2010年 映画館に行き ました!4月


4月30日・チネチッタ川崎4 
【31】月に囚われた男
このミッションは何か、おかしい。
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、 たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。近未 来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3 年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知 能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、 孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵し た刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっ ていく…
◆予告編的には「2001年宇宙の旅」のような作品を連想します。 映画としてはかなり低予算ぽいです、出演は、一人二役で、ほぼひとりですが、演技と編集がキチンと出来ており、主人公の世話係のコンピューターが 「2001年…」のHAL9000みたいで微笑ましいです。CGも殆ど使わず、セットとミニチュアで撮影された感じです、"クローンが自由も求めて"って 発想は、ありがちなアイディアですが、全体的に静かで、古いSF映画の雰囲気があり何だか懐かしく感じられました。
  

4月30日・チネチッタ川崎 10 
【30】オーケストラ!
さぁ、人生を奏でよう。
ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働く、さえない中年男アンドレ。 そんな彼だが、かつては栄えあるボリショイオーケストラで主席をつとめた天才指揮者だった。共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系 の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだ。そんなある日、清掃中にアンドレは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめた サンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラ を2週間以内に見つけたいという内容のものだった。FAXを見た瞬間、アンドレは正気の沙汰とは思えない、とんでもないことを思いつく。それは彼と同じ く、いまや落ちぶれてしまった、かつてのオーケストラ仲間を集め、偽の楽団を結成し、ボリショイの代表としてこのコンサートに出場するというものだった! タクシー運転手、蚤の市業者、ポルノ映画の効果音担当…モスクワの片隅でかろうじて生計をたてていたかつての仲間たちを説得にまわるアンドレア、やがて… クラシック名曲のオーケストラ演奏に乗せて贈る、ガラクタオーケストラが巻き起こす奇跡の物語。沸き起こる拍手に温かい涙が溢れる、笑って、元気をくれる 感動作がいよいよ日本上陸!劇場清掃員として働く元・天才指揮者は、昔の仲間とオーケストラを結成。ボリショイ交響楽団の代表と偽って、パリの一流劇場に 乗り込んだ!果たしてコンサートに行方は?彼の本当の目的とは?沸き起こる拍手に温かい涙が溢れる、笑って、元気をくれる感動作がいよいよ公開…
◆奇想天外でありながら、ベタな作品ですが。オーケストラって凄い なぁ〜って感じます。のだめ並に、キャラクターが良い味を出してストーリーを盛り上げています。旧ソ連時代のイデオロギーやユダヤ人にまつわる複雑な歴史 が映画の背景は、日本人にはわかりづらいですが、映画以外ではあり得ない、すり替え音楽公演を面白可笑しく描いていく流れは実に面白かったです。過去の恨 み、怨念、美人バイオリニストの出生の秘密…色々ごちゃごちゃもしますが、ラストのチャイコフスキーバイオリン協奏曲が全てを洗い流します。"奇跡が起 こった"演奏に存分酔いしれて、見事なまでのハッピーエンド!"音楽のチカラ"には感動です。「北京バイオリン」もそうでしたが、チャイコフスキーのバイ オリン協奏曲良いですね〜素晴らしい。
  

4月30日・109シネマズ川崎 8 
【29】武士道シックスティーン
まっすぐって、ぶつかる。
要するにチャンバラなんだよ、おまえの剣道は!勝つためだけに剣道やってるの? それって寂しくない?剣道への向き合い方がまったく対照的な女子高生が出会い、ライバルとして互いに影響し合う中で様々な迷いや葛藤を繰り返しながら成長 していく姿をユーモラスかつさわやかに綴る。厳格な父のもと、3歳から鍛練を積んできた剣道エリートの磯山香織は、とある大会で同学年の無名選手にリズム を狂わされ、まさかの敗戦を喫してしまう。半年後、そのことが忘れられず、自分を負かした相手を追って剣道の名門、東松学園女子高等部に入学した香織。し かし再会した因縁の敵・早苗は、ほぼ実績ゼロ、勝ち負けにこだわらず純粋に剣道が好きというだけのお気楽少女だった。ストイックに勝つことだけを追い求め てきた香織は、楽しむために続けてきた早苗に拍子抜け、まるで理解不能の相手の出現に、最初は困惑するばかりの2人だったが、己の敗因を突き止めたい一心 で早苗の天性の力を引き出そうとする香織の気迫に最初はタジタジだった早苗も真剣勝負の面白さに目覚めていく。なぜ人は戦うのか?真の強さとは何か?勝つ ことの意味とは?決戦の果てに、2人は答えを見つけることができるのか?主演は、これ以上ない10代トップ女優の組み合わせが実現、"剛"の香織に成海璃 子、"柔"の早苗に北乃きい。ともに、映画、TVで大活躍中の今もっとも輝いている二人が、10代のこの瞬間にしか表現できないきらめきをスクリーンに焼 き付ける…
◆成海璃子と北乃きいと言うキャスティングが絶妙!ボケとツッコミ を、阿吽の呼吸で2人がしっかりやっているので、可笑しくて、可愛くて、面白い。剣道シーンもすっごい頑張っている!と思える場面が多数有り、映画として の出来も期待以上でした。成海璃子って色んな役やってますね、「トリック」の山田奈緒子幼少期から、ピアニスト、売れないモデル、そして男勝りのストイッ クな剣士…そして書道もやっているといか…そして北乃きい、こちらも昨今色んな映画に出てきますが、本作は実に無邪気でかわいらしい、画になる女優さんで す、ラストで二人がインターハイでの立ち会うトコまでやってほしかったけど…作品的にも実に面白くできているので、願わくば、上映館を増やして欲しい!あ まりにも公開規模が小さい、それなりの規模で公開しても、それなりに集客できるレベルにあると思うのですが…
  

