瞬たりとも目が離せない…
3月13日・TOHOシネマズ宇都宮8 
飛行機墜落事故で生き残った乗客をカウンセリングするカウンセラーが事故の真相を隠蔽しようとする航空会社の闇に立ち向かう社会派サスペンス!って云うのが予告編を観た印象、それで面白そうだと思い、何も疑うこともなく観にいきました。映画の冒頭、飛行機の機内で異常が発生したシーンの次に飛行機の残骸が散らばった墜落現場シーン。『あー、社会派映画だし、墜落シーンにお金のかかるCGなんか使う予算無いんだなぁ〜』って思ってました。こんな感じで中盤まで"パッセンジャーズ Passengers(乗客)"ってタイトル通り、事故で生き残った乗客たちの証言を基に"巨悪の闇を暴く"社会派サスペンス映画であることを信じて疑っていませんでしたが…ものの見事に騙されました。"衝撃のラスト!"なんて事前に派手に触れ込むと、最後のドンデン返しが途中でオチが分かったとか、簡単すぎるとか、批判されますが、この作品は予告編だけでは、まったくその本性を見せていません。何か変だなと思い始めたのは中盤に差し掛かったところです。でもその時点で、この映画ってもしかしたらあの「シ●ク●セ●ス」と同じなのでは?ってピンときました。まぁ終わってみれば、「●ッ●ス●ン●」に、2〜3年前に公開された「この胸いっぱいの愛を」を足して2で割ったみたいな映画でした。映画の冒頭に答えがあり、それがバレないように伏線を貼ってますが、無理矢理感があり、中途半端で、なんか腑に落ちません。最後『あーそうだったのか』ではなく『えーそういうことなの』って感じです。"あの映画"は伏線がしっかりしていたので、驚きのラストでしたが、こちらは、話の作りが雑で強引で違和感ありありでした。でもラストのシーンは切ないけど重苦しくならず良かったです。自分の時は誰が導きにくるのかなぁ〜なんて考えると、しんみりとしました。それにしてもアン・ハサウェイは、お人形さんみたいに美人過ぎる美人でしたね。
【24】ジェネラル・ルージュの凱旋

その真相は、誰にも語れない
救急救命医療の闇は、バチスタの謎よりも深い。『田口先生、今回も仕方なく、あなたを助けることになりました』。"バチスタ事件"から一年、竹内結子と阿部寛のコンビ再び!テレビドラマ版も製作された「チーム・バチスタの栄光」の続編。窓際医師×切れ者官僚、あの凸凹コンビが再び病院内で起こる事件の謎に迫る。原作シリーズの中でも最高傑作との呼び声が高い「ジェネラル・ルージュの凱旋」が待望の映画化。"チーム・バチスタ事件"を解決に導いた(と思われている)東城大学付属病院の窓際医師・不定愁訴外来の田口は、院内における諸問題を扱う倫理委員会の委員長に図らずも任命された。そんな彼女の元に、一通の告発文書が届く。その内容は"救命救急の速水晃一センター長は医療メーカーと癒着している。花房看護師長は共犯だ"という衝撃的なものだった。時を同じくして、告発された医療メーカーの支店長が院内で自殺する。またもや高階院長から病院内を密かに探るように命を受ける田口。そこに骨折をした厚生労働省の切れ者役人・白鳥が運び込まれ、二人は嬉しくもない再会を果たす。実は白鳥の元にも同様の告発文が届いていた。切れ者だが冷徹・非情な一面も持つ救命救急センター長・速水にかけられた殺人と収賄の疑惑。凸凹コンビの珍妙な捜査が始まり、徐々に明らかになる院内の複雑な人間関係、速水のある秘めたる思い。"ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)"の異名を取る速水はシロか、クロか?その背後に隠された驚きの事実とは…
3月7日・ワーナーマイカルシネマズ鈴鹿ベルシティ7 
