☆Jargon on 野球・新世紀ばーじょん・その6☆
〜Make Legends×Become Legend☆その2〜
イチローに久々にメッセージを送って間もなくアメリカでは未曾有のテロが発生してしま
った。即続編を書くつもりが、メジャーも休止せざるを得ない状況に。NYを本拠地とす
るメッツの新庄クンなどは救援活動に一役をかっておりまして、そんな姿を見るにつけて
も彼はメジャーに行って、本当に良かったと感じた。何がどう良いわけ?と尋ねられると
こう言わざるを得ないかな。「人間に幅が出来た」と…。とにかく日本のどこかの球団に
FAで移っていても、それがパリーグなら盛り上がっていたかも知れないけれど、セなん
てホンマに終わってたし。ま、セリーグについては今年はホンマに終わってたなぁ。さら
に追い討ちではないけど、日本球界は(特にセリーグは)変わらなあかんね。変わると言
えば皮肉な気ぃするなぁ。イチロー言うてたやん。「変わらなきゃ!」って。(苦笑)
猛牛がええ感じで優勝してから、その後あの敬遠騒動があってから、対照的なメジャーの
在り方を見せつけられてから(BBも敬遠されてたけど、あれは優勝争い故であって…)
ずっと書きたいと思っていたabout baseballをイッキに書いてしまいます。MLBも
日本の野球も、全部まとめて!見捨てた某球団の戦士についても語るとするか。そんな
わけでお付き合いください。サブタイトルは前回の『Make Legends×Become Legend』
のpart2(その2)としておりますが、中身は『All about Baseball』(by Nal's独断)
が必至。(笑)まぁ、とにかく○○年にわたって野球(メジャー含む)を見続けてきた
私の戯言に改めてお付合いください。
◆◇◆ば〜い新庄ぉ〜♪☆その1
サブタイトルは某ビールCFで自由の女神をバックにニコニコ笑顔での例の一言。(笑)
まずはメジャーの記録ラッシュから来ると思ったみなさんの期待を大きく裏切って(笑)
トップバッターは新庄クンで。本人は秋口からトップバッターや8、9番ではなく、なんと
クリーンアップを、しかも時々は4番を任されていた。ピアッツァの負傷などが関係しての
4番ではあったけれど、それなりにこなしていて、勝利打点の多さがホンマの4番の
ピアッツァと変わらないところは彼らしいと言うか、嬉しい。メッツはテロに見まわれた
NYを本拠地とするため、当初は選手も関係者も打ちひしがれて野球どころではなくな
っていたけれど、その時は物資を運ぶなど救援活動に一役買っていてその姿を確認する度
に、「ホンマにNY(=メジャー)に行って良かったなぁ」と彼の姿(TVの画像)に声をかけていた。(笑)
日本で居たら高年俸をもらって平凡な、にちょっと毛が生えた程度の成績で時々HRを
打つだけでちやほやされていたやろ。それもキミらしいけど(苦笑)向こうでそれとなく
キミらしさを十分に発揮しながらbaseballを楽しんでいる姿は見ていてホッとする。金満
や物欲という言葉が情けなく感じられて、そんなもので動いた数人の選手の写真にさっと
ペンキで落書きをするような爽快さをキミから感じると表現するのは大袈裟だろうか。
ともあれ、その姿、テロでbaseballが出来なくなって救援活動に精を出すその時の顔
からも笑みがこぼれ、それを不謹慎とするよりは、どんな状況でも前向きな米国流だと
解釈したい。某落ち目球団の将がキミのメジャー行きを「アメリカ向きやから」とした
のは見る目があったということだろうな。(笑)メッツの選手が1日分のサラリーを
救援に寄付するということになって、確かキミの分は15万円にも満たなくて最高額の
ピアッツァと比較されていた。でも、勝利打点数が変わらないように金額の差なんて
なんでもないよ、私はそう思う。キミの笑顔は、キミだけのもの。それはイチローが到達
出来ないキミだけの特権。Go go Shinjo!いつも応援しているぞ。
◆◇◆後藤さんのコラム
後藤さんとは後藤正治さん、ノンフィクションライターで、スポーツに関する著書を多数
記している人物だ。京都市出身で1946年生まれ、その彼が毎日新聞のスポーツ欄に
不定期に連載している『スポーツ百景』というコラムをよく愛読している。その中から
10月6日付けのものを紹介したい。タイトルは『スポーツになにができるか』とされ
ていた。以下、そのコラムである。(お断り:転載にあたって段落を一部改定)
未曾有のテロ事件は、スポーツ社会をも揺り動かした。アメリカからは、大リーグで
地区優勝したチームのつつましやかな優勝セレモニーが伝わってきた。バスケットや
