WANDS



1991-2000迄活動をしていた。メンバーはvocal上杉昇/和久二郎guitar柴崎浩/杉本一生keybords大島康祐/木村真也という邦楽でのロックバンドとしては珍しいメンバーチェンジによってオリジナルメンバーの後を後期のメンバーが後継していった。さらにその活動期は3期に分類され、それぞれ音楽性が違うのだ。第1期ではポップ、ダンサブルで親しみやすい恋愛歌を中心とした。結成一年も経たないうちに大島氏が脱退してしまう。ここで木村が加入し、第二期に入る。この時期の中ごろにはリスナーはものすごい数であったという。1993年には精力的にシングル曲がリリースされアルバムも二枚リリースされている。翌年にはゴールデンディスク大賞にも選べれ、輝かしい功績を修めた。同年、初のライブツアーが行なわれた。この頃にバンドの音楽性が変わり始めたという。メンバーの中でライブでのサウンドに圧倒されたのが大きいらしい。でもそれだけでもなく、ボーカルの上杉氏自身の心の奥底の何かが新たなロック新のロックを導き出したという。それは翌年の”Secret Night”というシングルの発表からアルバム”Piece Of My Soul”でロックというものが色濃く現れている。自分自身、この頃シングル・アルバムを聴いて驚いたのは今でも覚えている。自分は若干14歳の中坊であったがこれらの曲の奥深さをあじわっていた。今でもこの辺のWANDSの曲は聴く度に曲の雰囲気での様々な感覚に触発される。しかし、同年でもライブツアーを行なって翌年の活動に注目していたのだが、意味深な詞で上杉氏の心理状態を歌ったとされる”Worst Crime"のリリース後すぐ、第二期の中期までのベスト版をリリースした後、上杉・柴崎氏共に脱退。これには度肝を抜かれた。オリジナルメンバーが全員脱退という異例自体の中、残った木村氏が和久・杉本氏を引き連れて第三期を1997年に実現。当に”WANDS継承”と言えよう。そして彼らは2000年6月の解体まで継承だけでなく試行錯誤を繰り返し新生WANDSサウンドの確立を成し遂げた。そこでの曲の凄さ、時代に見合った最新サウンド作り、そして拘りのある素晴らしい曲を残した。こちらの方の曲も今なお普段聴いている。どれも素晴らしいモノであり、90年代のロックバンドで五本の指にはいる程有名であると言っても過言ではない。それはCDのセールスが良かったことからではなく、詞曲の良さ・奥深さ・試行錯誤・メンバーの雰囲気での根本的な根拠から言える。特に上杉氏の詞の素晴らしさ、歌声は今でもこの人以上の人はいない気がする。簡単に言えば真似など到底できないような存在である。一方柴崎氏もギタリストとしてかなりの域に達しているという。和久氏も上杉に似た声だが、やっぱり違った。しかし、素晴らしいボーカリストでクリアな高音で歌うのだ。特にアルバム”AWAKE”での幅広いパワフルな歌い方だ。杉本氏はパワフルなギタリストであって作詞曲家というマルチな才能を発揮している。木村氏はアレンジャーとして後期ではリーダーとして君臨していたみたいだ。


Masterpiece!




第1期cloudy sky/もっと強く抱きしめたなら/この夢だけを
第2期世界中の誰よりきっと/星のない空の下で/時の扉/ありふれた言葉で/Don't cry/Jumpin' Jack Boy/世界が終わるまでは/Keep On Dream/Love & Hate/Million Miles Away/太陽のため息
第3期錆びついたマシンガンで今を打ち抜こう/Try Again/Brand New Love/明日もし君が壊れても/solger/Freeze/AWAKE/雲の流れる方へ/BLACK or WHITE etc...


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