前作はどちらかというと犯人探しがメインのお話でしたが、今回は少し趣を変えて、コミカルな展開ながらも、救命救急をはじめとする現代医療の問題点を的確に描いていて、実に面白かったです。阿部寛の白鳥と、竹内結子の田口、掛け合い良いですね〜あの「トリック」の上田と山田にひけをとらない名コンビになってきましたね、阿部ちゃんシーンがチョット少なくけど、相変わらず存在感は抜群!白鳥のキャラめちゃくちゃ良いです。竹内結子のゆるいキャラクターも板についてきましたね、ソフトボールのコスプレも前回以上に拝めました。この二人に対して、堺正人の救命救急センター長が秀逸!不適な仕草といい、その表情が素晴らしい!ジェネラルルージュを熱演してました。そして高嶋政伸の黒幕っぷりも独特の存在感がありましたね。それにしてもかつては、映画・ドラマで主役クラスを張った高嶋兄弟も最近は…。物語は、今の医療に何が足りず、何がおかしいのか?救命救急の実態や病院経営の問題等、昨今を世間で話題になっている医療問題が明確に取り込まれています。原作は未読ですが、読んだ人も原作を上手くアレンジしていて面白くなっていたと言ってました。そして緊急事態発生となるラストが最高!搬送されてくる何百人もの患者、修羅場と化す病院、医師や看護士、多くの人が他人の命を救おうと対応する姿は感動的です。もちろん白鳥と田口の掛け合いをはじめ、笑えるシーンも盛りだくさん、救命救急の問題を絡めながら、笑いあり、ミステリー要素ありで、メリハリが効いて前作とは違った面白さ満載でした。是非、同シリーズ「ナイチンゲールの沈黙」「イノセントゲリラの祝祭」等もシリーズとして映画化して欲しいものです。話は変わりますが、この映画を観た数日後に、会社入社当時の上司が亡くなったんですが、ジェネラルルージュ同様に、部下に大変厳しい人で、恐かったし、反発もしましたした"上司は好かれなくていい。嫌われてナンボ"とを体現していました、でも年を重ねるごとに、理解できるようなり、後には、いい付き合いをできるようになりました。今では、あの頃一緒に仕事ができて良かったと心底感謝しています。
【23】ハルフウェイ

だけど、それは、まだ、物語の途中…
"卒業"を前に揺れる高校生のあやうい恋物語。数々の名作ドラマを手掛けた人気脚本家・北川悦吏子が初監督を務め、岩井俊二がプロデュースを担当する青春ラブストーリー。主演は北乃きいと岡田将生。思いを寄せ合う一方、卒業という人生の節目を前に揺れ動く高校3年生の恋愛模様を描く。誰の記憶にもある卒業の風景を通し、ピュアでまっすぐな恋心をビビッドにつづった作品世界に癒される。北海道の高校に通う高校に通うヒロは、思いを寄せていたシュウに、ふとした出来事から付き合ってくれと言われてしまった!それは、高校生活の最後に起きた奇跡。しかし、ふたりの行く手には、もうすぐそこに卒業が待ち受けている…。シュウが東京の早稲田大学への進学を考えていると知ったヒロは、シュウと大げんか、二人は次第にすれ違っていく…『人生が長いのは分かってる。でも、今も大事なんで』ヒロの涙と気持ちに応え、東京行きをやめようと決心するシュウ。再び幸せな日々に戻るが、シュウの夢を応援してあげたい気持ちもあるヒロの気持ちに変化が起こる。卒業を前に様々な思いを巡らせ、さんざん悩んだあげく、ヒロはとうとう決断する。シュウを無理やり職員室に連れ出し、担任に向かって頭を下げる『この人を、早稲田に行かせてあげてください!お願いします!この人、本当は行きたいんです』突然のヒロの行動に戸惑うシュウだったが、東京行きをあきらめられないでいる自分の本心に気づく。卒業したら、離れることが決まった2人。放課後のグラウンドで、ヒロは大声を上げて泣いた。シュウは、そんなヒロをどうしようもなく抱きしめる…
3月2日・MOVIX宇都宮1 