フットボール界からも、追悼にかかわるさまざまな動きが報じられている。スポーツの
ありようはまた、その国の文化を映し出している。アメリカのスポーツ文化のすべてを
称賛するつもりはさらさらないが、スポーツもまた社会を離れて存在しないという認識度
において、日米、かなりの差はあると思わざるをえない。
阪神大震災において、多大な寄付をしたプロ野球選手を私は知っている。ただ、球団や
チームとして、積年自分たちを支えてくれたファンが今塗炭の苦しみにあり、なんらかの
メッセージを発する責務があると受け取った幹部氏はいたのか。オリックスブルーウェーブ
は、ユニフォームの袖の「がんばろう神戸」の文字を縫いつけてシーズンに臨んだが、
もうひとつの地元チームがなにをしたのか、浮かんでこない。テロ事件に関連して、セ・パ
の優勝にさいして慣例のビールかけを自粛することを決めたというニュースを耳にした。
ま、しないよりはましであるかという程度の、なんともセンスのない話である。
そんな最中、近鉄の中村紀洋選手が、過日の池田・大阪教育大付属小学校の事件にかか
わって、同じ池田の府立高校の出身者ということから、同校の子供たちを大阪ドームに
招待したという新聞の記事を読んだ。金髪のフルスイング君、場外でもなかなかやるじゃ
ないか。
このようにコラムは長いものではない。ノリこと中村紀洋は招待に先駆けて同校を
訪問していた。新聞がそれを報道したのはうんと後になってから。「事件が事件だけに
騒がれるのが嫌だったから」とこっそり訪れた(笑)理由を明らかにしていた。それも
ノリらしい優しさだと思った。昨秋シドニー五輪に参加しながら無冠(メダルなし)に終わ
り、号泣していたたあの姿がダブった。私はレオ党なので彼の美談を無視したい気持ちに
なりながらも(鬼か?>自分、苦笑)一方では思っていた。「きっと優勝するだろうな…」
その予感は残念にも(苦笑)的中してしまった。24日の観戦では大阪Dで初めて彼の
HRを見た。それもサヨナラで、思いっきり引導を渡されてしまった。(汗)スポーツに
何が出来るかを改めて日本では考える必要がある。同じように音楽でも‘何か’を米国
ではしている。テロ以来人間の在り方をあれこれと考える昨今、少なくとも日本のスポーツ
は様々なシーンで変わって行く必要があることを今も噛みしめている。「後藤さん、
いいコラムをありがとう」
◆◇◆ば〜い新庄ぉ〜♪☆その2
まだ記録ラッシュのことは書かない。(笑)別にじらしているわけではなくて一応構成と
して考えているつもりなのだ。(ホンマか?)再び新庄ネタで…
暫く休止していたMLBが再開された後のシェイスタジアム(メッツのホームスタジアム)
が、そこを埋めた満員の観客の姿が未だに目に焼き付いている。日本で同じこと(テロ)が
起こった後に、例えばOBPのツインビルに飛行機が激突するテロが生じた数日後に大阪D
が満員になることがあり得るだろうか?――いや、ない。おそらくない。多分「不謹慎だ」
こう言われる他ないだろう。NYのような光景は日本ではあり得ないと言わざるを得ない。
それが米国的であると一蹴してしまえばそれまでだが、この強さこそが米国という大国の
原動力なのだと改めて感じた、それが正直な感想だ。
そしてそんな中――観客が期待していたものがある。観客はある希望を持ってそこ
(シェイスタジアム)に集ってきていたのだ。それは「メッツの逆転優勝」。まさにミラクル
メッツの再来を期待して!そのミラクルにテロから立ち上がるNYを託して!が…結果は
ご存知の通り。市民の声を後押しに選手はみんな発奮したものの、願いは空しく叶わな
かった。彼、新庄もずっとその輪の中に居た。日本人である彼が米国の大都市に住む人々
の期待に応えようとする姿――そこに住む者はそこの人。国籍など関係ない。そんな米国
流のナショナリズムをほんの少しだけ感じ取ったような気がした。
彼、Tsuyoshi Shinjoは来期もメッツでプレイすることが決定した。海を渡る時に
メジャー最低年俸であったサラリーは1億5000万円程度に昇給する見込みだと言う。
「オレ、楽しそうだったでしょ?」――うんうん、楽しそうだったよ。心からね…。(笑)
彼、新庄剛のメジャー1年目:打率.268 これは100試合以上出場した野手の中で
は4番目の成績で阪神時代の通算.249を上回る。ホームランは10本。イチローの
8本を2本上回っている。「無謀な挑戦」と揶揄されたメジャーの舞台は決して無謀でも
なんでもなかった。ただナリーグのチャンプから3位に転落したメッツには大幅な補強
が既に計画されているという。――これからが勝負だ!頑張れShinjo!
