2010年 映画館に行き ました!1月
 
1月30日・TOHOシネマズ宇都宮 10 
【8】ゴールデンスランバー
無実の男、首相暗殺犯に断定。誰が、彼を救えるのか。
圧倒的なリーダビリティと鮮やかすぎる伏線回収で、各方面から絶賛された伊坂幸 太郎の傑作ミステリーを映画化。仙台を舞台に、ある日突然、見えない巨大な力によって首相暗殺の濡れ衣を着せられ追いつめられていく一人の男が、かつての 仲間たちをはじめ彼の無実を信じる人々の支えだけを頼りに、懸命の逃亡を繰り広げる姿をスリリングかつ感動的に描き出す。仙台に暮らすごく平凡な30歳の 独身男・青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は『お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ』と謎 の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的 に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。青柳の元恋人で大 学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…
◆背景とか、暗いイメージの伊坂作品、今回も考えてみれば救いよう のないかわいそうなお話だけど"花火"、"よくできましたの花丸"、"大外刈り"、"『痴漢は死ね』の書初め"…なるほどってな使い方で、緊張感漂う中 に、伏線回収の妙や"笑い"が上手くブレンドされていて、前作までのような暗く鬱々としたものが残るオチにはなっていませんでした。キャラ的には竹内結子 が実に良かったですね〜あとターミネーターみたいな永島敏行がツボにハマりました。堺雅人と竹内結子は最後に再会するのか?と思ってたら、映画の冒頭に再 会していたんですね〜物語の終わり方は、とてもよかったです。『最後の武器は人を信じること』が印象的、信じて裏切られたり、信じて救われたり…腑に落ち ないトコもありますが、全体的にはオススメの面白い作品でした。


1月30日・MOVIX宇都宮 4 
【7】パラノーマル・アクティビティ
これ以上の映画を作ることはできない。超常現象は、遂に社会 現象へ
わずか15000ドルの超低予算で製作されたインディーズ作品にもかかわらず、 評判が口コミで広がり、全米公開が実現するや尻上がりに順位を上げ、ついには興行成績で第1位を獲得してしまったばかりか、興行収入でも1億ドルを突破す る大ヒットとなり、全米で社会現象と呼べるセンセーションを巻き起こした戦慄のスーパーナチュラル・ホラー。一組のカップルが夜ごと悩まされる不可思議な 現象の実態を突き止めようと部屋の中にビデオカメラを設置、果たして次々と彼らに降りかかる怪奇現象の数々を克明に捉えていくさまをドキュメンタリー・ タッチで描く…
◆超常現象が起きている家で、一晩中ビデオに撮影したら何かが映っ ていた…という「ブレアウイッチ…」系の話。ビデオ映像のみという構成で、何が起きるのか?と画面から目が離せない。主人公二人が寝ている寝室のドアが動 いたり、妙な音がしたり…135万円という低予算なのでハデな描写は、ないですが「日付や時刻表示、早回しなどの効果的な使い方で工夫してましたね、予告 で期待させられ、さぞや恐ろしい超常現象が映し出されているのだろうという思っていましたが、「呪怨」シリーズで鍛えられているので、私的には問題ない恐 さでした。"これ以上の映画は作れない"ってコピーでしたがが、そもそもR指定もされてないし…まぁラストシーンだけは、さすがにインパクトありましたけ ど、演出的に面白かったのは、エンドロールが終わった後、何も映っていない画面が1〜2分続くきます…何かエピローグでもあるのかと身構えたけど、結局何 もなく、場内が明るくなり終了…してやられました。
 