ハルフウェイってタイトルは、"Halfway(途中)"の読み違いだったんですね。仲里依紗、溝端淳平の「ハチワンダイバー」コンビが出ているというのが、この映画を観ようと思った発端…でもほんと脇役扱いでした(TT)。それに「幸福の食卓」「ラブファイト」の北乃きい主演、岩井俊二プロデュースなのも楽しみでした。確かに映像や世界観は岩井俊二テイストを感じますが…期待しすぎたのか、それだけでした。もうちょっと何とかならなかったのか…ほとんどの台詞をアドリブにするなど意欲は感じますが、イライラさせられた面白くない残念な作品でした。全体的に主人公北乃きい目線で迷走気味に走り過ぎ!最初はひたむきで可愛いと思いましたが、あくまで女子高生目線で、彼氏に対する感情を、アドリブによる台詞回しで延々とやられると、ヒロインが自己中心的でヒステリックに見えて、途中からはイライラしてしまいました。題材は面白いのに、これだけ女子高生目線だけで描かれると、オジサンはドン引きです。揺れ動く女子高生の心情はわかりますが、その憂さを観てる側がぶつけられているようで、いい気分はしませんでした。世の中の女子高生の皆さんが、これに共感出来るとしたら"恋する女子高生限定"で公開すべきですね…そもそも今の高校生でもこんな清々しいの?もっとサバサバしてるんじゃないの?って思いますが…それとも、これは監督さんが若かりし女子高生時代の感覚なのか?折角ヒットメーカーの脚本家先生がメガホンとってるんだからもっとキチンとした台詞で、登場人物それぞれの目線から、描いてくれた方が、作品に共感もできたんだろうけどねねぇ〜展開にメリハリもなくHalfwayで終わっちゃいました。ずっとイライラとした感じで観てましたが、1時間30分弱というHalfwayな上映時間で終わってくれたのがせめてもの救いでした。
【22】カフーを待ちわびて

絵馬に返事が来ました。この島で出合った偶然が、やがて愛おしさでいっぱいになる。
あなたのやさしさにふれて、わたしは変わりました。少しの本心を交えて絵馬に書いた願い事。どこかにそれを読む人がいて、絵馬に返事が来ました。生きることに少しずつ傷つきながら遠く離れたところで暮らすふたりに、あるはずのなかった出会いが訪れる。これは誰もが求めていながら、本当にやってくることを信じる純粋な気持ちを忘れがちな、ちいさなしあわせについての物語。今まで知らなかった他人を、心から大切に思う気持ち。そばにいてくれるだけで、それがしあわせだと教えてくれるはず。そしてやがて心からしあわせを信じることの喜びへと導かれ、不意打ちの涙を流さずにはいられない。主人公・明青と幸のしあわせをハラハラしながら願ううちに、自分の心もほっこりと温もっている。それが、カフー(しあわせ)な気持ちである。青い海に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる沖縄の小さな島、犬のカフーとボク1人。おいしいご飯を食べて、笑顔で昼寝。忘れてしまったやさしさがここにあります。ある日、幸と云う女性から明青に届いた一通の手紙『私をあなたのお嫁さんにしてください』と書かれている。幸は、明青が、神社に残した絵馬を見て手紙を送ってきたのだ。明青は絵馬に『嫁に来ないか。幸せにします』と書いていたのだ。数日後、明青がカフーと散歩していると、カフーがいきなり浜に向かって走り出す。そこには真っ白なワンピースを着た、長い髪の美しい女性が立っていた。明青の家を探していた彼女は、目の前の男性が明青だと分かると満面の笑みを見せる。こうして、謎めいた天真爛漫な女性・幸は明青の家にやってきた。そして、二人の日々が始まる…果たして幸がこの島に来た理由は何のか?一通の手紙と一枚の絵馬から生まれた二人の恋の行方は…
3月2日・MOVIX宇都宮5 
