☆Jargon on 野球・その3☆
〜Farewell Ichiro...〜
とうとう念願のメジャーへの移籍を果たしたイチローへのメッセージを
散文詩風に綴ってみました。
とうとう行ってしまうんだ。
いいことだからおめでとう!
でもなんとなく、寂しくなる。
日本球界からまた一人‘いい男’が居なくなるかと思うと…
キミに心からの声援を送ったことはなかったように思う。
キミのライバルチームのファンだからね。
もちろん‘いちやきゅー好き’として、
いや、スポーツフリークとして、キミを尊敬しないわけはない。
それに人生の伴侶を披露してくれた昨年も
余りにも親会社思いな今回の入札→移籍劇も
キミらしくて、らしすぎて、カッコイイを通り越して憎らしいくらいだよ。
他の誰にも真似できないよね。
そんなところでも孤高の人なんだ。
キミが所属していたオリックス球団は
関西でも高級住宅地を抱える神戸が本拠地。
ノリの良いガラの悪さが売り(?)のH球団とはファン層をはじめ
いろいろな点で一線を画している。
今年それもつい最近までそのH球団寄りだった私としては
キミは正直尊敬できても、親しみを持てる人ではなかった。
だからかな、同じ近畿に住んでいながら、ナマのキミを見たことは
今年になるまで一度もなかったんだよ。
でもね、気にならなかったわけじゃない。
あの大震災の後、被災者に共に立ちあがろうとユニフォームに添えられたメッセージ。
そして、それは実現したね。良かった、あれには感動したよ。
震災の翌春に(震災後)初めて神戸を訪れた時に、
ハーバーランド(神戸のウォーターフロントにあるアミューズメント&ショッピングセンター)の
オリックスショップでキミと一緒にプリクラに収まったのは
ただのミーハーだけでなくて、少しは支えられるかも…という想いがあったから。
ホントだよ…
あの時優勝はキミのサヨナラヒットで決まったはずだ。
そう記憶している。
今年は珍しく(笑)キミに逢う機会があった――
一度めはGWの大阪ドーム。
ライトスタンドから浴びせられる熾烈な野次の洗礼に耐えるキミの背中に
アニメ漫画のような影が見えるような気がした。(苦笑)
‘いてまえファン’の無礼さ、許しておくれ!
二度めは夏も盛りの本拠地GS神戸。
「(キミに)投げるところがない」と言わんばかりに
自信なげに球を置きに行った‘台湾の松坂クン’を
モノの見事にグランドスラムで沈めてくれて、
今度はこっち(レオ党)の顔に影が出来たよ。(汗)
引き分け寸前のサヨナラ勝ちはホントに堪えたよ。(涙)
一度もナマのキミを見ることなく、送り出すようなことになるのなら
それこそ、入団交渉の場(神戸の某ホテル)にでも
キミの顔を見に行ったかも知れない。(苦笑)
後悔もしきりで、「スポーツが好き」なんて口が裂けても言えないところだったかも…
だから、今年になってようやくってのも何かの偶然なのだろうけれど
行くことが出来て、逢う機会があって良かった…
Farewell, Ichiro...
日本球界から野手として初めて海を渡るキミに――
身体に気をつけて、
そして、1年後の凱旋帰国を楽しみにしている。
丁度キミの頼もしいチームメイトが今年
その晴れ姿を見せてくれたように…
Farewell.....