1月30日・フォーラム那須塩原 3 
【6】ラブリーボーン
これは、私が天国に行ってからのお話。
『私の名前はスージー・サーモン。1973年12月6日。学校からの帰り道に、 近所に住むある男に呼び止められた。そして、私は14歳で殺された。私が辿り着いた場所は、何でも願いが叶う素敵な場所だった。"天国"っていうのかな。 そんな場所で、地上にいる大切な家族や友達を見守っている。でも、天国でも叶えられないことがあった。それは大切な人たちへ思いを伝えること。私の死を きっかけにバラバラになってしまっている家族のことが心配。大好きだった初恋の人レイにも、もう一度会いたい。そして、私を殺した犯人はまだ捕まっていな い。まだ、やり残したことがある。きっと私にも何かできるはず。みんなに伝えなきゃ。お願い。私の思い、届いて』。わずか14歳で残忍なレイプ殺人犯の犠 牲となり天国へと旅立った少女が、崩壊していく家族に魂を寄り添わせ、その再生を見守る中で自らも悲劇を乗り越えていく姿を、優しい眼差しでファンタジッ クかつサスペンスフルに綴る。優しい両親とかわいい妹弟に囲まれ、楽しく幸せな毎日を送っていた14歳の少女、スージー・サーモン。初恋の予感に胸をとき めかせていたある冬の日、彼女は近所の男に無慈悲に殺されてしまう。最初は自分が死んだことにも気づかなかったスージーだが、やがて天国の入り口に辿り着 く。そんな中、犯人は警察の捜査を切り抜け、平然と日常生活を送っている。一方、愛する娘を失った家族は深い悲しみに暮れていた。やがて、父親は残された 家族を顧みず犯人探しに妄執し、自責の念に苛まれていた母親はそんな夫に耐えられずに、ついに家を出てしまう。バラバラになっていく家族を、ただ見守るこ としかできないスージーだったが…
◆今年最初の泣き系、号泣必至…期待大で見に行きました、序盤はサ スペンス風の演出も加わり、いい流れでした、このまま行けば…最後は(TT)かと思われましたが、後半からは  当初予想していたものとは、かなり違う方向に…私的には、そこまでの流れぶち恐しの展開、主人公が幽霊となり現世に関与して、犯人逮捕し家族を再生…って 流れだと思ったら、彼女が関与できない現実の世界の出来事は、既に死んでいる彼女が天国に向かう決心をするまでの感情と、平行して進行してるだけ…天国と 現世の境界の心象世界も私的には違和感バリバリ…物語のオチも何か釈然とせず終わってしまい、物足りなさだけが残った感じです。
 

1月22日・TOHOシネマズ宇都宮 6 
【5】今度は愛妻家
夫婦には「さよなら」の前に、やらなければならないことがあ る。
ダメな夫婦が織り成す、カラッと笑えてホロッと泣けるちょっとシリアスな物語。 「世界の中心で愛をさけぶ」「クローズド・ノート」等の話題作を次々と発表し、ヒットメーカーの地位を確立した行定勲が、カラッと笑えて、心温まる夫婦の 感動作を描く。豊川悦司が、仕事もしない、家事もしない、妻への愛情も希薄な駄目駄目な男を演じ、薬師丸ひろ子が、健康オタクでおっちょこちょい、だけど 夫を献身的に支える妻を演じる。日本中が羨む理想の夫婦を感動のヒットメーカー行定監督がコミカルに、そして時にシリアスに描く。"誰かを想うこと"、" 誰かに想われること"が素敵に感じる、爽やかで心が見る前よりも少しあったかくなるハートフルムービーが誕生。北見俊介は、かつて売れっ子カメラマンだっ たが、今や仕事もせずにプータロー同然のオキラクな生活をおくる。 俊介の妻さくらは、大の健康マニア。健康に関する新聞のスクラップ集めに、毎日注がれるニンジン茶、そして子作り旅行にせっつかれる日々。ああ、妻が居な ければ…そんな俊介も、クリスマス直前のある日、さくらに沖縄へ子作り旅行へ連れられることに。しかし、その日を境にさくらと俊介に微妙な変化が訪れる。 さくらは俊介に愛想をつかしたかのような態度をとり、なぜだか俊介は写真が撮れない、そして一層の自堕落な生活をおくる。何か少し変、でもいつもと大して 変わりのない生活のはず。そして、ある日、俊介はカメラに残された一枚の写真をみつける。それは、走っていくさくらの、小さくなった後ろ姿…。俊介は何か を少しずつ理解し始める…
◆「居酒屋ゆうれい」+「シックスセンス」?ろくでなし亭主が似合 う豊川悦司、薬師丸ひろ子、石橋蓮司…芸達者が揃い踏み。台詞回しや、物語の殆どがリビングであるところから、基は舞台だったんだろうとは察しがつきまし た、号泣のラストらしいんですが、どんでん返しは、途中から何となく察しがつきました。舞台劇の映画化だからか、前半のホームコメディや、最後の登場人物 たちがヒステリックにぶつかり合うシーン連発は、あまり私の肌には合わないというか、好みじゃないので、引き気味になり観てました。悪い映画じゃないと思 うけど。
 