ラブストーリー大賞なる賞を受賞した本の映画化、この映画を観た後に原作本をパラパラと読んでみましたが、映画の方がキチンと整理され、納得できる希望のあるオチだったような気がします。偶然が偶然を呼ぶの連発で、偶然の一致し過ぎの物語ですが、ラブストーリーとして成立することが最優先されている筋立てなので、細かいところをあんまり深く考えず、流れに身をまかせた方が良い映画です。ほとんど予備知識なく観に行ったのですが、その方が良かったと思いました。テンポも展開もバランスが良く、沖縄の孤島の美しい海をバックにした、ホッと一息つけるような、ほっこりと癒されるラブストーリー。あんな駄菓子屋での収入だけで、朝起きて、飯食って、散歩して、昼寝して、タバコすって、晩飯食って、風呂入って、酒飲んで、寝るの繰り返しの毎日、そこに美人が突然訪ねてきて『お嫁さんにしてください』…観ていて玉鉄が、本当にうらやましいなんて思いました。話は淡々と展開し、二人の隠された過去、ささやかな勘違いや事件もありますが、島が二人を優しく見守っているようでした。ラストに、運命的な再会が待ってますが、大きな衝撃や抑揚なくラスト迎えます。終わってみるとオーソドックスだったかなって感じですが、沖縄の美しい映像と、謎の美女マイコ独特な美しさ(終盤ドッキリサービスカットあり!)の融合に魅せられ、優しい気持ちにさせてくれる作品でした。このあと二人はどうするだろうなぁ〜なんて思いましたが、それを期待したエンドロール後のエピローグは、的外れで蛇足だったかなぁ。カフー、アラシミソーリ。
【21】ディファイアンス

人間として、生きるための[抵抗]だった
1200人の命を守り抜いたピエルスキ兄弟、知られざるユダヤ人、真実の戦い。第二次世界大戦下、東欧ベラルーシにもナチスの脅威が迫る中、逃げ惑う1200人もの同胞を救ったビエルスキ3兄弟の英雄的な抵抗活動を「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック監督が「007」シリーズのダニエル・クレイグを主演に、緊迫感溢れるタッチで描く。オスカー・シンドラーに匹敵する数のユダヤ人の命を救った奇跡の救出劇。実在したユダヤ人兄弟の、これまでに語られることのなかった知られざる功績を、実話に基づきクローズアップした心揺さぶられる感動の戦時ドラマ。1941年ドイツ軍に侵攻され、ナチス親衛隊と地元警察によってユダヤ人狩りが始まったポーランドに隣接するベラルーシ。両親を殺されたユダヤ人のトゥヴィア、ズシュ、アザエルのビエルスキ兄弟は、復讐の気持ちを胸に、同胞とともに森の中に身を隠し、生きる手立てを模索していた。最初は少人数で行動していたが、やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人たちが次々と合流してくる。そんな中、トゥヴィアは両親を殺した犯人を突き止め復讐を果たす。森には続々とユダヤ人が集まり、食料や武器を調達しながら共同体を築いていくトゥヴィアたち。やがて、彼らは“ビエルスキ・パルチザン(民衆による非正規軍)”を名乗り、銃を手にドイツ軍への抵抗を始める…そして終戦の1944年7月ベラルーシの森には1200人ものユダヤ人が生きていた…
3月2日・MOVIX宇都宮5 
これ何となく興味があったんで、この日の鑑賞スケジュールに組み込んだんですが…良い意味で予想を裏切られました!良かった!ほんとに良かったです。ほんといい映画に出逢えました。ユダヤ人のヤクザな三兄弟が、ドイツ軍に家族を奪われた怒りに胸に秘めながらも、生き延びる事が復讐だと信念を持ち、彼等を頼りに集まるユダヤ人を守る為に逃げ込んだ森の中に共同体を作り上げる。そしていつドイツ軍に襲ってくるかもしれない極限の状況下で、逆境を乗り越え、人々のリーダーへと成長して行く様が素晴らしい。弱者を切り捨てられない不器用さと、人としての温かさ。