4月18日・フォーラム那須塩原 1 
【28】のだめカンタービレ 最終楽章 後編
先輩、お別れデス。
二ノ宮知子の同名コミック原作、上野樹里、玉木宏主演の大ヒットTVドラマの劇 場版・後編にしてシリーズ完結編となる音楽恋愛コメディ。挫折を繰り返しながらも音楽的に成長していくのだめの姿とともに、いよいよ正念場を迎えたのだめ と千秋の恋の行方が、これまでよりもシリアスな大人のタッチで描かれていく。のだめと千秋は、離れ離れに暮らすことになる。エリーゼは千秋に、孫Rui と、千秋がヨーロッパデビューを飾ったウィルトール・オケとの共演話を持ち掛ける。一方、オクレール先生からコンクールの許可が下りず、のだめは焦り始め る。そこに、ヴァイオリンコンクールに出る清良を応援しに来た峰と真澄が現われる。久々の再会に、千秋も姿を見せる。彼らと意気投合したフランク、ター ニャ、黒木らと共に、一行はコンクール会場へ向かう。そのコンクールのピアノ部門で聴いた"ラヴェル ピアノ協奏曲"に心を奪われたのだめは、千秋と共演 するときに演奏したいと決意する。しかしテオから、この曲が千秋と孫Ruiが共演する演目だと聞き、大きなショックを受ける。2人の演奏は大成功を収める が、のだめは想像以上の演奏に衝撃を受ける。翌朝、のだめは千秋に結婚を申し込む。千秋は冗談だと思って取り合わないが、だんだん不安が募っていく。自身 を喪失したのだめの前に、シュトレーゼマンが現われる。シュトレーゼマンはのだめに、自分のプラハ公演での共演を提案し、のだめはそれを受け入れる。その ことをエリーゼから聞いた千秋は、プラハへ駆けつける。シュトレーゼマンのタクトが振り下ろされ"ショパン ピアノ協奏曲"が始まる…
◆アニメと実写ドラマからのシリーズ、そして映画版もこれで、すべ て終了。これでのだめは終わりかと思うとちょっと寂しくなります。後編となる今回の映画ですが、世間では色々云う人もいるようですが、かなり頑張って作り 上げられているという印象です。シリーズでもっともシリアスな展開になる部分ですが、クスリと笑わせる世界観は維持しつつ、千秋とのだめの行方に焦点を 絞って、原作やアニメ版に比べて、シンプルで、とてもわかり易くまとめていると思いました。まぁベタなラストではありますが、シリーズの大団円としては、 あのオチで十分じゃないかと…残念だったのは、シュトレーゼマンとのだめのコンチェルト…アニメ版等で感じた鬼気迫る凄まじさがサラっと描かれていまし た、この映画の一番の肝になる見応えあるシーンだと期待しましたが少し残念でした。けど、やっぱり面白い映画であったことは間違いないです。
  

