2010年 映画館に行き ました!10月
10月23日・フォーラム那須塩原 6 
【77】桜田門外ノ変
幕末リアリズム。日本の未来を変えた、史上最大の事件。
歴史の大きな転換点となった大老・井伊直弼襲撃事件へと至る経過とその後の顛末 を、襲撃者側である水戸藩士たちの視点から丁寧に描き出していく。1853年(嘉永6年)浦賀沖にペリーの黒船が来航、開国の圧力はいよいよ抑えがたく なっていく。そんな中、井伊直弼をはじめとする南紀派と、水戸藩主・徳川斉昭を筆頭とする一橋派の対立が激化。やがて、大老に就任した井伊は、尊皇攘夷を 唱える斉昭らの意見を顧みることなく、独断で開国を進め、あげくは尊王攘夷派の大量粛清に乗り出す。もはや井伊の暴挙を止める手立ては暗殺以外にないと、 水戸藩では関鉄之介をはじめとする17名の藩士に薩摩藩士・有村次左衛門を加えた襲撃実行部隊が組織される。こうして天下国家のため、幕政の是正を期して 立ち上がった関鉄之介たちだったが…
◆桜田門外の変に至るまでを描く映画かと思っていましたが、どちら かというと事件後の実行犯達の末路を描いた作品でした。現代の桜田門の風景から始まり、最後も現代の桜田門の風景で終わるのが印象的でした。殺陣やセッ ト、キャスティングはそれなりにいいんですが、ドラマは残念ながら…って感じです。茨城県の町おこし運動として作品なんですね〜この秋以降時代劇が結構公 開されていますが残念ながら、それらには及ばないかなぁ〜。

10月22日・MOVIX宇都宮 10 
【76】死刑台のエレベーター
あの人を殺して、私を奪いなさい。
フランスの名匠ルイ・マルが手掛けた1957年の傑作サスペンスを、阿部寛と吉 瀬美智子の主演でリメイク。完全犯罪を目論む愛人関係の男女を軸に、ふとしたアクシデントをきっかけに運命を狂わせ、不安と焦りから破滅の道へ絡み合って いく4人の男女の顛末を緊迫感溢れるタッチで描く。大企業・手都グループの会長夫人・芽衣子と、会長に拾われた医師・時籐隆彦とは愛人関係。2人はある 時、芽衣子の夫・孝光を自殺に見せかけ殺害する周到な計画を企てる。それはほんの15分で終わる完全犯罪のはずだった。当日、芽衣子が約束の場所で待つ 中、手都ビルの会長室へ侵入し、孝光殺害に及ぶ時籐。しかし運悪く、乗り込んだエレベーターが突然停止し、その中に閉じ込められてしまう。その時、ビルの 外では一組の無軌道な若いカップルが停めてあった時籐の車を盗み出す。ちょうど同じ頃、芽衣子のほうは、予定の時間を過ぎても一向に現われず、連絡もつか ない時籐に、次第に苛立ちと不安を募らせる…
◆完全犯罪を目論んで、些細だけど決定的なミスを犯すことにより、 登場人物たちがよりいっそう悪い方へ自体が転がってゆくお話。 阿部寛はロープを取り損ね、あの状況でエレベーターに乗ってしまったことが致命的…でも、何かテンポが悪いというか、バラバラ感があるというか…土台の話 は面白いのに…もったいない演出というか、脚本でした…阿部寛、吉瀬美智子他、豪華で実力派の俳優陣がそろっているのに、ほんともったいないなぁ〜

10月20日・フォーラム那須塩原 5 
【75】エクスペンダブルズ
消耗品軍団、出撃。
全世界のアクションファンに捧ぐ! 超弩級、夢の競演実現!!地上最強の傭兵部隊降臨!!!監督・主演を務めるシルヴェスター・スタローンが、ハリウッドのアクション映画を彩ってきたビッ グ・スターたちを一堂に結集して撮り上げた痛快アクション大作。自ら消耗品"エクスペンダブルズ"と名乗る命知らずの最強傭兵軍団が陰謀渦巻く軍事独裁政 権の転覆に乗り出し、壮絶な死闘を繰り広げるさまを怒濤の超絶アクション満載で描き出す。ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブ ルース・ウィリスの豪華出演に加え、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが久々にスクリーン復帰を果たしたことでも話題に。軍用銃の エキスパートであるバーニー・ロス率いる少数精鋭の凄腕傭兵軍団"エクスペンダブルズ"。ソマリアでの人質救出作戦を鮮やかに成功させた彼らに対し、さっ そく新たな依頼が舞い込む。それは、南米の島国ヴィレーナを牛耳る独裁者ガルザ将軍の抹殺というかつてない困難な大仕事だった。すぐさま現地へ視察に向 かったバーニーは、ガルザの実の娘でありながら民衆の苦境を見かねて反政府活動に乗り出したサンドラと出会う。その後アメリカに戻ったバーニーは、次第に 見えてきたCIAの薄汚い思惑に嫌気がさして仕事から降りてしまう。その一方で、気丈に戦い続けるサンドラのことが放っておけず、単身でヴィレーナへ乗り 込もうとするバーニーだったが…
◆何も考えないで観れば、アクションが派手で迫力、キャストが凄 い…批評家やらの評判はイマイチなようですが、これって、ある意味最高のドンパチ映画じゃないでしょうか?この映画でなければ観れないスタローン、シュワ ルツェネッガー、ブルース・ウィリスのスリーショットには感激でした。ウィリスの『ヤツは何を狙ってるんだ?』の問いかけに対する、スタローンの大統領ネ タでの応えに爆笑!です。アクションというか展開は、とにかく、あきれるくらいの凄まじい行き当たりばったり(笑)プロの傭兵部隊による奇襲作戦…という よりは、勢いにまかせた特攻というか殴りこみ!まぁストーリーなんてあってないようなものですから(笑)。なんと言ってもスタローンとシュワルツェネッ ガーが同じ画面に納まったんだから、それだけで大満足の映画です。シリーズ化するようみたいだし、次回はシュワちゃんやウィリスも本格的にアクションに 入って欲しいですね。