でも和を乱すものは躊躇無く対応する決断力、あの状況下で生きるために行動する姿が感動的です。この兄弟については、実に資料が少ないそうですが、"もう一つのシンドラーのリスト"と云われるエピソードらしいですが、これまで全然知りませんでした。あれだけの大所帯になれば、起きる争うごと揉め事も半端じゃない。それでもみんなを守るために、生き延びるために、投げ出さなかった強さに敬服です。臨場感溢れる展開、ラストでドイツ軍に追い詰められた絶対絶命に窮地に、次男がかけつけるトコはめちゃくちゃ力は入りました。こう云う出来事があったことを、この映画を観て知って欲しいと思いますが、こんないい作品なのに上映館が少なく、上映期間も短いのが残念です。余談ですが「007」のダニエル・クレイグがスティーブ・マックイーンに見えてしまいました。彼を起用して往年の名作のリメイク作れそうな気がしますね。
【20】ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー

可憐にして最強。私は負けない。
世界中に大ブームを巻き起こした日本発の対戦型格闘ゲームから人気キャラクターの春麗(チュンリー)をフィーチャーしたオリジナル・ストーリー。美しきストリートファイターとなったヒロインが愛する父親を連れ去った謎の組織に立ち向かう。裕福な家庭に一人娘として生まれ両親に愛情を注がれ、幼少にはピアニストになることを夢見ていた春麗。そんな彼女はやがて父シアンの仕事で香港へ引っ越し、豪邸に暮らしながら父直伝の中国拳法を習う幸せな日々を送っていた。だがある日、春麗の目の前で、謎の組織"シャドルー"によって愛する父が拉致誘拐され、そのまま消息は途絶えてしまう。哀しみを背負いながら10年の年月が経ち、一流ピアニストとして活躍する美しい女性へと成長した春麗。そこへ、古い中国語で書かれた絵巻物が届く。母を病で亡くし天涯孤独となった春麗は、絵巻物の情報をもとに、彼女を導く存在となるゲンがいるタイのバンコクへ向かった。こうしてついに出会ったゲンから、父がシャドルーに監禁されたまま生き長らえていることを知らされた春麗は、父を救うためゲンのもとで厳しい修行を積み、強く美しい"ストリートファイター"となり、さらわれた父親を助けだすため、シャドルーに立ち向かう…
3月2日・MOVIX宇都宮8 
仲里依紗ちゃんがチュウリーの声を担当している吹替版を期待していたのですが、残念ながら字幕版しかじょうえいされていませんでした。あの「マッハ!」「トムヤムクン」を彷彿とさせるようなノリの格闘シーンが随所で展開。冒頭のチュンリーの父親と、バイソンのキッチンファイトはド迫力でした。でもチュンリーの話なのに、香港ではなくタイが舞台…これは映画的な大人の事情なのか?チュンリー役のクリスティン・クルックが仲間由紀恵似で、結構かわいい!でも戦うヒロインと云うには、それほど強くない…。まぁ修行をそれほど積んでいないので、仕方ないけど…ここのところを演出で何とかならなかったものかと思います。 あと、特に残念なのは、チュンリーの衣装がチャイナドレスじゃなかったこと。思わず『何で!』でした(笑)でもめちゃくちゃ強くはないけど、女の子らしい敏捷さを活かしたアクションシーンは、チュンリーのかわいさも手伝って、中々見応えあります。チュンリーの師匠はウンナンの南原に見えてしまい演技が気になってしまいました(笑)そして敵キャラですが、ベガ、バルログ、バイソンが出てくるのですが…ベガは、そこそこ強いおじさん。バルログは勿体ぶって登場する割には、チュンリーに中盤で瞬殺されて出番おしまいの口ほどにもない弱さの殺し屋さん、バイソンは腕っ節の強そうな大柄の黒人…で皆さんキャラとしてはビミョーな感じです。この映画のために、一部のキャラクターや設定、ストファイの世界観をタイの裏社会と無理やり合わせこんだって感じです。