4月15日・TOHOシネマズ宇都宮 6 
【27】ソラニン
それは、二人の想いをつなぐ歌─。切なく胸に鳴り響く、青春 恋愛映画の誕生!
希望を見出せない世の中で夢を追って懸命に生きる若者たちの青くて純粋な日々を 宮崎あおい主演で描いた青春音楽ラブ・ストーリー。人気漫画家・浅野いにおの同名傑作コミックを映画化。自由を求めて会社を辞めた元OLと音楽の夢を諦め きれないフリーターのカップルを中心に、愛する人が遺した曲をめぐって繰り広げられる瑞々しくも切ない人間模様をリアリスティックに綴る。都内の会社に勤 めるOL2年目の芽衣子とフリーターでバンドマンの種田。大学時代に軽音サークルで知り合い、付き合って6年になる2人は、多摩川沿いの小さなアパートで 一緒に暮らしていた。そんなある日、芽衣子は種田に背中を押してもらう形で、嫌気の差していた仕事を辞めることに。一方、種田はサークル時代の仲間とバン ド“ロッチ”の活動を続けるものの、将来の不安と焦りから音楽への思いを押さえ込んでバイトに励むようになっていた。だが、芽衣子にそのことを指摘された 結果、バイトを辞めてレコーディングに集中し、デモCDを完成させ、今回のチャンスを掴めなければバンドを解散することを決意。しかし、厳しい現実を突き つけられた種田は、ある日突然、芽衣子に別れを切り出す。その後散歩に出たまま戻らない種田が書いた曲"ソラニン"の歌詞をなぞりながら、彼の帰りを待ち 続ける芽衣子だが…
◆酷かった。青春モノで、彼氏が死んで彼女が意思を継ぐっていう話 で、しかもバンドモノ、しかもいまや国民的女優・宮崎あおい主演(私の好きな女優・伊藤歩まで出ている)…ある意味失敗する要素ない筈!にも関わらず、こ の出来とは…。リアリティの欠如を含め、演出・脚本の稚拙さが際立ちます。まさに漫画をそのまま映像にしたった感じ、原作の映画化って、漫画を忠実に映像 化することじゃないはずですよね、映像化にあたっては、実際の人間が演じるわけだから、台詞でもカットでもそれなりに脚色なり必要だと思うのですが「20 世紀少年」だって、堤監督が完コピといいながらも、それなりの脚色してました色々、解釈があーだこーだと云われるけど、監督の演出があるのが原作モノの映 画化だと思いますが、本作は映画化じゃなく映像化。観ていて退屈極まりないつまらない展開。私を含め、あちらこちらの席から、あくびが聞こえてくる惨状で した、監督変えて作り直して欲しいなぁ〜素材的には面白くできる素材なんだから…
    

4月10日・フォーラム那須塩原 1 
【26】ダーリンは外国人
ド肝抜かれるほど、幸せな日々。
小栗左多里のベストセラー・コミック・エッセイを井上真央主演で映画化したハー トウォーミング・ラブストーリー。語学オタクの外国人と交際を始めたヒロインの戸惑いと喜びを綴る。漫画家を夢見るイラストレーターのさおりは、"漢字" の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人のトニーとひょんなことから出会い、つきあうようになった。英語が大の苦手のさおりに対し、トニーは日本語ペラ ペラ。日本語で問題なくコミュニケーションがとれると思いきや、『やれああしろこうしろ』の『やれ』って?『ぶん殴る』ってなんで『ぶん』なの?『抜かれ るなら、度肝がいいよね』…外国人だからこうなのか、それとも単なる語学オタクなのか…"外国人なダーリン"トニーが次々と繰り出す日本語への素朴な疑 問、外国人ならではの言動に驚きと戸惑いが絶えないさゆり。ぎこちないながらも交際は進展し、同棲生活をスタートさせた2人だったが、交際を続けるうち、 二人は日本とアメリカの文化の違いを実感し、やがてお互いの心がすれ違い始める…
◆いいドラマに仕上がっていました。井上真央ちゃんめっちゃかわ い〜〜ぃ。冒頭と最後の方に、ダーリンが外国人のここが変!?みたいなのが流れてましたけど、え〜〜〜って思うことがいっぱいありましたね、異文化交流っ て面白いです。映画は、概ね先が読めるベタな展開ですが、笑って泣けて、ホンワカとした気分になりました。画面にいっぱい可愛い真央ちゃんが沢山出て来ま すし、ダーリン役の外人さんキャラが実にいいです。二人のやりとりが実に微笑ましく、観ていて何かうらやましくなってきます。とっても気持ちがホクホク と、あったかくなる、後味のいい映画でした。見に行って良かったです!
  

4月10日・フォーラム那須塩原 2 
【25】第9地区
人類、立入禁止。
独創的なストーリーが絶賛されたSFアクション。巨大な宇宙船が漂着し、異星人 を難民として受入れることになった南アフリカを舞台に、異星人と地域住民との軋轢が深刻化する中、当局の新たな対応が思いもかけぬ事件を招いてしまう様を ドキュメンタリー・タッチの語りと大作映画に引けを取らない驚異のヴィジュアルで描き出す。南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現わ れ、そのまま留まってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず彼らを 難民として受入れることになる。それから20数年後。共同居住区"第9地区"はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNU は、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。プロジェクトの責任者として指名されたヴィカスは、事情を把握していないエイリアン たちから、承認のサインを無理矢理取りつけるのが任務だった。しかし、第9地区内の小屋を調査している際にヴィカスは謎のウィルスに感染。MNUはヴィカ ス捕捉の指示を出す。執拗に追跡してくるMNUの行動にヴィカスは逃げ出し、第9地区に逃げ込む、そこにクリストファーと名乗るエイリアンが現れ、ボロボ ロの小屋の地下で見たこともない設備を目撃する…
◆エイリアンが、難民として、南アフリカのかつての人種隔離政策の 地区に住んでいる…ドキュメンタリー風の社会派であり、コメディーであり、ヒューマンドラマであり、SFであり…。類稀なるB級最高傑作でした。ニュース 映像、ドキュメンタリー映像などを駆使し、ありえない話なのに、物語にどんどん引き込まれて行ってしまいました。恐ろしいまでの発想の自由さ、映像作りの 創意工夫、ラストの手に汗にぎるドキドキ感。バカバカしいB級作品で片付けられない、差別、営利優先の巨大企業等、幾重にテーマが重なり、何度でも観たく なる深い味わいの秀逸なB級作品。こんな映画大好きです。
 