1月22日・TOHOシネマズ宇都宮 2 
【4】サロゲート
ロボットがすべてを代行する社会。それは、ユートピアのはず だった…。
ブルース・ウィリス主演で放つ、テクノロジーが生んだユートピアに隠された真実 を暴く衝撃のSFアクション・サスペンス。究極の安全と究極の自由を手に入れた人間にとってのユートピアに秘められた戦慄の陰謀とは?!人間が各々の身代 わりロボット"サロゲート"に日常生活の一切を任せるようになった近未来社会を舞台に、FBI捜査官がある殺人事件を機に浮き彫りとなっていく巨大な陰謀 へ迫る様を「ターミネーター3」のジョナサン・モストウがスリリングに描く。人間に代わって、社会生活のすべてを身代わりロボット"サロゲート"が普及 し、その常用が不可欠となった近未来。人間は外出せず、サロゲートとの媒介となるスティムチェアーから遠隔操作することで、実生活の全てをサロゲートに委 ねていた。一方でサロゲート排斥運動を指導する反対派による独立区も生まれる中、サロゲートの採用で犯罪や伝染病、人種差別が激減し、人類は理想的な社会 を実現したのだった。だがある時、ほぼ完璧に安全なはずのこの社会で殺人事件が発生する。2体のサロゲートが破壊されただけでなく、持ち主までが変死して いたのだ。事件を担当するのは、FBI捜査官トム・グリアーとジェニファー・ピータース。彼らもまた自分たちのサロゲートを駆使し、捜査にあたる。すると グリアーはやがて、犯人が隠し持っていた武器から、事件とサロゲートの最大手メーカー・VSI社との関連性を突き止めるのだが…
◆この作品も有る意味「アバター」ではありますが、こちらは未来的 な究極?の依存症が背景、機械化により便利になりすぎた果てに…その歪みを正すべく主人公が奔走する…VSFを駆使してはいるが、ひと昔前にあったSF映 画のような味わい、ブルース・ウィリスは、前半の髪の毛フサフサのヅラで無表情演技と後半の生身演技のギャップは凄いです。予告でこれを観て観にいく気に なったラストで街中のサロゲートが一斉に倒れるシーンはインパクトあります。
 

1月21日・新宿シネマスクエアとうきゅ う 
【3】マッハ!弐
「マッハ!」は、序章に過ぎなかった!?今度のトニーはムエ タイだけじゃない!
生身の肉体を駆使したリアルにして過激な超絶アクションで世界にセンセーション を巻き起こしたトニー・ジャー主演「マッハ!」の第2弾。本作では前作でアクション監督を務めたパンナー・リットグライとともに監督にも初挑戦し、さらな る極限のアクションに挑む。アユタヤ王国による侵略が進むタイ。東の王国では家臣ラーチャセーナのクーデターによって、国王とその妻が殺され、息子のティ ンだけが、山賊“ガルーダの翼峰”のリーダー、チューナンに救われる。山奥に暮らす彼らのもとで生活し、ムエタイ、剣術、カンフーなどあらゆる格闘技を学 び、究極の戦士へと成長していくティン。チューナンを父のように慕い、チューナンもまたティンを自分の後継者にと考えていた。しかしティンには、ラーチャ セーナへの復讐という果たさなければならない宿命が待っていた…
◆前作や「トムヤムクン」に比較して、"凄み"は感じられないけ ど、ジャッキーチェンでおなじみの酔拳や蛇拳の中国拳法や日本刀による剣術、棒術、三節棍、関節技…ありとあらゆる技、多種多様な武器を使い、カンフーと 武術家の使い手等…なんでも有りの刺客軍団を相手に、象の背中から足の間、牙まで利用するアクション等、たくさんの引き出しを見せてくれます。でもストー リーに愕然とさせられるというか、驚かされました、何と最後は、結局多勢に無勢の忍者軍団に倒され、捉えられてしまう場面で終わってしまいました…「マッ ハ!参」なる次回作が予定されているそうだけど、それが本作の続編でなければ、身も蓋もないというか…勧善懲悪ならぬ勧悪懲善…後味悪すぎです。まぁ強い て言えば「ドラゴン怒りの鉄拳」的ではあるけど…
 