だからストーリーはかなりお粗末…かなりシビアな表現もありますが、かなりアバウトなお話です、もう少しレベルをあげた話を考えつかなかったものか…。タイの映画として、いかにもありがちなお話、この映画一応アメリカ映画らしいのですが、雰囲気はカンペキにタイ映画?強引でツッコミどころ満載のアクション・ヒロイン・ムービー、物語的に物足りなさも感じますが、闘うヒロインモノが好きな人は肩の凝らない楽しめる作品だと思います。エンドロール後に、アニメでさくら対ザンギエフの短編がオマケになってました。結構おもしろかったです。
【19】オーストラリア

前に進むための涙もある。
遥目を奪うほどに壮大で美しく、空想をかきたてる叙事詩のようなオーストラリアの大自然を舞台に、さまざまな人々との出会いと運命的な愛の力によって、ひとりの英国貴族の女性が、それまでの人生を大きく変えていく、ハリウッドの黄金時代の映画を彷彿とさせる世紀のエピック・アドベンチャー・ロマンス。オスカー女優として名実ともにハリウッドの頂点に立つニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンというオーストラリア出身の二人が、オーストラリア人としてのプライドを賭け、生命力あふれる存在感を大スクリーンに刻みつけている。第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリア。イギリス人貴族サラは、故国イギリスからオーストラリアに夫を探しにやってくるが、夫が何者かに殺されたことを知る。残されたのは抵当に入れられた広大な牧場と1500頭の牛だった。夫から相続した土地を守るため、牛を売ることに決めたサラは、現地で出会ったカウボーイ・ドローヴァーと手を組んで、牛を引き連れ、美しくも過酷な土地を9000kmも横断する旅に出る。オーストラリアという広大で息をのむようなキャンバス上で描かれる、ひとりの女性の自己発見へのオデッセイ。途方もなく勇敢なアドベンチャーの旅に出かけたサラは、そこで数々の思いがけない愛を見つける。神秘性に満ちた土地を愛する気持ち、通常なら出会うことのなかったカウボーイとの情熱的な愛、その後の彼女の人生を変えることになるアボリジニの少年との絆によって生まれた母性愛…。そして最後には、彼女の愛と人間性が、目の前に横たわっていたはずの階級や人種、文化の境界線をも超えていく。本物の愛を見つけたサラのたどる変身と成長の物語は、誰もコントロールできない不確かな動の時代を生きる、現代の私たちの物語でもあるのだ…
3月1日・TOHOシネマズ宇都宮1 
主演の二人をオーストラリア出身者で固めるなど、オーストラリアの土地そのものが持つ神秘的な雰囲気など、作り手側のオーストラリアへの郷土愛が随所に散りばめられているようでした。前半は、開拓時代の英国貴族の気高い女性と、野性的なカウボーイの広大なオーストラリア大陸の大自然を舞台にした、血沸き肉踊る、ドキドキワクワクの愛と冒険の大活劇って展開。後半はガラリと雰囲気が変わって、第2次世界大戦による戦火が主人公たちを襲う、ある意味リアルで現実的な展開。オーストラリアまで、日本軍の空襲はあったんですね〜。ニコール・キッドマンは、相変わらず年齢を感じさせず、お綺麗でした。特に乗馬の姿は惚れぼれします。貴婦人でありながら、亡き夫の跡を継いで、牧場経営者として、何千頭もの牛を引き連れ旅に出る。その困難な旅を通して、徐々に逞しくなっていく、勇敢で気の強い女性を見事に演じてました。ヒュー・ジャックマンは、精悍で、野生的な牛追い役が素晴らしかった。冒頭は、この鼻っ柱の強い女性と、粗雑な男性二人のかけあいがコミカルで微笑ましく、そして次第にお互いを認めてあって…って感じで展開していくストーリーに引き込まれます。後半は、オーストラリアが戦争に巻き込まれ、まるで違う映画を観ているような気がするくらい、重苦しい展開に変わりますが、 こちらはいかにもって感じ話になっちゃってたかな〜。3時間弱の長編ですが オーストラリアの大自然、牛や馬、零戦によるリアルな爆撃、オーストラリア先住民、人種差別、母性愛、妬み・嫉妬…と内容盛りだくさんで、最後まで飽きることもなく、時間も長いとは感じませんでした。ほんと"お腹いっぱい"、"ごちそうさま"って感想です。