10月20日・フォーラム那須塩原 1 
【74】インシテミル 7日間のデス・ゲーム
死ぬか、稼ぐか。
人気ミステリーを「リング」の中田秀夫が監督。藤原竜也、綾瀬はるか、石原さと みはじめ豪華キャストの共演で映画化した心理サスペンス。時給11万2千円という高額の報酬を目当てに、謎の心理学実験に参加した10人の男女が、想像を 遥かに超える過酷な心理ゲームの中で、疑心暗鬼による恐怖のスパイラルを加速させ、パニックに陥っていくさまをスリリングに描く。フリーターの青年・結城 をはじめ、ワケあって大金を必要としている10人の男女。彼らは、高額バイトに参加するため、謎の施設"暗鬼館"にやって来る。彼らが参加する"7日にわ たる心理学の実験"とは、24時間完全監視の下で生活し、"事件"が起きたら全員で推理し解決するというもの。その際、犯人は多数決で決定される。一見、 極めてシンプルな実験に思われたが、そこには"犯人"や犯人を名指しした"探偵"への特別ボーナスなど、事件を誘発するいくつものルールや仕掛けが用意さ れていた。それでも、全員でおとなしくしていれば、それだけで大金が手にはいるはずだった。ところが2日目、いきなり参加者のひとりが死体となって発見さ れてしまい…
◆ホリプロ創立50周年ということで、綾瀬はるかと石原さとみ、平 山あやと、看板タレント総出の賑やかな女優陣ですが、藤原竜也が出てるからか、途中から「バトルロワイヤル」みたいになったって感じでしょうか。元々はミ ステリーなんだと聞いていたんですが…まぁ退屈しないで観ていられるけど、際立って面白いわけでもないかな。キャスト、予告編だけなら、かない良い感じで 期待したんですが「カイジ」や「ライアーゲーム」の系譜映画なんだと思うけど、「リング」の中田監督作にしては滑ったかな?

10月6日・フォーラム那須塩原 5 
【73】ナイト&デイ
ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスが「バニラ・スカイ」以来の再共演を果た したアクション・エンターテインメント。平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまと、2 人の間に芽生えるロマンスの行方をコミカルかつスタイリッシュに描く。監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マ ンゴールド。 カンザスから住まいのボストンへの帰路に発とうとしていたジューンは、空港でロイと名乗る男性とぶつかる。彼とは機内でも近くの席になり、 そのハンサムな笑顔に胸をときめかせるジューン。しかし、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に潜んでいた敵一味と大乱闘を繰り広げる。そして、何も知 らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると、パニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させるのだった。それ以来、 ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。そんな中、ジューンは彼がカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに 追われる身であると知らされる。それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していくの だが…
◆凄く楽しみにしていたので、トムの日(10月6日)に早速観にい きました。キャメロン・ディアスが久しぶりにキュートで可愛かった。後半ややダラダラだけど、全体的には展開もスピーディーだし、ジェットコースター映画 として楽しめました。これってコミカルな雰囲気を取り除き、シリアスにすると「007」「ミッションインポッシブル」にもなるそうなお話ですね。二人が絶 対絶命に追い込まれるシーンのオチを…キャメロンが眠らされて、目が覚めると窮地を脱しているってことで、省略してしまうのも、ズルいけど、まあいいかな (笑)。主役の二人の魅力に頼りきっているので、演出や脚本はかなり粗っぽいですが、スパイ・アクション・コメディとして、「ソルト」を蹴ってこちらを選 んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で十分楽しめます。