闘病日記 <発病>

2.発病

休職から20日経った朝、いつものように起きて コーヒーを飲みながらメールのチェック。
突然、胸が張り裂けるような、胸の内臓をわし掴みにされるような苦しさに襲われたのです。
慌ててベッドに倒れ込みました。 苦しい・・ 呼吸が出来ない。吐き気もしてくる・・・

なに? いったい何が起ったの? 訳がわかりませんでした。

それから5分程して、やや落ち着いたので ただ事ではない と思った私は、悶え苦しみながら
救急車を要請・・ しかし、答えられない・・住所や名前、症状を聞かれるが、声にならない声で
答える事しか出来なかった。叫ぶように言った住所と名前、それでも対応の方がやっと聞き取れる
声だったようである。 なんとか救急車を呼んだので、その安堵感からか保険証だけを握り玄関に
倒れてしまった。かすかに聞こえるサイレンの音 わずかに残った意識の中で安心感を与えてくれた

気づくとタンカに乗せられていた。声をかけてくれる救急隊の方、返事をしても聞こえないらしい
手足の感覚がない事に気づいた。動かない・・・喋れない・・・声が出ない・・・ しかし私の目
だけが動く事に気づいてくれた。嬉しかった。意思が通じない事は悲しい事だと初めて気がついた。
救急隊の方々が話をしている。「この汗の出方、顔色は心臓だなぁ。へたに動かせないから慎重に」

え?心臓なの?心臓って左胸でしょ。私が苦しいのは、まん中だよぉ・・・そう思っても声になりません

やがて掛かり付けの総合病院へ運ばれる事になったのです。

「うーーん、ちょっと遠いなぁ。 高速使え」と隊長らしき人が指示をする。
救急車に乗って高速を走るの? 救急車も高速道路を使うんだぁ・・・
「大丈夫ですか? 苦しいですか? もうすぐだから。頑張って!」側にいた隊員の方に声をかけられた。
眼で「はい。頑張ります」と、答えた。通じているようだ。

”3.入院を読んでやるぞぉ”

”もういいってばぁ”