【18】罪とか罰とか

がけっぷちアイドルが警察署長に就任─元カレは連続殺人犯!?キュートでミラクルな猛毒ポリス・コメディ
16歳の天才女優・成海璃子、本格コメディ初挑戦!ひょんなことから “一日警察署長”となった売れないグラビアアイドル、アヤメは思い続けていた元カレ・春樹と再会する。戸惑いを隠せないアヤメ。春樹にはアヤメだけが知る秘密があった。そして大事件が起こり事態は意外な方向へ!え!? と まさか!でたたみかける衝撃満載作。アヤメはいまいちイケてないグラビア・アイドル。同じ日にスカウトされた同級生・耳川モモは売れに売れ、今日もグラビア雑誌の表紙を飾っている。マネージャーの風間からいつも励まされているのだが、モモへのコンプレックスからコンビニで雑誌を衝動的に万引きしてしまうアヤメ。が、あっけなく捕まり、見越婆警察署の“一日警察署長”をすることになる。午前中で終わる簡単な仕事のはずだった。しかし『一日警察署長なのだから夜中の12時まで署長を務めろ』と奇妙な理屈で閉じ込められてしまう。しかも、自分を担当してくれる刑事は元カレの春樹には恐ろしい秘密があった。彼は刑事でありながら愛するあまりつい殺してしまう殺人癖のある超イケメンなのである。この日の朝も、春樹は恋人をマンションのベランダから突き落として殺してしまっていたのである。殺人現場の目撃者から春樹が犯人である証拠となるスケッチブックを受け取っていたが、春樹が犯人であることをまさか自分の口からは言い出せないアヤメ。一方、春樹が恋人を突き落としたマンションの隣の部屋でコンビニ強盗の計画を練っていた三人組は犯行を決行。その時たまたまコンビニに居合わせたモモと風間マネージャーが連れ去られる。そのニュースを署長室のテレビで見るアヤメに指示を仰ぎに迫る署員。パニクるアヤメは事件を解決することが出来るのか…
3月1日・TOHOシネマズ宇都宮8 
あまりにもくだらなくて…笑えます。面白いっていえば面白いけど、かなりブラックです。すっごくヌルくて、くだらない話なのに、成海璃子、段田安則、奥菜恵、犬山イヌコ、大倉孝二、徳井優、田中要次、佐藤江梨子…とそれなりに名の通った、濃いキャラクターの俳優陣がキャスティングされてるし、話の展開の仕方が絶妙でした。時系列がうまく設定されていて『なるほど、ここにつながるのか』って思わず感心させられました。この辺は脚本の妙です。常軌を逸したトンデモ話が好きな方はお奨めな作品です。当初は、奥菜恵が出てるから見に行こうと思った映画であり、作品としては成海璃子を主演にしたコメディタッチのアイドル映画だと思ってましたが、実際はちょっと違いましたね。あのまじめそうなイメージの成海璃子のキャラクターをベースに、ブラックコメディとして成り立たせた映画でした。しかしこんな役やらせて事務所に怒られなかったのかな?って心配になるくらいでしたが…ヌルくて、くだらないナンセンスなお話ですが、綿密に計算され練り込まれいて、ある意味結構楽しめますよ。
【17】ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜

世界中が吹いた愛の奇跡