◆◇◆キミが伝えたかったもの
10月1日月曜日、パリーグではなくセリーグの試合が甲子園で行なわれた。雨天中止の
分が周りまわって珍しい曜日の試合となったわけだが、この日は‘球界一お騒がせなお方’
のラストステージであった。元々アンチGな私にとってはそのお方の引退はどうでもいい
もので(G党及びN党の方失礼)それよりも『最後の虎V戦士』が選手として最後の
舞台を務めるということで、こちらの方が気にかかっていた。
「見捨てた」と宣言して1年。本当に見捨てたなぁと自分の非情さに驚くくらい試合を
見なかった。選手の顔と名前が一致することはおろか、名前すら知らなかった。ドライチ
(ドラフト1位)が早々と離脱する辺りが‘らしい’と春先に既に愛想を尽かしてからは
完全なパリーグシフトの人になった。それでもキミの引退だけは別だった。黙って
見過ごすことなど出来ない…。だってキミは阪神が優勝した1985年に虎戦士の一員
となって、今まであの伝説を受け継いできた最後の人なんだから…
「お疲れさん、和田豊」ありがとうは言わないし言えない。キミも多分言って欲しくない
であろうと勝手に推測してのお疲れさんだ。入団してきた年に天国を見てからは地獄の
連続であった(大袈裟?)だろう。「優勝を伝えたかったから現役にこだわってきた」
その想いは理解出来る。でも申し訳ないけれどキミが目指す優勝を球団側は考えていなか
ったのではないだろうか。特にここ数年はそのようにしか感じられない状況だった。
キミが入団したあの年は本当に西宮のあの地に神が舞い降りたのかと思えるくらい奇跡
的な勝利が続いたね。カクテル光線の中に浮かぶ弾道は夜空と大観衆を味方にして輝いて
その美しさはドーム球場では到底味わうことが出来ないくらい野球の醍醐味を感じさせる
ものだった。歓声が渦巻く中を誇らしげに胸を張って駆けるキミのチームメイトをキミは
どんな気持ちで眺めていたんだろう。連日美酒に酔いしれたファンが半ばフーリガン化
して、警察沙汰になったなんてことも数知れなかった。そんな狂騒を身近に感じられる
あの大通りの旧虎風荘にキミは住んでいた。新人が必ず入る寮で、私は差し入れを持って
行った玄関先でキミを見かけたこともあるよ。――嗚呼、何もかも懐かしい。
これ以上はセンチメンタルになりすぎるから、書けない、書かない。キミには今後は
新しいステージが待っているね。トラ一筋!もいいけれど、広い世界に目を向けること
が大切なのではないかな?元同僚は何もかも捨てて海の向こうに渡ったけれど結構楽しそ
うにやっていた。捨てていくのは簡単なことじゃない。柵があるからね。でも、チャンス
があればあっちに行くこともまた勉強になるとは思う。柵を捨てられずチャンスを逃した
男が姿を見せなくなった球団はV候補と言われながら下位に低迷した。物事には流れが
大切だという例えではないかな。キミの今後がどうなるのか見守って行きたい。それが
元トラ党であった私に出来るせめてもの恩返しだと思うから…。
◆◇◆Farewell...
引退関係で目立ったところをまとめて――N氏&G戦士3人については立派なステージで
あったと言わざるを得ないかな。(苦笑)もったいないなぁと思ったのは斎藤の180勝。
他のチームに移籍していれば200勝に手が届いていたと思う。数字に拘るのはどうかと
思うけれど、一区切りだからね>200勝。後は…
村田が辞めて野球になるのかな?とは
素朴な、と言うか誰もが感じたところではないかな?槙原については「駒田と一緒にベイに
出た方が良かった」と言うのが正直なところ。(笑)「Gに来る人が多い中で唯一Gから
出た男」と駒田がエラそう(?)にしているのを見るにつけ、一緒に出ればカッコ良か
ったのに!と思ったね。(笑、嗚呼好き勝手書いてる、許してちょ!)
監督交替劇が続出したのは偶然ではなかったのだろうな。N氏と共に球界を風靡した御仁
が、それは現役時もそうだったけれど、監督になってからもそうだった数人がユニフォ
ームを脱いだわけで、これまたちょっとセンチメンタルモードになってしまった。
優勝がない胴上げは切ないよ、熱血明治魂のお方、真っ向勝負が身上の元エース。
それから
貴殿こそが名監督であったと声を大にして言いたい!メジャーの選手を4人も育てたのだから!
其々の功績にありがとう――個別にメッセージを…。
「少しゆっくりしてください、現役からの打倒G宣言で怒鳴り疲れたでしょうから」
「愛娘のキャディを務めるとの噂ですが、是非近々の復帰を!大輔と一緒に待ちます」
「プレーオフで教え子の勇姿をしっかりと目に焼き付けてきてください。アナタでなけれ
ば今の彼はなかったと信じています」
一つの時代の幕が降ろされ、新しい時代が始まろうとしている。その入り口には不確かな
杞憂が漂っているけれど、そこにはまた希望も見られる。Farewell...
=☆=★=☆=★=☆=★=☆=
MLBの記録ラッシュを書く前に既にこれだけ書いてしまいファイルが重くなりつつ
あります。(汗)☆Jargon on 野球・新世紀ばーじょん・その7☆
〜Make Legends×
Become Legend☆その3〜として続編を起こすことに致しましたので(こんなんばっかり、
苦笑)続きはそちらでね♪しばらくお待ちください、よろしく〜☆