4月9日・フォーラム那須塩原1 
【24】シャッターアイランド 超日本語吹替版
全ての”謎が”解けるまで、この島を出る事はできない。
あなたはどこで真相を見破れるか!?マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ ディカプリオの4度目のタッ グとなるミステリー・サスペンス。次から次へと謎が浮かび、その謎は解けば解くほど深まっていく。果たしてあなたは、すべての謎を解き明かし、驚愕の真相 を見破ることができるだろうか!?ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島"シャッター アイランド"。そこに、精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があり、厳重な監視の下に運営されていた。ところが24時間監視されている病室か ら、謎めいた暗号を残し一人の女性患者が煙のごとく姿を消した。事件を調べるため、連邦保安官テディが、相棒のチャックとともに捜査に訪れる。2人は患者 たちへの聞き込みを開始するが、テディは事件と無関係なレディスという人物についての質問を繰り返す。実はその人物は、最愛の妻を殺した放火魔で、テディ はレディスがこの病院に収容されていると知り、その行方を探っていたのだ。しかし、捜査を進める彼の前に立ちはだかる数々の謎。消えた患者が残した暗号 「4の法則」まるでセリフのように同じ証言を繰り返す囚人たち、何かを隠す職員。突然休暇を取り島を去った医師。見つからない妻の仇。厳重に警備された廃 灯台。そして、患者から手渡されたメモ…その謎は解けば解くほど深まっていく。果たして、その行く手には、何が待ち受けるのか?この島は何をたくらみ、何 を望んでいるのか…
◆超日本語吹替で鑑賞しましたが、結果的には字幕でも吹替えでも、 どっちでもよかったかな〜。謎解きは序盤で何となくわかり、それをどうひっくり返してくれるのか!ってことを楽しみにしていましたが、そのまま終わってし まいました。"閉ざされた孤島の精神病院で起こるサスペンス"って触れ込みだったら最後の展開に、それなりに驚いたと思うけど、あれだけ事前に謎んに挑戦 だの、先入観に捨てろだのと、煽っていたら、それなりに先入観を持って見るので、あの展開なら、オチはそれなりに予想がついちゃいます。公開後"2度見続 出"って云われていますが、強いて云えば、オチにつながる伏線が色々散りばめられているので、それをどれだけ集中して見つけるか?で楽しめるかな?

4月3日・フォーラム那須塩原 9 
【23】バッド・ルーテナント
正気か、狂気か。荒廃した街ニューオリンズ。最悪な男が、躍 動する。
1992年に製作された問題作「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリス ト」を、鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督、ニコラス・ケイジ主演でリメイクした衝撃の犯罪ドラマ。ドラッグが手放せず、倫理のタガがはずれたかのように 嬉々として悪行に手を染める狂気の悪徳警官の姿とその顛末を活写していく。ハリケーン・カトリーナの直撃で荒廃したニューオーリンズ。浸水した刑務所から 逃げ遅れた囚人を助け出す英雄的行為で表彰され、“警部補(ルーテナント)”に昇格した刑事テレンス・マクドノー。しかし、救出の際に負傷した腰の痛みの ためドラッグが手放せなくなってしまう。愛人の高級娼婦フランキーと2人でドラッグに興じ、元来の賭博癖にも歯止めが掛からなくなっていく。町のゴロツキ を銃で脅してドラッグをくすね、警察の押収品にまで手を出す始末。そんな中、セネガルからの不法移民家族5人が殺害される事件が発生、その捜査の陣頭指揮 を任されるテレンスだったが…
◆なんともいえない雰囲気の世界観。正義感から人を助け、その結 果、自分の身体を壊し、その痛みから逃れる為に薬に溺れて、まともな刑事とは言えない様な存在になってしまった刑事役の主演のニコラス・ケイジまさにハマ リ役。麻薬でキレれた演技がリアルです。最後に主人公がまともになったのか?それとも…意味ありげなオチでした。