「秘密結社 鷹の爪」の大ヒットも記憶に新しいFlashアニメ界のトップランナーFROGMAN(蛙男商会)が、早くもスクリーンに帰ってきます!週刊少年ジャンプ連載中の大人気ギャグマンガ、「ピューと吹く!ジャガー」伝説の笛を求めてパラレルワールドに迷い込む、ジャガージュン市とふえ科のメンバー。少年時ジャンプらしい王道ストーリーでありながらも、抱腹絶倒のギャグ満載。とあるフリマのお店で、何かを買わないと気まずい感じになったピヨ彦は、仕方なく筒状のオブジェがついたチョーカーを購入する。そして、ちょうど会場に居合わせたジャガー、高幡不動とともに父ハメ字郎の珍笛ブースを覗いたりしたのち、帰途につく。そんな、よくある一日のハズだった…。自室に帰ったピヨ彦は、急な尿意に襲われトイレへ直行!だが扉を開けると、そこは一面の別世界だった!驚きのあまり息を飲むピヨ彦。そして、あわてて扉を閉じると部屋には、今度は異世界からまぎれこんだと思われる女性が立っていた。さらに彼女は、ピヨ彦の首にかかるチョーカーを見て表情を変えるのであった。そして落ち着いて話をする間もなく、ステンベルゲンと呼ばれた彼女の従者と思われる男、さらには、女性を尾行してきたナゾの追っ手たちも現れる。逃げるために畳へ飛び込んだ女性と従者。そしてその従者に言われるがままに、ジャガー、ピヨ彦、不動、そしていつの間にかついてきていた高菜、ハマーの5人もクローゼットへ飛び込むのであった、それが冒険の始まりとも知らずに…。別世界へ着いたところで、従者から女性の正体が初めて明かされる。フランツ帝国のアルト王女、それが彼女の正体だった、ピヨ彦の買ったチョーカーとは一体何なのか?そして、5人は元の世界へ帰れるのか?物語はまだ、始まったばかりである…
3月1日・TOHOシネマズ宇都宮8 
原作は読んだ事がありません。週刊少年ジャンプにて、ひっそりと連載中のゆる〜いギャグの漫画の映画化らいしいです。私は製作が「秘密結社鷹の爪」のFLOGMAN(蛙男商会)ということで、その存在を知り、フラッシュアニメ化されたDVDでジャガーさんにハマりました!"作ったのはね蛙男商会"から始まり、FLOGMAN独特の絵の背景、BGM・効果音、声の吹き替え、ギャグ…「鷹の爪」のエッセンスが加わり、すっごく面白かったです。でもまぁマニアックな作品だから、公開されてもすぐ終わっちゃいそうなので、公開初日に行ってきました(実際に1週間の限定公開でした)ジャガーさんをメインに、各キャラがそれぞれ立ってて、メチャクチャ面白くて何回も大笑いしました。お気に入りのキャラは”ハマー”です。私的には、十分守備範囲内の作品ですが、この世界観は老若男女すべてって程ストライクゾーン広くないのかなぁ〜?6つのパーツを集めて吹くと、なんでも1つだけ願いを叶えてくれるドラゴンが出てくるという伝説の笛を探すため、異世界からやってきたアルト王女を助けるため、共に旅に出るジャガーさん御一行。そして、同じく笛を探す闇の組織…いかにも少年ジャンプってテイストのストーリー。ストーリーと関係あったり、なかったりする脈絡のないくだらないけど笑えるネタ、ギャグの連続、ほんと笑えました。クライマックスには、それなりの捻りがあったし、最後も、想像の範囲を超えた、あり得ないオチで締めくくられて笑えるし、2時間近く飽きることなく楽しめました。この手の作風は、FLASHアニメで表現するのが最適なのかもしれません。私個人的にはめちゃくちゃ満足しました。クライマックスまでのストーリーの組み立ても、ネタも抜群。知らない人も、観ると意外とハマると思うんですけどねぇ〜。それと「エト?eto?」っていう、ジャガーの原作・うすた京介のユルい短編作品が同時上映されましたが、一応SF?地球を侵略しに来た、うさぎそっくりの宇宙人が地球の子供たちと触れ合ううちに、友情が芽生え、地球侵略を思いなおす…って話ですが、これも結構良いデキの作品でした。気楽にユルく映画を楽しみたいならこの2本立てが最適です!