
千代田線の憂鬱
【常磐線人生劇場】
上野〜取手間を走る常磐線
さまざまな人の人生模様を乗せ
今日も走る・・・・・
旋律の我孫子駅
深夜の大暴動
なにかタイトルがすごい事になってしまった。
常磐線。上野〜取手間を45分位の乗車である。
乗車時間のわりに駅数は少なく、結構な快速電車である。
途中並走する千代田線が各駅停車電車
常磐線が快速電車といったところだ。
この常磐線、残念ながら人身事故、天候不良によるダイヤの乱れが間々ある。
上野駅に向かう山手線 京浜東北線 の車内放送で
「常磐線は人身事故(及び天候不良)により運転を見合わせております」
を聞くとかなり憂鬱である。
常磐線方面の乗客は上野での下車を取りやめ、西日暮里に向かう。
反対方面よりの乗客も同じである。
常磐線において事故が発生すると千代田線 日比谷線(北千住を通る)などが振替輸送となる
西日暮里で下車をするとそこは、民族大移動の様相で
皆が一心不乱に千代田線改札口に向かう姿がある。
千代田線改札はフリー(開放)されており、ワッサカワッサカと人が流れ込んで行く。
まるで、アフリカ大陸を草原を求めて突き進むバッファロのように
やっとこさ、ホームにたどり着いてもホーム上人だらけ
2〜3本通過後にようやく乗車となる。
乗車する人々は怒りとアキラメとちょっとした興奮が入り乱れ扉になだれ込んでいく
扉が閉まり、重々しく走り出すのであるがここからが憂鬱の旅となる。
ここでちょっと、駅スパートもしくは電車の地図を見てもらいたい。
この千代田線 延々と各駅停車なのだ。
北千住〜松戸間 松戸〜柏間など普段ではお付き合いの無い駅に丁寧に止まっていく。
「亀有〜亀有〜。」両さんでもいればいいのだが・・・などと思っても
あ〜悲しき各駅停車。
サラに憂鬱となるのであるが、この千代田線我孫子迄しか行かないのである。
朝〜夕刻までは我が取手行きが時間数本走っているのであるが
帰宅時間となると何故か我孫子にて終了してしまうのである。
さて、我孫子までの乗客は無事なんとか家路に着くのであるが
それ以降の乗客は大変である。
振替輸送でとりあえず我孫子駅までは来れるのだが
我孫子駅へ来るのだが
我孫子駅に来てしまうのだ。
そう、我孫子駅に人が溢れるのであ〜る。
経験で一番凄かったのが5〜6時間常磐線が止まったとき。
それはもう、暴動寸前。
警察も借り出され、必死に暴動を抑え込んでいる。
哀れ、駅員さんは大変なのだ。
長時間待たされている乗客は、駅員に状況を聞く事しかできず
駅員しか頼れず
駅員が標的と生るのだ。
「おいっ、いったいどうなってんだ。いつ出発できるんだ。」
誰もが思う。
そのやり取りが5〜6時間続くのである。
乗客は駅員室を取り囲み、警官がなんとか防御し・・・
こんな、ごたごたにも職業が現れる。
植松 三郎(仮名)55才 営業事業部長
「君〜。いったいどうなっているんだねぇ。」
「私は約20年間常磐線に乗っておるが、こんなヒドイのは初めてだ。」
「一つ状況説明してくれまいか」
「なにぃ。状況が把握できていないだ。!」
「君は、ちゃんと対策用の仕事をしておるのかね?」
「マニュアルがあるだろ。マニュアルが。!」
「この様な事故は私も何度も経験しておる。」
「その傾向と対策を明記したマニュアルがあるはずだ。」
「君ぃ。そのマニュアルを私に見せたまえ。」・・・・・
植松三郎は45分間問い詰めた。
清水 幸吉(仮名)45才 営業 酔っ払い代表
「この状況を乗りきる方法がある。!」
「千代田線を臨時運行したまえ。」
「この様な緊急の場合は、他部署との連携。すなわち千代田線を運行する事によって、解決できるのだ。」
「顧客を満足させるためには、この様な裏技も必要なのだ〜。」
宗田 左右吉(仮名)
「そうだ。そうだ。」
「その通りだぁ。」
「そうだそうだ。〜・・・・・」
こんな奴も居る
「もしもし、俺。常磐線が事故でさ〜当分帰れないよ。」
「車で迎えに来るって。いいよいいよ。結構面白いから〜。」
「暴動だよ。暴動。警官もいて大騒ぎだぜ〜」
「ちょっと携帯で実況中継するから聞いとけなぁ。」
携帯を騒ぎの中にかざし
「どうよ。すごいだろ〜。」
「この行く末を見届けてから帰るからさぁ〜」
ここにも出現 飲み仲間
ホームに新聞紙を広げ宴会中
「俺達は、楽しく飲むモンねぇ」
「別に電車が動かなくったていいもんねぇ」
なんであるんだ1升ビン。ここでも豊富なおつまみ各種・・・
負けた負けた。君達の飲み精神。とことんやってくれ〜。
明日はChanと走るぞ常磐線
がんばれ常磐線&駅員さん
数々の困難を乗り切り
たのんだぞ〜。
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