☆Jargon on 野球・その4☆

〜たまには、マジメにプロ野球を考える〜

◆◇◆前書き→ドラフトについて

 今頃ドラフトって何?と思われるだろう。そう思われても仕様がない。何しろ会議が
あってからもう約2週間になろうとしている。どこの球団が誰を指名したのかさえ忘れ
られているかも知れない。自分ちのBBSではさほど盛りあがらなかったのは 、最近私
が野球よりサッカーに突っ走っているためであろう。(笑)それでも某所のBBSでは
ドラフトにおける逆指名の是非が少し問われ、‘(逆指名)不要論’が展開された。
はっきり言って、あれ(逆指名)は‘悪’であり、これが日本のプロ球界を年々つま
らないものにしている元凶だ
と言っても過言ではないと思っているが、そのことを
ドラフト会議後すぐに書かず、ここまで待ったのには或る理由がある。それを明らか
にしながら、今後のプロ野球を語っていきたい。

◆◇◆逆指名の功罪

 逆指名については後でゆっくり語るとして、それ以前のドラフトというものを少し
振り返ってみたい。一部の球団に戦力が偏るのを避けようという狙いから始められた
ドラフト。その意義は逆指名制度が定着してからは極めて稀薄なものとなっているが、
ドラフトのメインである入札指名制が定着していた頃には様々なドラマが見られた。
一人に多数の球団の入札が集中した時、運命を決定するくじを引き当てた人、はずした人。
当たって小躍りした人、うなだれた人。嬉々とした会見もあれば、涙を見せた選手も少なくない。
あれはあれでよかったのではないか。神様が決めるのは最初に入る球団だけで、その後の
ことは選手本人次第。
それを忘れて選手が入りたい球団を選ぶことに何の意義が
あるのだろうと今更ながら思う。逆指名制度に全く意義がないとは言わないが 入り口が全て!
のような印象を昨今のドラフトを見ていて思うのだ。大切なのは、‘その後’
であるというのに…

 今すぐに逆指名をなくせ!と言っているわけではない。考えるべき時に来ているのでは
と思っているのだ。もちろん、入札指名制度を採っていた時にも問題がなかったかと言えば
多数問題は生じていたわけで、その問題の発生源は今も昔も変わっていないような気がするが。
入りたいと希望する選手と受け入れる球団側、ドラマより個人個人にとっての権利を
優先するなら、逆指名は美談だし、何の問題もないかのようではある。が、しかし
純粋に野球への想いが滲み出ている者に、逆指名は必要ないのではないかとも思う。
野球が好きなのか、球団のブランドが好きなのか、それとも単に‘金’が好きなのか?
‘金’が好きな方が多くて逆指名が横行していると解釈して、私は日本プロ球界への
興味と関心を無くしていった。
「いい男はみんなメジャーへ行く」と他の項で述べた。
もっとどんどん行っちまってください。 それが日本球界(プロだけでなくアマも含めて)
のためにはいいことだと心から思っているから。「日本の球界はメジャーのファーム」それで
いいじゃないですか、そうならないための手立てを打たなければならないと関係者が
真に切に思うようになってからでなければこの国の野球制度は変わらないだろうから。
嗚呼、かなり過激になってきた。(苦笑)

◆◇◆汚いやり方

 12月4日の新聞の見出しを紹介する。『内海社会人入り、オリックス断念か』
内海とはオリックスがドラフトで一位指名した敦賀気比高校の選手。本人は巨人入りを
希望していたが、仰木監督は指名を断行した。栄えある一位指名。その瞬間、学校は湧いた。
が、指名が進むにつれてこわばった空気が流れ始める。内海が入団を熱望している
球団が8位で相方(捕手)を指名したからである。
喜ぶ李、うつむく内海。その明暗は
翌日の紙面を賑わした。オリックスのスカウト関係者の弁、「(巨人は)一位でアマ
NO.1の阿部を取って、どうして李が要るんだ?!嫌なものを見せられた」
と。

 李を本当に育成しようと思って指名したのか、それとも内海の心を動揺させ、3年待てと
暗にメッセージを送るために利用したのかは定かではない。しかし何とも後味の悪い
ことを今も昔も、逆指名があろうが、なかろうがおかまいなしにやってくれる某球団には
閉口する。
ドラフト制度が始まって間もなくから今日に至るまで幾多の青年の
無垢(全てがそうではないだろうが、ま、一応、笑)な心を弄んだら気が済むというのだ!
まるで王国の維持と存続の為には多数の人柱も厭わぬと言う古代の帝国主義ではないか!
嗚呼、やだやだ!こんな国からbaseballの国へと脱出を謀ったイチロー、キミが正解だと
心から思う。が、これは私心に拠る見解で、李の8位指名については、汚いやり方
ではなくて、正当な手段だと感じている方もおられるだろう。それはそれで一つの見方
であり、とやかく言う気はない。いずれにせよ、私が内海の入団拒否がほぼ確定と
思われるまで、このことを書くのを待ったのは、途中で書いても何の意味もないから
である。そのことだけは付加しておく。

◆◇◆そして、ストーブリーグに想うこと

タイトル通りである。少し詳しく述べて行くなら、FAを宣言した某Sクンの動向は
どうも???に尽きる。
何をやりたいのだろう?自分を何様だと思っているのだろう?
と言いたい。彼のキャラが魅力的なのは認めるが、それを自覚して逆手に取るような
言動は慎むべきだ。キャラだけではプロ選手は成り立たない。いくら某H球団がおバカ
であっても、球団あっての選手であることをわきまえるべきだろう。は〜ぁ、やれやれ!

同じリーグでFA宣言した某投手は海を渡ることを企てているようだ。海を渡ると言えば
すぐにではないが、某優勝請負人投手もその意向で来期以降の契約をすると言う。
彼の場合は辞めた方が良いと思うけどな。ま、同じレベルの選手が
どんどん出て行くから自分も行けるなんて錯覚しているのかも知れないが、出るなら
すぐにでも、それでも年齢的には遅いと思う。

実は誰がどこのユニフォームを着るのかについてもこれまでほどに興味がない。
それより、亡くなった山際氏ではないが、若かりし頃の江夏にメジャーに行って
欲しかったなぁと心から思っている。彼がやっぱり私にとってのNO.1投手だ。
自身が小さかった分、あのオールスターでの連続三振記録が圧巻で圧倒的なものに感じる
のだろうけれど、彼の投球も豪放磊落さも、反面、破滅的なまでの淋しがりやなところも
全てが超一流で、天上のプロ野球選手だった。今の選手はあの頃の選手に比べると
キャラ的には全く弱い。僅かに彼の香りを残している選手は、やはりみんなメジャーに
活躍の場を求めている。プロ野球がどこまでも豪快でおバカなまでに野球好きな男達の
楽園であった時代は遠い昔。嗚呼、私も過ぎ去った時代を懐かしむ年齢になったのだなぁと
妙にセンチメンタルな気分になる、そんなこんなの今日この頃である。


最後はちょっと渋めに決めてみました。いかが?>みなさま。
えっ、似合わない?ま、サッカーを語ると‘例のモード’だからねぇ…(苦笑)
最後までお付き合い有難うございました。