1月21日・TOHOシネマズ六本木ヒルズ ART 
【2】秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3〜 http://鷹の爪.jpは永遠に〜
アバヨ鷹の爪団!
06年テレビ放送された日本初の全編FLASHアニメ作品、深夜放送にも関わら ず最高視聴率3.6%を記録。そのFLASH独特の動きと、ゆるさ満開のキャラクターデザイン、独特のギャグセンスで大ブレイク。07年にはTOHOシネ マズのマナームービーに登用、更に長編が観たいという熱いラブコールが殺到、20社以上の企業とのプロダクト・プレイスメントを取り入れて製作、サブタイ トルのネーミングライツやバジェットゲージ・システム、告白タイムなど、参加型映画としてほかに例を見ない試みにチャレンジした劇場版第1弾、第2弾が全 国のTOHOシネマズにて上映された蛙男商会によるFLASHアニメ「秘密結社 鷹の爪」シリーズ最新作。長期休暇をとった鷹の爪団のメンバーは、休暇が明けても戻ってこないレオナルド博士の故郷・テキサスにあるヴィンチ家へと向か う。そこで待ち受けていたのはジャック・バウアー似のジョン・ジョロリンと名乗る男だった。テロ対策のプロを自称する彼によると、どうやら博士は恐ろしい 陰謀に巻き込まれ連れ去られてしまったらしい。その頃国連ではアメリカの大統領"オババ"が"核兵器の放棄"を宣言、世界的な騒動が巻き起こっていた。そ して軍需産業の雄であるサドルストーン・コーポレーションは会社存続の危機に瀕しており、政府転覆を起こすクーデターの可能性さえあるという。同社を博士 誘拐の黒幕と推測した鷹の爪団はジョンと共闘し潜入を試みる。が、そこには博士が開発した最終兵器"博士の動く城"が完成していたのだった。博士はなぜ裏 切ったのか?ヴィンチ家最大の秘密であるレオナルド博士出生の秘密とは!?またもや"悪の秘密結社・鷹の爪"は世界を救ってしまうのか?物語はシリーズ史 上最大のクライマックスを迎える…
◆このシリーズ作れば作るほど面白くなっていきますね、今回もクラ イマックスの使われる"鷹の爪"コールの1万人声優募集に応募、エンドロールに名前を出すと共に劇場パンフレットにも名前を記載されているようでした(1 万人以上クレジットされているのでまだ見つけていませんが)。「ALWAYS」チームのVFXとの極端な差(笑)、ふざけている様で実はしっかりしている ストーリー、イチイチ面白すぎる台詞回しや笑いネタ、独特のアイディアや仕掛けもシリーズ最高レベル、何度も声を出して笑ってしまいました。まだまだ続け て新作をどんどん作ってもしいですね。「古墳ギャルのコフィー 〜コフンデレラ〜」も同様にこれまでと趣が変わっていて面白かったです。
 

1月1日・TOHOシネマズ光の森 3 
【1】ウルルの森の物語
オオカミの子・ウルルと家族の絆を描いた、新たなる感動の物 語。
日本中をあたたかい涙で包んだ「マリと子犬の物語」のスタッフ・キャストが再集 結、新たなる感動エンターテインメントに挑戦する。"ウルル"と名付けたオオカミの子との触れ合いや冒険を通して成長していく幼い兄妹の姿と家族の絆が起 こす奇跡を暖かなまなざしで描いた感動ファミリー・ドラマ。母・夏子の入院をきっかけに、東京から、野生動物救命所で獣医を務める父・大慈の暮らす北海道 に行くことになった昴としずくの兄妹。5年前の離婚以来、久々に顔を合わせる父親との生活はぎこちなく兄妹は戸惑うが、美しい大自然や野生動物たちや、周 りの人々に優しく支えられながら少しずつ新生活に溶け込んでいく。そんなある日、しずくはオオカミに似た一匹の子犬と出会い、"ウルル"と名付け飼い始め る。だが、ウルルとの幸せな日々も束の間、野生動物保護協会の分子生態学者・長谷部が訪れ、ウルルは絶滅したはずのエゾオオカミの子供の可能性が高く、し かるべき機関で預かるべきとの指摘を受けてしまう。昴としずくは自分たちの手でウルルを母親のもとへ返そうと、アイヌ語で"オオカミの棲むところ"の意味 を持つ伝説のオオカミの国"ホロケシ"を目指す旅に出るのだが…
◆最後のウルルとの別れでビー球を投げるシーンは泣けるし、兄妹役 も凄く上手でしたが、「マリと子犬…」に比べると…って感じです。深キョンのキャラ設定がイマイチだったかも、北海道の大自然は素晴らしいのですが、物語 の流れや設定にいささか無理があったかな〜